出典元:http://www.shin-godzilla.jp/index.html
公開されるや否や絶賛の嵐の映画「シン・ゴジラ」! 公開後4日後10億円突破、動員もすでに100万人を突破、邦画実写シリーズ初の1億人超え達成と、話題が広がっている。
筆者ももちろん鑑賞済みで、庵野監督の作り出した「シン・ゴジラ」の衝撃をいやというほど体感してきた。
「エヴァに似すぎている」とか「ヤシマ作戦を思い出した」などの感想は確かに一理ある! ただ、だからといっておもしろさが減っているなんてことはない。個人的には映画「ダークナイト」や「ウォッチメン」に匹敵する衝撃を持った超良作映画だった!
まだ観ていないという人は是非自分の目でご覧いただきたい! 映画料金以上の価値は必ずある映画だ!
そして、もうひとつ衝撃だったのが、以前筆者の書いた「シン・ゴジラ」の記事の予測が完全に外れたこと…。これに関しては、誠に申し訳ありませんでした!
目次
「シン・ゴジラ」はタワーディフェンスゲームだ!
「ゴジラ」というと、怪獣同士が戦ういわゆる「怪獣プロレス」をイメージする人もいるかもしれないが、今回の「シン・ゴジラ」は「怪獣プロレス」ではない。
怪獣という脅威が出現したことに対し、日本政府がどう対策するかという見せ方になっている。この見せ方が徹底してリアルなのが映画「シン・ゴジラ」の魅力だ。
脅威に対して国や組織が対策を練る…という要素は、あまりエンタテイメント系の邦画では見かけない。けど、我々ゲーマーならこのおもしろさを知っているハズ。
そう、対策を練るというおもしろさは、タワーディフェンスゲームのおもしろさ! つまり「シン・ゴジラ」のおもしろさとはタワーディフェンスゲームのおもしろさなのだ!
どの場所にどんな兵器を配備するか?
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=M89VLZgo1Vg
「シン・ゴジラ」では迫りくるゴジラの進行ルートを予測しつつ、自衛隊の持つ軍備を展開し攻撃する。
これなどはまさしく、タワーディフェンスゲームの基本システム。敵の進行ルートを予測し、どこにどんな兵器を配備すれば効率よく敵を迎撃できるか考える楽しさだ。
兵器によって配備するまでに時間がかかる
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=M89VLZgo1Vg
また「シン・ゴジラ」では、自衛隊を配備したり、武器を使用したりといったことに政府の承認作業が発生するため、攻撃するにもいちいち時間がかかる。フツーのアクション映画を見慣れていると、もどかしく感じることだろう。
だが、ここもタワーディフェンスゲームを思い出してほしい!
タワーディフェンスゲームでは、時間と共にお金などのリソースが貯まり、リソースを消費して兵器を設置する。つまり、タワーディフェンスゲームでもすぐに攻撃できるわけではないのだ。
怪獣撃退ものタワーディフェンスゲーム
怪獣撃退ものとタワーディフェンスゲームの相性がよいことを思い知らせてくれる「シン・ゴジラ」。
こんなに相性のよいジャンルが放っておかれているハズもなく、当然ながら怪獣撃退もののタワーディフェンスゲームは既にリリースされている!
ゴジラ 列島震撼
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=6DF2Vf8CDQc
自衛隊を操ってゴジラを撃退するという、まさに今回の記事にドンピシャなディフェンスゲーム。
BGMもゴジラ映画のものがそのまま使われているため、「シン・ゴジラ」にハマった!という人はテンション高くプレイできるだろう。
惜しむらくは、セガサターン向けにリリースされたゲームであるため、現在はプレイするのがムズかしいということ…。
ガメラ ギャオス撃滅作戦
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=i5nI4EegfgY
ゴジラではなくガメラでも、同様のディフェンスゲームがリリースされている。
やはり自衛隊を操って怪獣を撃退するという内容。
こちらはスーパーファミコン向けのゲームだ。
ウルトラ警備隊 モンスターアタック
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=WJh3lBEx_Jo
怪獣といえば、「ウルトラマン」シリーズもわすれてはいけない。
ゲームボーイアドバンス向けにリリースされているこの作品は、ウルトラマンではなく地球防衛軍を操作して怪獣を撃退するという内容。
ただ、ゲームシステムとしてはディフェンスゲームというよりも、ターン制シミュレーションゲームに近い。
大怪獣デブラス
出典元:https://www.youtube.com/watch?v=zs1VmrIDe5k
ファミコン向けにリリースされていた、怪獣撃退ものディフェンスゲーム。
デブラスを倒せる唯一の希望・古代鳥獣ヤセギュルウスの卵をゴールまで運ぶというゲームで、地球防衛隊となって兵器を駆使してデブラスの侵攻を食い止める!
怪獣映画愛に溢れたパロディやオマージュが満載なので、怪獣映画ファンからの評価が高い!
スマホでできるオススメタワーディフェンスゲームは!?
以上のように怪獣撃退ものタワーディフェンスゲームはリリースされている…けれど、どれもゲーム機的に今いま遊ぶのはムズかしい…。
そこで最後に、怪獣は出ないけどスマホで楽しめるオススメなタワーディフェンスゲームをご紹介!
宇宙防衛:コロニーウォーズ
エイリアンを迎撃するSFタワーディフェンスゲーム。シチュエーション的には怪獣撃退ものに近いといえる。攻撃が多彩なのが魅力!
大攻城!三国×戦国クロスバトル
三国志の武将や戦国武将が転生して活躍する戦略+ディフェンスゲーム。ディフェンスゲーム要素だけでなく、他プレイヤーと城を取り合う戦略ゲーム要素も用意されているので、戦略を考える楽しさを求める人にオススメ!
城とドラゴン
ディフェンスゲームの仕組みを使って対戦プレイが楽しめるという新タイプのディフェンスゲーム。登場するモンスター・サイクロプスの必殺技・目からビームは見た目的にも威力的にも、シン・ゴジラの放射熱線を思わせる!
是非映画とタワーディフェンスゲームを体験してほしい
「シン・ゴジラ」は今の時代を切り取った、今観ることが最高におもしろい映画! 普段映画を観ないという人も是非本作は劇場でご覧いただきたい!
そして、終わった後「よくわからなかった…!」という場合はタワーディフェンスゲームをレッツプレイ! 脅威を撃退する人間の気持ちがわかるので、映画への理解が深まるハズ。