ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン、その2号機。
搭乗者、レーツェルの愛馬の姿を模した形態へ変形する特機。
それが―――
「アウセンザイター」
番狂わせの穴馬と部外者としての立場に由来する名を持つ黒き巨馬『トロンベ』を大特集!
トロンベよ、今が駆け抜ける時! byレーツェル・ファインシュメッカー
アウセンザイター
形式番号:DGG-XAM2
分類:ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン【2号機】
異名:『トロンベ』
全高:55.9 m
重量:165.5 t
走行補助:テスラ・ドライブ
開発者:ビアン・ゾルダーク、テスラ・ライヒ研究所
パイロット:レーツェル・ファインシュメッカー(エルザム・V・ブランシュタイン)
メカニックデザイン:安藤弘
グルンガストシリーズの後継プロジェクトとして開発されたダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG、ダブルG)シリーズ全4機のうちの2号機。
0Gシリーズの2から初登場。
レーツェル・ファインシュメッカーことエルザム・V・ブランシュタインの搭乗する専用機。
名称は、番狂わせの穴馬「ダークホース」の事を指す言葉。
また、もう一つの意味として英語で「アウトサイダー」、つまり部外者というレーツェルの立場を示唆するものでもある。
戦闘方法の「意外性」を示唆するともされ、様々な解釈が可能な名前。
命名したのはレーツェルだが、多分に漏れず彼は自らの搭乗機は「トロンベ」と呼ぶ。
DGGでは唯一DMLが搭載されておらず、通常の操作系統となっている。
人型から馬型へ変形する可変特機で、馬の形態はレーツェルの愛馬だったトロンベの姿を模しており、本人はご満悦。
ちなみに、この変形。人型の時の2倍程の大きさの馬になる為、意外と内部に空洞があるよな?と言われているw
合体技の為の変形
変形機構に関しては前述しているが、この変形はダイゼンガーとの連携の為だけに存在するといっていい。
何故かと言うと、馬型での戦闘が一切考慮されていない為、単体で戦うようなシーンは皆無。
まさに、ダイゼンガーを乗せる為だけにある機能なのだ。
しかもこの連携は、ただ馬に乗った武者が敵をぶった切るという工程を極限までかっこよくした演出がなされた上、破格の破壊力を持つ技として登場する。
考えてみれば、ダイゼンガーも気合で強くなる機体。
このアウセンザイターもまた、レーツェルのノリで強くなる機体。
単体でも猛威を振るう機体同士だが、二人が協力した時、その強さは他の機体を圧倒する。
呼ばれない正式名称
さて、ここまで読み進めて頂いたが、機体の名称を覚えているだろうか?
そう、トロンベ―――じゃない。
正式名称は、アウセンザイターだ。
舌かみそうだなW
だが、実はこの名称、本編ゲーム内で名乗りの時以外、ほとんど呼ばれた事が無い。
戦闘中やイベントでは、レーツェルは完全に『トロンベ』としか呼ばない上、敵や味方からも呼ばれる事がない。
せっかく自分でつけておきながら、その名前を浸透させようとはしない搭乗者にも問題はあると思うが、呼びにくいってのもあるかも?
筆者も個人的にはトロンベと呼んでたし―――
みなさんは、どう呼んでた?