ウィングガストで空を飛び。
ガストランダーで砲撃をする。
それが―――
「グルンガスト」
シリーズで最もスーパーロボットらしい機体で、全ての元となった超闘士を大特集!
計都羅喉剣!暗剣殺! by主人公(第4次スーパー系)
「超闘士グルンガスト」
正式名称:超闘士グルンガスト
分類:試作特機型人型兵器(グルンガストシリーズ)
型式番号:SRG-01
全高:48.7 m
重量:357 t
動力:ブラックホールエンジン(第4次)
プラズマ・リアクター
装甲材質:VG合金
補助MMI:脳波制御装置
音声入力式武器選択装置
開発:テスラ・ライヒ研究所
主なパイロット:イルムガルト・カザハラ
ヴィレッタ・バディム
メカニックデザイン:宮武一貴
「テスラ・ライヒ研究所(テスラ研)」で開発されたスーパーロボット。
戦況によって効果的に運用できるように、人型形態・戦闘機形態「ウィングガスト」・戦車形態「ガストランダー」の三段変形機構を持つ。
第4次では、「ダイターン3」を基本コンセプトとしたとされ、変形の形態も同じモノになっている。
変形やハードな戦いでの関節部の負荷を緩和する為、重力制御技術によって慣性質量を操作するTGCジョイントを採用している。
ガンダムのマグネットコーティングの重力制御版といったところだ。
見た目のインパクトも相当なモノだが、やはり負荷がかかるんだなw
武装もスーパーロボットらしく、ロケットパンチに相当する「ブーストナックル」をメインに、「ファイナルビーム(グルンガストビーム)」のような内蔵火器が多く搭載されている。
そして、やはりスーパーロボットにはお約束として必殺の剣「計都羅喉剣」を使用して繰り出す「計都羅喉剣・暗剣殺」という必殺技を持っている。
正にお約束をひとまとめにしたようなロボットになっていると言えるだろう。
あくまでメインは人型形態による戦闘だが、各地形に適応できる柔軟性を持っている為、グルンガストシリーズで最もバランスのいい機体。
後のグルンガストシリーズの元となった機体でもある。
流石に欠点も存在していて、まず運動性が低いのはスーパー系の宿命だろう。
また、変形機構などが複雑すぎるため、メンテナンスが困難な上、ワンオフの機体なので他のマシンとの互換性が皆無だから代えがきかない。
初登場の作品
『第4次スーパーロボット大戦』及び『スーパーロボット大戦F完結編』主人公の後期ユニット(スーパー系)。
ゲシュペンストの後継機という扱いでヒュッケバインとは対になる関係。
後のαシリーズやOGシリーズでは複数機体が同時開発されていたことになっているが、初登場時は完全ワンオフの機体として作成されている。
名前の由来
グルンガストの名前の由来は「『グルン』と回って『ガスッと』変形」とされていた。
後に『別冊ゲーメスト ワールド vol.7』(1996年6月15日号)の阪田雅彦氏のインタビューでは、語呂合わせで名付けたと語っている。
「グルンガストは、完全にゴロですね。まったく意味はありません。力強さを出すために濁音を含ませ、「ン」を入れたくらい…です」
というコトらしい。
やはり、スーパーなロボットは、濁音がついていないと恰好がつかないというところかw