牛頭の仮面をかぶった怪物。
迷宮の奥に潜む生贄を求める影。
その正体が―――
「アステリオス」
父に見捨てられた悲運の怪物「ミノタウロス」を大特集!
おだやか…なのは…きらいじゃ、ない。ここは……あたたかい、ね byアステリオス
FGOでの「アステリオス」
真名:アステリオス
身長:298cm
体重:150kg
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ
属性:混沌・悪
性別:男性
CV:鳥海浩輔
イラスト:しまどりる
『Fate/Grand Order』に登場する「バーサーカー」クラスのサーヴァント。
メインストーリーでは第三章では、エウリュアレを黒髭から守るために結界を展開して迷宮(ラビリンス)に閉じこもっていた。
その影響で主人公たちは足止めを喰らってしまうが、最終的にエウリュアレと一緒に主人公たちと黒髭、またアルゴノーツに立ち向かう。
アルゴノーツ戦では、ヘラクレスと戦い命を一つ奪うまでの戦果を挙げた。
ヘラクレス同様に狂化Bだが、たどたどしい口調ながら会話が可能で、心優しい面もある。
ミノタウロスという怪物ではなく、アステリオスという一人間として見てくれるマスターやアウリュアレを裏切るコトはない。
原典の「アステリオス」
ミノタウロスという怪物
アステリオスとは、ミノス王の妻、パーシパエーがポセイドンの白い雄牛と交わり生まれた牛の頭をした子供。
本来の名前であるアステリオスとは、「星」または「雷光」を意味するが、「ミノス王の牛」を意味する「ミノタウロス」と呼ばれるようになる。
ミノス王は、日に日に狂暴になるミノタウロスに困り果てて、名工ダイダロスに命じ迷宮「ラビリンス(またはラビュリントス)」を建造、そこに彼を幽閉した。
ミノタウロスに9年の間に7人の少年と7人の少女を生贄(食料)として送る事とした。
アテナイの英雄であるテセウスは、三度目の生贄の際、自ら志願してラビリンスに向かう。
そして、ラビリンス内でミノタウロスを打ち取ると、ミノス王の娘、王女アリアドネから譲り受けた毛糸を使って脱出不能のラビリンスを脱出したのだった。
この怪物の伝説の原典は、クレタ島で実際に人と牛とが交わるという祭、または儀式だと言われている。
ただの怪物として描かれるコトが多いアステリオスだが、FGOのように理解者がいたなら運命は変わっていたかもしれない。
伝説を見直しつつ、アステリオスと共に戦うのもいいんじゃないかな?
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