剣と盾を持ち、戦場に立つ赤髪の女王。
ネロ皇帝に撤退を決意させる程の戦いをみせた戦上手。
それが―――
「ブーディカ」
不運に見舞われ、時代に翻弄された母にして、勝利の女王「ブーディカ」を大特集!
私の別名は勝利の女王。名前負けはしなかったかな byブーディカ
Fateでの「ブーディカ」
真名:ブーディカ
身長:174cm
体重:62kg
出典:史実
地域:欧州
属性:中立・善
性別:女性
CV:斎藤千和
イラスト:蒼月タカオ
『Fate/Grand Order』に登場する、「ライダー」クラスのサーヴァント。
西洋式の剣と盾を持った赤髪の女性。
一世紀のブリテンの女王。
FGOの第2章では、同時代の混乱を解決するためにネロの陣営で、主人公たちと共に戦う。
ローマ帝国の敵として、複雑な気持ちもあるようだが、混乱による各地の被害を食い止める目的でネロの元にいるサーヴァント(既に時代的に故人)。
見た目は若いが、高い包容力を持ち、面倒見の良い世話好きのお姉さん。
まぁ、実際二児の母であるので、ある意味この包容力はそこで培われた性格なのだろう。
史実の「ブーディカ」
ブーディカは、東ブリタニア(現在のイギリス)のノーフォーク地域を治めたケルト人イケニ族の女王。
当時はローマ帝国が猛威を振るっていた時代、イケニの王であったブーディカの夫プラスタグス王は、帝国と共同統治の盟約を結んでいた。
だが、ある時、稲妻に怯えた暴走馬がブーディカを襲いそうになったのをプラスタグス王はかばって負傷。
ブーディカの献身的な介護の甲斐なく亡くなってしまった。
ローマ皇帝であるネロは、これを相続する男児なしと判断して国の全権を奪おうとする。
いつの時代も、相続問題はいやなものだ。
プラスタグス王とブーディカの間には娘が二人しかおらず、当時のローマでは相続権が男性にしか与えられていない為、そういった解釈となったとされる。
そう、ローマでは―――
だが、後年の記述などによると、これはネロ本人の判断というより家臣である高官の狡猾な知恵だったと思われている。
国はローマ帝国軍に蚕食されていき、ブーディカの娘たちまで凌辱されるという、エロ同人みたいな事態を引き起こす。
いくらなんでも、そりゃ怒るって話だ。
60年から61年頃、ブーディカ女王はローマに対し部族をまとめあげて大規模な反乱を起こした。
故地カムロドゥヌムの奪回に始まり、数多くの戦果を挙げていく。
ローマ帝国植民地の攻略。
ローマ軍第9軍団ヒスパナとの戦闘に勝利。
ロンディニウム(現在のロンドン)まで攻略。
ウェルラミウム(現在のセント・オールバンズ)にも攻め込んだ。
正に鬼神のごとき戦いぶり。
常勝の彼女を謳い、「勝利の女王」とまで言わしめた。
この戦況に、皇帝ネロは撤退を決断するまでだった。
この後、結果的にローマ帝国軍は、ワトリング街道の戦いでブーディカを打ち取るコトに成功はしたが、被った被害の大きさは甚大だった。
後年、歴史の中のこの戦いが知られてから、彼女はイギリスの重要な文化的象徴とされるようになった。
こんな時代背景を思い浮かべつつ、彼女と戦ってみるとセリフ一つ一つに熱いものを感じられるハズだ。
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