『Fate/Grand Order』の期間限定イベント「星の三蔵ちゃん、天竺に行く」。
今回のイベント、ストーリー本編をプレイするのに時間を待つ必要はないけれど、挑戦するにはイベントアイテムの「功徳の札」を一定量消費する必要があるようです。
クエスト開始に必要な消費量は巻を重ねるごとに増えていくので後半は札集めに苦労させられそう。
ただこの札…ストーリー終わった後余分に余ったら使い道はあるのだろうか?…前回のおにぎりみたいにQP交換だけじゃいやですよ?
第二巻「平頂山 蓮華洞の妖姉妹」
今回は金角&銀角が登場する回。そのロールを与えられたのはステンノ&エウリュアレ。
うん、すっごいハマり役だね。
金角&銀角は『西遊記』において5つの宝具を使って悟空たちを苦しめた妖怪であり、その正体は三蔵一行を試すために大上老君より遣わされた童子達が化けたもの。
…彼女らは原作通りに玄奘三蔵一行に襲い掛かって試練を与えるつもりのようです。
…試練(ドSによる可愛がり)を与えるつもりのようです。
場所は変わって三蔵一行。メンバーがそろっても相変わらず西を目指し続けます。
補給なしで旅を続けたため消耗していく三蔵ちゃん達。
本来、道中の食糧は孫悟空が筋斗雲で周辺の村や家に赴いて托鉢して手に入れてたのだが、ぐだ子がそれを出来るはずもなく…でも忍殺語はやめろ。
とりあえず三蔵ちゃんはほっといて今回の事象について考える3人の弟子たち。
サーヴァントの魔力を補給している存在は誰なのか?
なぜ3人の弟子や敵がロールを与えられた代替品なのに三蔵法師だけが本物なのか? いろいろと疑問はつきないのだけどはたして…?
そのことについて三蔵に尋ねてみると弟子たちは暇を出したという。『西遊記』本編中では何度か悟空を破門していたのだが、暇を出した…それも3人いっぺんにというのはどうも変だ。
破門したわけじゃないんだよね?
…まあそれはともかく白龍が洞窟を見つけたのでとりあえずそこに行くことに。
途中孫悟空っぽいシルエットが。配布サーヴァント的ななにかとして出てくるのかな?
洞窟の中は食料庫。
早速食べようとする三蔵ちゃんだったがこれは罠だと白龍がインターセプト。
金角&銀角として現れたゴルゴン姉妹登場。彼女たちはハマり役過ぎて本来の人を破滅させる女神的な本質がはみ出しちゃっているとのこと。
とにかく金角&銀角として対峙する三蔵法師一行。金角&銀角といえば「呼びかけに答えた相手を吸い込んで溶かしてしまう瓢箪」が有名。
彼女たちがその瓢箪「紫金紅葫蘆」をはじめとした宝具を持っていないことに疑問を抱く一行だが「宝具は必要ない」という。
…ああなるほど、洞窟自体が瓢箪と同じ性質を持っているということか、ココに長居すると生きたまま溶かされてしまうと。…ん?
サーヴァントたちはともかく、ぐだ子はここに長居はまずそう。幸い2人は戦闘向きのサーヴァントじゃないので速攻で二人を倒せば何とかなるかもしれないが…?
あ…そうだった。こいつらゴルゴン3姉妹だった。
そういやあなた他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)なんつー宝具持っていましたよね?
効果は一定範囲内の生き物全てを生きたまま溶解させて魔力を吸収する結界を展開する…まんま紫金紅葫蘆ですね。
銅角。戦闘要員。原作における瓢箪的ポジション。はたして彼女が姉たちにどのように思われているのかが気になりつつも戦闘開始!
戦闘では前座なしで銅角をセンターに銀角、金角の三姉妹勢揃い。
とりあえず男性対象スキルが多いので女性サーヴァントで固めとけば大丈夫かな?…まあヘラクレスで速攻ボコってスキル発動前に倒したほうが速いかもしれないけど。
最後は三蔵ちゃんの宝具発動でフィニッシュ。やっぱりスキル「高速読経」のNPチャージ力はすさまじい。こういった前座なしのバトルですごく役に立つ。
てなわけで戦闘終了。姉2人は逃げました。
まあ金角&銀角は原作じゃ孫悟空の策略で両方とも瓢箪に吸い込まれてしまうのだけど…うん、やっぱあの2人ハマり役だわ。
『西遊記』では退治したネームド妖怪は極力殺生しない方針が多いです。…そのかわり仏門に下らせる。
そういえばメドゥーサさんスキル「怪力」持ちだけど趣味・読書な人でもありましたね。てなわけで大慈恩寺の蔵書庫へと向かうメドゥーサさんなのであった。
第三巻「火雲洞 聖嬰大王紅孩児」
『西遊記』の原作知識…というか前回の孫悟空との旅を覚えている三蔵ちゃん。ネームド妖怪の根城を避けてけばいいんじゃねと提案。
いや確かに無駄な争いを避ける意味でも正しいとは思うけど、試練の水増しを平気で行う天界が困難を避ける行動を許すかというと…うん。
まあそんなことを話しているうちに一行を呼び止める声が…!
そこにはモードレットの姿が!…どうでもいいけどぐだ子さん? 仮にもサーヴァント相手に扱いがぞんざいすぎやしないですかね?
モードレットのポジションは紅孩児…はい、これで牛魔王のポジションも判明しましたね。
菩薩の御前で改心って…いや、紅孩児ってたしか刃物でできた台に縛り付けて…ぶっちゃけ脅迫に近い形で仏門に下らせてましたよね?
だからなんじゃね? と思ったのだけど…
あ、この子いろんな意味で単純素直だわ。バかわいい。
…目の前の敵をほっぽいて牛魔王の正体当てに興じる豚さんたち。
牛魔王か…やっぱり乳上…アルトリア(槍)なんじゃね? 牛魔王なんだし。
まあ、それはともかく紅孩児の潔さに三蔵ちゃんの印象もダダ上がり。半分ぐらいトモダチだとまでいう始末。
三蔵ちゃん、こういうワンコ系…というか素直なタイプが好きなのかな?…とにかく(半分)トモダチとして紅孩児との戦闘開始!
戦闘はいきなりボス戦で紅孩児一人のみのバトル。
自己バフでバスターアップやチャージ増加などしてくるので油断する&運が悪いと強化された宝具を不意打ちで食らうことになるかもしれないけど…
バーサーカーで削った後三蔵ちゃんの宝具でフィニッシュ。カラリパヤットの飛び蹴りが炸裂…怪鳥蹴り?
戦闘終了後も潔い紅孩児さん。あっさりと経典を渡して去ろうとします。とはいえ自宅にも牛魔王のところにも帰るつもりはないようで。
…モードレットって『アーサー王物語』じゃ本気で国を滅ぼす算段を立てる根っからの悪だったんだけど。なにがどうなってこうなった?
紅孩児の母親…羅刹女か。モードレッドの母親つったらアーサー王の姉のモルガンなんだけど…FGOにはまだ出てないよな?
とにかく母ちゃんに気をつけろという言葉を残して紅孩児は去って行った。
…まあ誰が役割を当てられるにせよ次の相手が羅刹女と牛魔王ということはわかった。
てなわけで第三巻は終了。次回へ続く!
…いや、こうしてみると意外と敵味方共にハマり役多いな。…八戒はアレだけど。