最新作「アイドルマスター プラチナスターズ」の発売を7月28日に控え、盛り上がりを見せております765プロダクション。
ちゃんと13人全員参加、PS4をフルに活かした超グラフィックに進化しております。
765アイドルが全員、同じステージで歌って踊る……なんと素晴らしいことなのでしょう。
期待で待ちきれないPも多いと思いますが、今回は原点回帰としまして。
高槻やよいちゃんがよく使う「ハイ、ターッチ」という言葉の誕生秘話。また声優:仁後真耶子さんの、やよいに対する想いを。
アイマス雑学第6回である今回は、ほっこりできるエピソードについて少しだけ振り返ってみましょう。
アイマスキャラはかわいいなぁ。ってPさんは下のリンクからどうぞ。(デレマス分強め)
やよいの「ハイ、ターッチ」は勘違いから生まれていた?
コミュや挨拶でやよいが求めてくる、ハイタッチ行為。
いぇい!と手を合わせ、一日の士気を高めるPも多かったでしょう。
名前の通りHigh Touchから来ているのは明確ですが、少しだけ違う印象があります。
https://youtu.be/TCYRPfiHgS8
動画3:50ごろにハイタッチ
ハイ と タッチの間が区切られているのですね。ハイ、ターッチ と。
普通なら「ハイタッチ」とひとまとめな気がしますが、やよいのは基本的には独特な感じがします。
この一種の「お約束」が生まれたのは、実は仁後真耶子さんの勘違いからでした。
2008年の始め頃、インタビューにて仁後さんはこう語られています。
「ハイタッチ」というセリフがあるのですが、本当は「ハイタッチ(High Touch)」というべきところを「はい、タッチ」だと勘違いしていたんです、ずっと。
それでこのまえドラマCDの収録があって、別の声優さんがドラマ中でハイタッチの説明をしているのを聞いて、「あ!しまった!」って焦ったんです(笑)。
▲出典:http://www.famitsu.com/anime/news/1214115_1558.html
英語ではなく、合図の方の「はい」だと思われていたのですね。
ですからやよいがする時は「ハイ、ターッチ」と一瞬区切られる事になりました。
間違いだったなら修正しないの?と思いますが、ここにほっこりエピソードがあります。
これに対し、初期から担当されていた元アイマス総合ディレクターである石原章弘さんは、OKを出されました。
あとでディレクターさんにそのことを聞いてみたら、「やよいらしいからいいかな、と思ってオーケーにした」って言われたんです。
やよいだったら言いそうなことだということで採用になっていたらしいんです。
▲出典:http://www.famitsu.com/anime/news/1214115_1558.html
やよいらしいから。確かに、とてもやよいらしいです。ハイタッチと短くされたら、違和感が残るレベルでしょう。
そういう事で今では二次創作なども含め、区切ってこそ元気なやよいらしい。と言わんばかりの事実となっています。
声優さんの一つの間違いがキャラのらしさを深め、ディレ1さんもOKを出す。また、Pもその通りだと感じ、キャラの基盤として築き上げられていく。
みんなで作られていったという感じがして、実にアイマスらしいエピソードだと思います。
うっうーについても最初は悩んでいた
ちなみに、もう一つの代名詞である「うっうー」は最初、どう演じれば良いのか悩まれていたそうです。
やよいは、いちばん最初に「うっうー」というセリフがあって度肝を抜かれました(笑)。
日常会話で「うっうー」なんて擬音をしゃべる機会は滅多にありませんよね?
それで、「どうやってしゃべったらいいんだろう?」ということで、かなり悩みました。
▲出典:http://www.famitsu.com/anime/news/1214115_1558.html
確かに珍しい単語ですよね。ご本人もどう演じるか悩まれていたようで。
意味不明ですが、だからこそ天真爛漫で可愛いんですよね。
最初は濁って発音したらいいのか、それともはっきり発音したほうがいいのかわからなくて、濁って発音していたんです。
そうしたら、ディレクターさんから「はっきり発音してください」ってリクエストされて、
この子は「うっうー」って言う子なんだ……ということで、自分のなかでやよいというキャラクターがガツンと来たんです(笑)。それからは、ほとんど悩まなくなりました。▲出典:http://www.famitsu.com/anime/news/1214115_1558.html
濁っての発音は、今だと悲しい時な感じになります。
そして、ここでもまたディレ1さんの指示が。こういうことがあって、今のやよいに形作られていったのですね。
仁後さんはやよいをもっとしっかり者にしたいと思っている?
余談ですが、こんな想いも語られています。
最近やよいで申し訳なく思うのは、最初の性格から少し変化してしまったことです。
本当はもっと真面目でしっかり者のハズだったのですが、だんだんふわっとしたキャラクターになってきてしまったみたいなんです。
最近は、台本にもどんどん擬音が多くなってきました(笑)。やよいは5人姉弟の長女だし、ゆくゆくはもっとしっかりとした部分も見せられたらいいなって、個人的には思っています。あのしゃべりかたを直してあげないといけないかな……と(笑)。
▲出典:http://www.famitsu.com/anime/news/1214115_1558.html
大家族の世話役と学校、そしてアイドルもこなして家計を支える……。
確かに、やよいはシッカリしている子です。ですが、ふわっとしたイメージが強いのも事実です。
この事を仁後さんは当時憂えていたそうで、もっと大人なやよいも見せたいと思われていたそうです。
軽く8年近く前のお話になるので現在はどう思われているか分かりませんが……Pの皆様でしたら、何となく結果はお分かりでしょう。
ちなみにプラチナスターズのキャラ紹介では、こんな風になっています。
……うん、最新作でもきっと、やよいはやよいらしく天使でしょうね!!