ポケモン噂の事件簿!
このシリーズでは、これまで世に出てきたポケモンのゲームやアニメ、その他ポケモンにまつわるネタを紹介していきます。
都市伝説や噂話、気になるネタ、あまり知られていない設定などなど……。
これを読めば、今までよりさらにポケモンに詳しくなれるかも!?
呼び名問題!
海外でも人気のあるコンテンツ、ポケットモンスター。
日本と同じように、それぞれのモンスターにファンがいたりする。
中でもやはり、日本人のように「ピカチュウが好き!」という人は多いようだ。
出典・・・http://worldgames.blog.jp/archives/1051314369.html
さすがピカチュウ。国民的な人気を誇っているだけはある。
ところが最近、このピカチュウをめぐってある問題が起きているというのだ。
言葉を統一?
問題が起こったのは、海の向こう、香港。
出典・・・http://eye.med.hokudai.ac.jp/gourmet_bible_other_world/other_world_001.html
なんでも香港のメディアによると、ピカチュウの名前が変わってしまうという大問題が起こったようだ。
いつの間に改名を……?
え、ピカチュウは外国でもピカチュウじゃないの……?
実は香港では、Bei Ka Chiuという広東語の響きでピカチュウは浸透しているらしい。
ところがこれが、中国語のPei Ka Yauに改名されようとしているのだ。
一体誰が?
それは他でもない、任天堂さんである。
どうやらキャラクターの名前がばらけてしまっているよりは統一されていた方が良いだろう、
と考えての変更案だったようだ。
しかしそれが、思いも寄らない事件へと発展していった……。
デモまで!?
言語というのはその地域に住む人たちにとってはとても大切なもので、
それは香港の人たちにとっても同じはずである。
だから、自国の言語……ひいては文化そのものをないがしろにされている感じがしてしまったのだろう。
一部ではデモなども起こり、署名活動も行われたのだとか。
出典・・・http://world-action.net/archives/41476
デモは20人ほどが参加し、日本領事館に行進したという。
ちなみにその時のデモが、こう呼ばれていたらしい。
香港の一部ファンたちは「標準中国語の発音と広東語の発音が異なること」、「幼いころの記憶が塗り替えられてしまう」、「世代間でコミュニケーションの溝が生じる」といった理由で反発、30日に20人あまりが「10万ボルトの特大デモ」を実施。
出典・・・http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20160601/Searchina_20160601010.html
10万ボルトの特大デモってなんだよ!
そのくらい衝撃を与えるデモなんだぞ的なことかな?
それともリアルに10万ボルトを発している何かしらの武器を所持していたのかな?
後者だったらちょっと怖すぎる。
とりあえず、めちゃくちゃポケモンを愛しているんだなということは充分伝わってきたけども。
騒動の余波
このデモを受けてどうするのかはさておき、騒動はあらぬところへと飛び火していたりもする。
香港で開催されるはずだったポケモンイベントが、このデモのため中止になったというのだ。
改名に対してそこまで否定的ではないファンからすれば、
「騒動が起きたからせっかくのイベントがなくなった!」と不満も漏れるだろう。
どちらの言い分も分かるだけに、難しい問題だ。
みんなポケモンが好きなのに、好き同士でもわかり合えないところがある。
ポケモンに人間という生き物の難しさを教えられた……気がする。
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