日本のみならず、海外でも大人気のポケットモンスター。
一部の国では諸事情により規制されているところもあるようだが……。
イスラム圏内ではポケモンは禁断の遊び!? ポケモンをゲットできない、宗教上の理由とは【ポケモン噂の事件簿56】
そういった例外をのぞけば、おおむねどの国でもポケモンは幅広い年代に受け入れられている。
出典・・・http://www.pokemon.co.jp/ex/wcs2015/about/
今回は、そのあまりの人気ゆえに起こったある事件とその後のエピソードを紹介しよう。
悲しい事件
その事件は、2016年5月にアメリカのオハイオ州で起こった。
出典・・・http://kaytaka.blog35.fc2.com/blog-entry-1752.html
その地に住んでいた、ブライスという少年が今回の主人公だ。
彼、ブライス君はポケモンが大好きで、ポケモンのトレーディングカードもちゃんとコレクションしていたほどだ。
出典・・・http://ameblo.jp/yugi-project/entry-12032328909.html
きっとブライス君にとっては宝物だっただろう。
その宝物が、あろうことか盗難にあってしまったのだ。
どうやら犯人もまた少年だったようなのだが、ポケモンの人気が高すぎるゆえに起こってしまったのだろう。
近所の子供たちから話を聞いた警察が犯人を突き止め、ブライス君のカードは無事返却された。
……かに思われたのだが。
どういうわけか、コレクションの一部がなくなっていたというのだ!
戻ってきたと思ったら大事なコレクションの一部が紛失していたことにブライス君はとても悲しんだ。
と、ここで終わればただの悲しい事件なのだが、これには続きがあった。
ちょっといい話
この事件を担当していたのは、クリーブランド警察の警察官、ジミー・グロテンラスという方である。
ジミーさんは、悲しむブライス君を見てとても心を痛めた。
そこでジミーさんは、ある行動を起こしたのだ。
なんと、自分が過去に集めていたポケモンのカードコレクションを、ブライス君にプレゼントしたという!
そう、彼もまたかつて大のポケモンファンで、ブライス君と同じようにカードを集めていたのだ。
ジミーさんがあげたコレクションの中には、かなりのレアカードもあったのだとか。
思わぬプレゼントに、ブライス君は大喜び。
その後、ジミーさんと熱くポケモンについて語り、ふたりは友人になったそうな。
なんとも心が温まる話ではないか。
こちらが新たなコレクションをもらいテンションマックス状態のブライス君、そしてジミーさんが微笑んでいる一枚。
出典・・・http://www.cnn.co.jp/fringe/35083045.html
ポケモンによって起こった事件だけど、ポケモンのおかげで少年に笑顔が戻った。
海の向こうで起こった、ちょっと深イイ話である。
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