アサシンらしくない派手で美しいアサシン。
ダンサー、ストリッパーで女スパイ。
それが―――
「マタ・ハリ」
第一次大戦中に多くのフランス軍・ドイツ軍の将校を魅了し続けた魔性の女「マルガレータ」を大特集!
ウフフッ。誘惑はお嫌いかしら? byマタ・ハリ
FGOの「マタ・ハリ」
真名:マタ・ハリ
本名:マルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレ
身長:165cm
体重:49kg
出典:史実
地域:フランス〜ドイツ
属性:混沌・中庸
性別:女性
CV:種田梨沙
イラスト:こやまひろかず
設定担当:東出祐一郎(ソース)
「Fate/Grand Order」に登場する「アサシン」クラスのサーヴァント。
第1次世界大戦時にスパイとして活躍し、女スパイの代名詞的存在となった女性。
扇情的な服装をした踊り子で、「Fate/Grand Order」のメインストーリーでは登場していない。
イベント「歌うカボチャ城の冒険~マッドパーティー2015~」では、門番として主人公たちの前に立ちはだかった。
人懐っこく明るく朗らかで、男の扱いに慣れた魔性の女。
クラススキル「気配遮断」を所持しない珍しいタイプの「アサシン」で、代わりに自分自身を敵対者と感じさせない固有スキル「諜報」を所持する。
魅了、情報収集などに長けるが、戦闘能力は他の英霊より低い。
本人もあまり強くないコトを自覚している。
また、真名である「マタ・ハリ」は、ダンサーとしての芸名である。
史実の「マタ・ハリ」
マタ・ハリは、フランスのパリを中心に活躍していたマレー系オランダ人の踊り子、ストリップダンサー。
1876年8月7日、オランダにて、アムステルダム生まれのアダム・ツェレと、ジャワ系の母アンテェ・ファン・デル・ムーレンの間に、彼女、マルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレは、生まれた。
4人兄弟の長女で、父が投資を成功させて裕福であったコトから、マルガレータは13歳まで上級学校に通っていた。
しかし、マルガレータの父が破産後、両親の離婚や母の死によって一家は離散していく。
マルガレータは後見人が住むライデンに移住して、幼稚園の教諭になるために勉強をはじめた。
だが、その学長の彼女に対する露骨に戯れる態度に気分を害した後見人によって施設から連れ出されてしまう。
数か月後、彼女は叔父がいるデン・ハーグへ。そこで結婚して、2児を儲けたが離婚するコトに。
20世紀の初頭にはパリへ移住し、ジャワ島よりやってきた踊り巫女という触れ込みのダンサーとなった。
「オリエンタル・スタイル」の舞踊を演じ、芸名を「マタ・ハリ」とする。
芸名の意味は、マレー語(インドネシア語あるいはムラユ語)の「太陽」や「日の眼」とされる。
ダンサーである彼女は、高級士官や政治家たちを相手する高級娼婦でもあった。
彼女は、マタ・ハリとして、無数のフランス軍やドイツ軍の将校たちとベッドを共にして諜報活動をしていった。
だが、マタ・ハリの活動については全容が明らかにされておらず、どれ程の影響を与えたかは今だ闇の中である。
1917年に、彼女はフランスにおいて二重スパイの容疑で捕らえられた。
彼女はサンラザール刑務所にて、10月15日に銃殺刑に処せられ、その生涯を閉じた。
世界で最も有名な女スパイとして、女スパイの代名詞的存在となり、多くの映画や創作の中で語られていくコトとなった。
日本のアニメ「R.O.D -READ OR DIE-」でも、女エージェント、ナンシー幕張が、マタ・ハリのクローンという設定で登場していた。
TVドラマシリーズ「インディ・ジョーンズ若き日の大冒険」にも登場しているなど、探してみると面白いぞ。
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