漫画やアニメのワンピース(ONE PIECE)における超重要人物、世界で唯一グランドラインを制覇したと言われる海賊王ゴールドロジャー。
シルバーズ・レイリーを副船長とし、シャンクス・バギーの元船長であり、白ひげが認めた男。
アニメ最初期のOPウィーアー!でも登場していて、当時の少年の心を大海賊時代へと誘いました。
大塚周夫さんの演技がクッソかっこいいんですよねぇ。懐かしい。
そんな彼ですが、「悪魔の実の能力者でルフィと同じくゴムゴムの実を食べたゴム人間だったのではないか?」というウワサ、都市伝説があります。
この記事では、本当にゴールドロジャーはゴムゴムの能力者だったのかをあらゆる情報から推測・考察してみたいと思います。
なお、漫画にて現在明確にされていない部分にも多々踏み込みますのでご容赦下さい。
目次
なぜゴールドロジャーがゴムゴムの実の能力者だとウワサされるのか
そもそも何故こんなウワサが出てきたのかについて。火の無い所に煙は立ちませんからね。
原作で判明している部分だけ見ると、今のところロジャーは能力者じゃなかったという印象があります。
レイリーがこんな事言ってましたし、見聞色の覇気使ってそうですよね。
そもそもレイリーが無能力者で、覇気でメチャ強いタイプですし。
シャンクスがゴムゴムの実を持っていたこと
漫画一巻を思い出してみましょう、幼少期のルフィはシャンクスたちが「敵船から奪って保管していた」ゴムゴムの実を食べます。
既にロジャーは死んでますから、能力が悪魔の実になっていてもおかしくありませんね。
ですが、悪魔の実は大変貴重なシロモノ。売れば数億ベリーですし、クルーの誰かが食べてもおかしくありません。
なのに、ただ保管していただけなのはポイントになりそうです。処遇を考え中だったのかもしれませんが。
オマケにシャンクスは、ゴムゴムの実の能力などを知っていました。
悪魔の実の図鑑で知っていたとも考えられますが、具体的な描写はありません。
ついでに、グランドラインを渡り歩いていたような大海賊がイーストブルーに一年近く停泊していたこと。
ゴムゴムの実を探していたのが理由だったと言われると納得が行きます。
つまりシャンクスは、「ロジャーのゴムゴムの実を探すためにイーストブルーに来て、大切に保管していた」という考え方ができます。
知らないヤツに食べられるより、自分で保管しておいたほうが安心ですもんね。
ルフィがゴールドロジャー、もしくはDの意志を継いでいること
作中でも重要な要素である、名前の中のD。
ゴール・D・ロジャーやモンキー・D・ルフィ。たくさんいます。
サボがエースのメラメラの実を食べる時、「意志を継ぐ」という表現を使っています。
つまり、悪魔の実を食べることは前任者の意志を引き継ぐ…とも言い換えられます。
ここで白ひげが死ぬ瞬間のセリフをば。
「ロジャーの意志を継ぐ者達がいるように」
「いずれエースの意志を継ぐ者も現れる……」
あら!エースの意志が継がれることを示唆していますね!
何より、このカットではルフィが映っているのが気になります。
つまり、ロジャーの意志は既にルフィが継いでいるとも考えられますね!
……まあ、これは悪魔の実を食べる=意志を継ぐという過程を前提としていますし、そうではないと言われると少し弱いんですが。
そもそもロジャーの方は「者達」と複数形ですし。ルフィが継ぐのはエースの意志かもしれませんし。
ルフィが海賊王の能力使ってたら超カッチョイーじゃん!!!
極めつけはコレです。主人公が最強能力者の継承者だったら最高じゃん!という、身も蓋もなく言えば願望です。
作品的にはそれだと盛り上がりそうですし、なんかもうヤバそうですし。
ロジャーからDの意志と麦わら帽子と能力まで継いでたら、そりゃもうヤバイですよね。
いや、これも立派な根拠として上がっているんですよ。だって、そういう声が多ければ尾田先生が実現してくれるかもしれませんし。
ゴールドロジャーはゴムゴムの能力者では無かったという意見も
いやーそれはナイでしょーという意見もあります。材料を洗い出してみましょう。
ロジャーのクルーは当時、悪魔の実を信じてはいなかった
バギーがロジャー海賊団にいた時、悪魔の実が話に出てもクルーは半信半疑でした。
もしロジャーが能力者だったら、これはありえないでしょう。つまり、少なくともこの時点までは能力者ではありません。
これ以降にゴムゴムの実を食べたとも考えられますが……。もしくは平クルーが知らなかっただけか。
海賊王の能力なら誰かがそれっぽい反応してるでしょ
クロッカスさん始め、レイリーなどロジャー海賊団の仲間も、ルフィがゴムゴムだったことに反応を示していません。
普通ロジャーがゴムゴムであったなら、何かしらの描写はあって良いような気もします。
長年渡り合ってきたガープも知らないはずは在り得ません。
ロジャーを知る人みな全て、ルフィのゴムゴムに特別な反応をした人は誰一人として居ません。
また、ガープやレイリーなどの世代の人物が無能力者だったのも、否定説に加担しているでしょう。
これらは全て尾田先生のふかぁい考えの上に成り立ってるから!
上の否定説に関しては、作者の尾田先生が意図的に描写を伏せていたという可能生もウワサされています。
つまり、人物はモチロン知ってるけど別に突っ込まなかっただけです。
ルフィが海賊団の能力者を引き継いだと知るとイロイロまずそうだから…とも考えられますが、レイリーが言わないのはかなり違和感。
海軍が把握済みで、ロジャーの能力を持つ物を世界でも異例な額の賞金首にしたということも考えられます。
……まあ、どれも確定要素がなくて断言できないモノばかりですが。
こういう展開、尾田先生好きそうでしょ?
多少の不整合は無視して考えれば、コッチの方が面白そうだろ!というのはあります。
ぶっちゃけ今回材料となってたの、ほぼ初期のモノですから。尾田先生の考えが変わったりしてもおかしくないでしょう。
ドラゴンがルフィのオヤジだったり、エースが義兄弟でロジャーの息子だったり。
昔から散りばめられた要素を、驚きの展開で回収されることは多々あります。
つまり、ロジャーがルフィと同じゴムゴム人間だったとしても何らおかしくない展開にも成り得る。ということです。
まとめ
今回の「ロジャーはゴムゴムの実の能力者だった」都市伝説……如何だったしょうか?
何が正しい、何がおかしい。ではなく、こうなってくれたら嬉しい!ヤバイ!と、ワンピースを楽しむこと自体が一番大事かもしれませんね。
ちなみに私は、そんなワンピース世界が好きです。