美しく知的なバーサーカー。
節電の為なら起動中のパソコンの電源すら引っこ抜く恐怖の人造人間―――
「フランケンシュタイン」
創作だけをイメージする人には、知的過ぎる風に映る彼女。
だが、実は容姿と性別以外は、意外と原典寄りだった「フランケンシュタイン」こと「フラン」と原典を大特集!
……か、い、し、……する byフランケンシュタイン(戦闘開始時)
FGOの「フランケンシュタイン」
真名:フランケンシュタイン
誕生日:11月の物寂しい夜
身長:172cm
体重:48kg
スリーサイズ:B74/W53/H71
出典:創作
地域:ヨーロッパ全域
属性:混沌・中庸
性別:女性
イメージカラー:象牙色
特技:自家発電
好きなもの:節電
苦手なもの:電気の無駄遣い
天敵:“赤”のセイバー
キャラクターデザイン:岡崎武士
設定制作:星空めてお
CV:野中藍
聖杯大戦で、カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアに召喚された「バーサーカー」クラスのサーヴァントの英霊。
真名はフランケンシュタイン。
正確には、ヴィクター・フランケンシュタインの造り出した人造人間。
実体化を好み、花を摘んだり、空を眺めているコトが多い。
人物
唸り声しかあげられないが、バーサーカーながら高い思考能力を持つ。
聖杯大戦の「次」を理解し、真名の重要性を認識するなど、他のバーサーカーとは比べ物にならないほど理知的。
理性を失っていないのは、生前にフランケンシュタイン博士から「お前は狂った怪物だ」と呪詛を込められた罵りを受け、それがトラウマとなった為。
戦闘では冷静に立ち回ることができる。
電気を糧とする性質上なのか、節電に熱心。
マスターが入っているトイレの電気をこまめに消そうする。
電源が入ったままのパソコンのプラグをコンセントから引っこ抜く。
など執着とも思える程―――てか、パソコンはやめたげて!w
能力
生体電流と魔力の自在な転換を可能にする固有スキル「ガルバニズム」を保有する。
蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も可能。
原典の「フランケンシュタイン」
「フランケンシュタイン」は、イギリスの小説家メアリー・シェリーが匿名で出版したゴシック小説(出版:1818年3月11)。
原題「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」。
(Frankenstein: or The Modern Prometheus)。
本作品の映像化、原案とする創作は、数多く作られ続けている。
ストーリー
原作小説は、北極探検隊隊長ロバート・ウォルトンが姉に向けた手紙という形式で書かれている。
彼は北極点に向かう途中、北極海で衰弱した男性を助けた。
助けた男がヴィクター・フランケンシュタインだった。
彼はウォルトンに自らの体験を語る。
スイス名家出身のフランケンシュタインは、科学者を志してドイツで自然科学を学んでいた―――。
ある時を境に、フランケンシュタインは生命の謎を解き明かしたい、そしてソレを自在に操りたいという野心にとりつかれる。
狂気をはらんだ研究の末に「理想の人間」の設計図を完成させた。
それは神に背く行為である。ソレを自覚しつつも計画を実行に移すのだった。
墓を暴き人の死体を掘り起こし、その身体をつなぎ合わせ、「11月のわびしい夜」に怪物の創造に成功。
―――だが、誕生した怪物は、優れた体力と人間の心、知性を持ち合わせていたのだが、醜い容貌とであった。
あまりのおぞましさにフランケンシュタインは絶望し、怪物を残して故郷へと逃亡してしまう。
しかし、強靭な肉体を持つ怪物は生き延びて、創造主を求めて歩き続け、遠く離れた彼の元へたどり着いた。
怪物は、その見た目から人々に忌み嫌われ、孤独を感じ、自らの存在に思い悩む。
そして、怪物はフランケンシュタインに自分の伴侶となる異性の怪物を懇願した。
この願いを叶えてくれれば二度と人前に現れないと約束するが、怪物の増加を恐れたフランケンシュタインはこれを拒否してしまう。
創造主に、果ては人間にすら絶望した怪物は、狂気に駆られフランケンシュタインの妻や友人を次々と殺害していく。
フランケンシュタインはその怪物を追跡し、北極海まで来て倒れた、そこをウォルトンの船に拾われたというのだった。
語り終えたフランケンシュタインは、怪物を殺してほしいとウォルトンに頼むと息を引き取る。
ウォルトンは隊員たちの安全を考慮し、北極点到達を諦めて帰路につく。
その後、怪物は創造主の遺体の前で彼の死を嘆く。
その場に出くわしたウォルトンに怪物は自らの心情を語った後、北極点で死ぬために北極海へと消える。
創作と改変
後の創作では、多くがヴィクター・フランケンシュタインを主人公として描かれている。
博士ではなく大学生だったり、怪物が知性を持たなかったり、生まれた時から狂暴だったりと色々と相違点が多い。
原作の怪物は、非常に知能が高く、最終的には言葉を覚えて会話するまでに成長している。
この点は、FGOのフランは原典に近く、唸り声だけでなく疲れるけどしゃべれはするようだ。
また、創作には、「フランケンシュタインの日記」という博士が実在したかのようなものがある―――が、出所は雑誌ムーなのでw
映像化に当たっては、ほとんどの作品は肌に継ぎ目のある大男で、醜いというより強面なイメージが強い。
漫画・アニメ・ゲームに登場する近年の創作では、この大男のイメージで描かれる。
醜い・怖いというイメージが強いので、こういったビジュアルになってしまうので、フランのように可憐に描かれるのは非常に珍しい。
だが、彼女は何というか怪物・バーサーカーと言うには、なんというか「守ってあげたくなる」感じがある。
そう、上手くしゃべれない感じとか、まさに「手のかかる系バーサーカー女子」と言えばいいだろうか?
清姫などのような「手に負えない系バーサーカー女子」とは一線を画する可愛い存在じゃなかろか?
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