幾多の被疑者が提唱されるも未解決の連続猟奇殺人事件があった、
女性を切り裂き、臓器を摘出した謎の人物―――
「ジャック・ザ・リッパー」
召還された彼女は、とてもそうとは見えない少女の姿だった!
露出過多なのに恥ずかしがり屋な彼女「ジャック・ザ・リッパー」と、原典の事件を大特集!
思う存分、解体させてね byジャック・ザ・リッパー(戦闘終了時)
※今回グロ有注意!
目次
FGOの「ジャック・ザ・リッパー」
真名:ジャック・ザ・リッパー
身長:150cm
体重:45kg
出典:史実
地域:ロンドン
スリーサイズ:B69/W49/H71
属性:混沌・悪
性別:女性
イメージカラー:ブラッドレッド
特技:解剖
好きなもの:六導玲霞
苦手なもの:世界
天敵:スコットランドヤード
CV:丹下桜
キャラクターデザイン(オンラインゲーム版『Apocrypha』企画段階):真田茸人
設定制作:東出祐一郎
聖杯大戦で六導玲霞と契約した「アサシン」クラスのサーヴァントの英霊。黒のアサシン。
略歴(聖杯大戦での活躍)
ユグドミレニアの魔術師・相良豹馬は、人血の魔法陣と触媒のナイフで六導玲霞を殺害するコトで、彼女の召還を試みる。
しかし、召還直前の玲霞の「死にたくない」という願いに強く惹かれ、彼女のサーヴァントとして限界した。
豹馬から令呪を奪い(外科手術で玲霞に移植)、その後魔力補給を兼ねて女性の敵である暴漢やマフィアを殺害しつつ聖杯大戦に向かう。
戦いの中でも魔術師たちへの拷問や、隙を突く奇襲などアサシンらしい戦いを見せる。
人物
性格は純粋にして残酷。あどけない口調でしゃべる。一人称は「わたしたち」。
頭の回転は速く、理性はあるが精神的に破綻している。
他者からの悪意に対しては残酷。反面、好意に脆い。
露出度の高い衣装を着ているが恥ずかしがりで、昼間は出歩こうとしない。
強烈な胎内回帰願望と母親に対する憧れを持ち、マスターである玲霞のことは「マスター」と「おかあさん」が重なったような不思議な発音で呼び、慕っている。
好物は玲霞が作ってくれるハンバーグ。
一番嫌いなのが医者なのは、彼らが「彼女達」を殺し続けたからで、当時、彼女達の犯行が医者の仕業とされた事を喜んでいたという。
玲霞は魔術師ではない為、魔力供給は望めないので人の魂を食らうことで魔力補給をする。
それも、彼女の属性が混沌・悪である為に、同質の魂、つまり悪人の魂のほうが美味で消化がいいらしい。
能力
ジャック・ザ・リッパーの知名度の高さから非常に優秀なサーヴァント。
主武装は、六本のナイフを腰に装備。
ほかに、太股のポーチに投擲用の黒い医療用ナイフ(スカルペス)などを収納。
アサシンのクラス別能力として「気配遮断」を持つが、「攻撃態勢に移るとランクが低下する」という欠点がある。
しかし、その欠点も夜は確実に先手を取ることができるスキル「霧夜の殺人」によって補われている為、完璧な奇襲が可能。
さらに、戦闘終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル「情報抹消」を持つ。
史実の「ジャック・ザ・リッパー」
事件と被害者と被疑者
切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)は、1888年にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件における犯人の通称。
犯人の正体には、いくつもの説が提唱されているが、現在も未解決事件。
1888年8月31日から11月9日の間にロンドンで売春婦5人が猟奇的な方法で殺害された。
新聞社に署名入りの犯行予告を送りつけられ、劇場型犯罪の元祖とされる。
被害者は鋭利な刃物で喉を掻き切られて殺害され、特定の臓器を摘出されたりしていた。
このコトから解剖学の知識があると考えられ、医師が犯人という説が有力視されている。
他にも事件が連続している間も、被害者の女性たちが警戒した様子もなく犯人を迎え入れていた形跡があるコトから、女性が犯人では?と言う説も。
被害者
被害者の数は、8人・13人・20人と様々な説があるが、確実にジャックの犯行とされるのか5名。
・メアリー・アン・ニコルズ(42歳):1888年8月31日(金)
・アーニー・チャップマン(47歳):1888年9月8日(土)子宮と膀胱が持ち去られる。
・エリザベス・ストライド(44歳):1888年9月30日(日)犯人が唯一目撃された。
・キャサリン・エドウッズ(43歳):1888年9月30日(日)子宮と腎臓(左)が持ち去られる。
・メアリー・ジェイン・ケリー(25歳):1888年11月9日(金)皮膚から内臓まで完全にバラバラにされる。
※この下、グロ画像有注意!
この近年に、同様の未解決の猟奇殺人事件が多く、ジャックの犯行では?とされるモノが幾つも残っている。
模倣犯も含めて未解決で、関係なさそうなアメリカでの事件までジャックの犯行か?などと嘯かれる程だったようだ。
被疑者
数多い被疑者の中で、最も有名なのが以下の人物だ。
モンタギュー・ジョン・ドルイト(1857年8月15日~1888年12月1日)
弁護士、教師。
目撃証言と風貌が似ているらしい人物。
最後の事件後の12月1日にテムズ川に飛び込み自殺。
複数の犯行時間帯にアリバイがない。
マイケル・オストログ(Michael Ostrog、1833年~1904年頃?)
医師。
殺人を含む複数の前科(詐欺や窃盗の常習犯)持ち。
ロシア海軍付きの外科医だった。
ホワイトチャペルでの事件時に所在不明だった為、疑わしい人物とされる。
トマス・ニール・クリーム(1850年5月27日~1892年11月15日)
医師。
危険な薬物(ストリキニーネ)を用いて売春婦を毒殺、「ランベスの毒殺魔」と呼ばれた。
1892年に死刑執行。
死の間際に絞首台で「I am Jack the…」と言いかけた時に床板が外されたと言われている。
しかし1888年当時に彼はアメリカの刑務所に投獄中で、犯行は不可能。
アーロン・コスミンスキー(1865年9月11日~1919年3月24日)
理髪師。
殺人があったイースト・エンドの住人。
犯罪歴・精神病院の入院歴もある。売春婦を憎んでいたとされる。
目撃者の証言で逮捕された人物。
だが、重度の錯乱状態と、筆跡が新聞社に届けられたジャック手紙のモノと一致しなかった。
証拠不十分により起訴されなかった上、証言も撤回されている。
だが、近年2014年9月に遺留品のショールから抽出されたDNAが、彼と一致した為、有力な被疑者として再浮上。
ジェイムズ・メイブリック(1838年10月24日~1889年5月11日)
1889年「メイブリック事件」と言われる事件で、妻フローレンスに殺害されたとされている木綿商人。
有罪となった夫人はが冤罪だと見る意見も多い。
事件の3週間前に、現場付近のミドルセクス・ストリートに部屋を借りていた。
1991年、「切り裂きジャック」と署名がある日記が発見され、彼のものだと主張された。
当時かなりの話題になり映画化の話まで持ち上がったが、日記の発見者の偽造だと判明した。
ジェイコブ・リーヴィー(1856年~1891年7月29日)
精肉業者。
犯人のプロファイル。
「ユダヤ人」
「死体の解体に慣れている」
「血まみれの格好をしていても怪しまれない精肉業者」
コレにより浮かび上がった被疑者。
彼の妻は「夫はノイローゼにかかっていたようで、一晩中街を徘徊していることがあった」と証言。
ウォルター・シッカート(1860年5月31日~1942年1月22日)
画家。
パトリシア・コーンウェルは、99%の確度を持つミトコンドリアDNAの一致などからシッカートを犯人とした。
と―――怪しい人物がかなり多かったようだ。
FGOのジャックは、この被疑者たちがモデルではない存在だが、どのような人物が犯人だったとしても女性の敵であったコトに変わりはないだろう。
いつか、この真相が解き明かされる時は来るのだろうか?
少女暗殺者が暗躍する
「Fate/Grand Order」で遊ぼう!
「Fate/Grand Order」は、アニメ化もされた伝奇ビジュアルノベル「Fate」シリーズの新たな物語を楽しめる英霊召喚RPGだ。
物語の舞台は西暦2015年。シバによって観測されていた未来領域が消失し、人類は2016年で絶滅する事が判明する。
未来を変えるべく、術者を霊子化させて2004年に現れた「観測できない領域」に送りこみ、事象に介入する事で時空の特異点を探し出し、これを解明――あるいは破壊する『グランドオーダー』が開始された。
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バトルは2つのフェイズに分かれていて、タクティカルフェイズではサーヴァントスキルやマスタースキル、原作にも登場する「令呪」を使用してキャラの能力を向上させる。
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