全国の提督待望の「艦これアーケード」が稼働開始となったぞ!
アーケード用にアクション的な要素も追加され、育成型カードゲームになった艦これをプレイしてきてみた。
あまりアーケードで遊ばない提督たちや、このゲームで提督になろうという人たちに―――
どんなゲームなの?ロケテと違うの?マナーって?
というポイントを中心に「艦これアーケード」を特集してみるぞ!
待ちに待った艦隊決戦か。胸が熱いな。 by長門
「艦隊これくしょん -艦これ-」って?
まず、知らない提督はいないだろうが、今後提督になる人に簡単な説明を。
第二次世界大戦時などの軍艦を擬人化した「艦娘(かんむす)」を指揮する提督となり、謎の勢力「深海棲艦」と戦うシミュレーションゲーム。
基本無料のブラウザゲームで、DMMに登録するだけで遊べる。
だが、現状アクティブプレイヤー数がサーバーいっぱいいっぱいで運営されている状態の為、新規で始めるのはサーバーが追加、または加入開放するタイミングのみ。
なかなか参加は難しい状況が続いているが、それだけ人気というコトでもある。
そんな「艦これ」のアーケード版が「艦これアーケード」というわけだ。
どんなゲーム?
全体のイメージは、ブラウザ版と同じく、「艦娘」を育てて「深海棲艦」と戦っていく。
大きく違う点は、三つ。
①戦闘がアクション風
まず、大幅に違う点といえばコレ。
ブラウザ版ではフルオートでのバトルの為、海域に出撃してからは見ているだけで、事前の準備がポイントとなる。
だが、「艦これアーケード」では、海域に出撃すると「艦娘」たちをリアルタイムで操作していく。
左右への回頭と、マスコンによる速度変更で移動。
陣形、攻撃方法の変更と攻撃指示の発令がプレイヤー「提督」が行える行動だ。
てか、ほぼアクションゲームじゃねぇか!
上手く立ち回ると、敵の攻撃も完全回避も可能。
思わずプレイ中に攻撃指示を発令する時に「撃てぇ!」とか叫びたくなってくる……てか、ちょっとつぶやいちゃったじゃないか。
②「艦娘」がカード
これもブラウザ版とは大きく違う点で、「艦娘」の管理がカードになっている。
リアルで発行されるカードをスロットに挿入して読み込ませるコトで、ゲームに登場させるコトが可能となる。
コレクション性も高い。まさにこれぞ「艦隊これくしょん」といったところか。
ここで、ダブるのが嫌だな……って考える提督もいるんじゃないか?
そこは安心していい。
同じカードを重ねて使用するコトで強化できる……らしい。
すまない、まだダブってないから実際に試せていない。
だが、カードスロットは最大36枚まで読み込めるので、やはり重ねて使えるんだろう。
ちなみに「艦娘」のカードは、ただのカードではなくICカードなので丁寧に扱おう。
③「艦娘」が3Dモデルで動く!
これが最大の変更点ではなかろうか!
3Dモデルの「艦娘」はめちゃくちゃ完成度が高く、そして動きまくる。
鎮守府でつつくとしゃべるだけじゃなくて反応してくれるぞ!
もう、つつきまくろう―――げふんげふん
戦闘中も移動中や行動中にそれぞれ専用のモーションで動いている。
攻撃モーションも、それぞれ武装毎に違うアクションで動きまくる。
とにかく動く彼女たちは可愛い!
SEGAさんよくやった!
もちろん、中破以上は剥ける!
3Dモデルなので、このまま動きまくる!
いろいろと……みえ、みえ……
初期ロケテと比較
ブラウザ版の提督でもある筆者は、実は初期ロケテに当たったので開発中のロケテバージョンをプレイ済みだった。
これが、その時の「艦娘」カードと、Aimeカード。
なので、その当時からかなり進化したシステムを実感できた。
その大きな違いは、戦闘システムにある。
初期ロケテ版では、回避行動が音ゲー風に、敵が攻撃してきたタイミングで画面に表示される操艦するものだった。
しかし、稼働版では、操艦するコトで事前に攻撃範囲から回避するコトが可能。
これは大きな改良点だ。
アクション性だけでなく、戦略性も格段に高くなってくる。
砲撃に関しても、砲撃可能範囲に入ったら発令を押すだけだった初期ロケテ版に比べ、可動版ではタイミングで照準を定めるコトも可能。
たとえ外れたとしても、相手を挟むように着水すると夾叉弾となり、次弾の命中率が上がる仕様も面白い。
他にも初期ロケテとは大きく違う点は多いが、総じて自由度が高い戦闘が楽しめるように改良されている印象。
何となく思うのだが、SEGA提督集団が自分たちが遊びたい「艦これ」を自由に作っちゃったって感じかも知れない。
ある意味、最高のファンメイドゲームなんじゃなかろうか?
4/28の追加要素!
「長門」キタ!
4/26に稼働開始になったばかりだが、28日にさっそくアップデート!
その内容は以下のようになってる。
追加海域
●北方海域
・モーレイ海
・キス島沖
・アルフォンシーノ方面
・北方海域全域
追加艦娘
●長門型戦艦
長門 ・ 陸奥
●吹雪型駆逐艦
白雪 ・ 初雪 ・ 深雪 ・ 磯波
●白露型駆逐艦
涼風
●朝潮型駆逐艦
霰 ・ 霞
今後、どんどん追加されていくそうなので、自分の嫁がまだ登場していない提督も期待しておこう!
知っておこう!
ゲーセンマナー?
マナーというか、最近のゲームセンターにおけるこういったカードゲームのシステムを紹介しておこう。
まず、プレイにはAimeカードが必要という点。
プレイヤーデータをサーバー上に保存する為のICカードだ。
システムとしては1クレジット(100円)で300GP設定がほとんどのようだ。
このGPを消費して海域に出撃でき、鎮守府で一定の時間が経過すると、1秒1GPずつ減少していく。
これとは別途「艦娘」カードの発行に1枚1クレジットが必要となる。
基本は以上で、ここに店舗毎のルールがあるので気を付けておこう。
無制限となっている店の場合、いくらでも遊んでいいというコトだ。
何千人後ろに居ようが、お金がある限りプレイしまくっていいのがその店のルール。
―――色々思うところはあるが、店のルールなんだからしょうがない。
ケンカにならないようにだけは気を付けよう!
そして、制限台というモノもある。
GPに購入制限がかかっているという場合のコトで、たいていの店では600GP(2クレジット)以上の購入ができなくなっている。
この場合は、プレイ時間がそれより超過しないので、ある程度の時間で交代されていく。
現状では、かなり並ぶコトは覚悟をしたほうがいい。
「二時間以内は、並んだうちに入らない」
とまで言われている程―――
時間に余裕のある時に、他人のプレイも楽しみつつ、並んでみるのが良いんじゃなかろうか。