アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルの一人、緒方智絵里ちゃん。
控え目で寂しがり屋。他人をちゃんと気遣える、とても優しい子です。
登場初期はとても気が弱く常に不安げにしていましたが、Pと共に過ごす中で変わっていきました。
デレマス全体の中でも、トップクラスに成長したアイドルと言えるでしょう。
今では誰もが天使だと見まごう程に尊くなった彼女ですが、こんな話があるのをご存知でしょうか。
「気が弱い性格になったのは、両親との不仲が原因だった」……というウワサを。
意外と知らないアイマス雑学シリーズ(続くかは知らない)第一回である今回は、筆者が担当していて一番好きな子である緒方智絵里ちゃんについて触れてみましょう。
緒方智絵里は、両親との関係が良好ではなかった可能性について
まずは、アニメ公式HPでのプロフィールを確認してみましょう。
CV:大空直美
年齢:16歳 / 誕生日:6月11日 / 星座:双子座
血液型:A型 / 身長:153cm / 体重:41kg
B-W-H: 79-55-80 / 利き手:右 / 出身地:三重県
趣味:四葉のクローバー集め「う……緊張してきました……」
両親の多忙から寂しがりな性格に。
▲出典:http://imas-cinderella.com/character/#chieri
一文目から、共働きである両親の多忙が原因で、今の性格になったと明言してあります。
プロフの続きにはこんなことも。
家族が幸せだった頃の思い出がある四つ葉のクローバーに強い思い入れがあり、
冬を耐えるクローバーに自分をなぞらえている節がある。皆の幸せを願うことができる、優しい心を持っている。
家族が幸せだった頃……過去形ということは、不幸せだった時期もあるとも取れます。現在も続いているのかは別としまして。
彼女のキーワードである「四つ葉のクローバー」には、こういった理由があったのですね。
他にも、家族との関係性が示されている描写を見ていきましょう。
これがその思い出に対する言葉でしょうか。
四つ葉のクローバーを贈って、喜んでくれた両親に嬉しくなるちえりちゃんが用意に想像できますね。
ただし、こちらでも「あげた頃は」という表現が。推測するに、かなり幼い頃の話でしょうか。
誕生日のお祝いでのコメント返しより。お祝いごとには慣れていない…とあります。
多忙だった両親に、祝ってもらえる機会が少なかったということでしょうか。
極めつけはコレです。
お世辞にも、運動神経や要領が良いとはいえないちえりちゃん。失敗することもあります。
多忙だった両親も余裕がなく、我が子に強く当たってしまったのでしょうか。
(↑クリックで拡大できます。)
上の画像なんかからも不穏そうな発言が。抜き出してみましょう。
「家族は忙しくて、お家は静かなんです…。たまにそろっても…やめましょうか、こんな話」
「なんで…こんなにできないのかな… 何にもできない子は、見捨てられて…グスッ…」
……辛くなってきたのでこれぐらいにしましょうか。
とにかく、「両親との関係・家庭環境から、嫌われるのを恐れて消極的な性格が構築された可能生」も否定できないようです。
緒方智絵里は、不幸なのだろうか?
じゃあちえりちゃんは家庭環境や自身の能力のせいで気弱な性格になってしまい、それがアイドル活動でも災いしている不幸な子である。…と、言えるのでしょうか?
答えはPの皆さんなら分かる通り、完全にNoです。
彼女は消極的ではありますが、頑張り屋さんです。更に自分の弱さを良く知っています。オマケに負けず嫌いでもあります。
気弱な発言も多いですが、シッカリと目標意識を持ち、それを実現しようと努力を重ねています。
恥ずかしいと感じていたお仕事も、徐々に自分から挑戦していくようになります。
プロデューサーと一緒なら成長できるし、どんな事もやり遂げられると、全面的な信頼を寄せてくれています。
かな子ちゃんをメインとして、たくさんの仲間に囲まれています。
共に支え合い、高め合い、Pを含めて信じられる人が沢山います。
そんな彼女が、過去を引きずり今現在も不幸であると言えるでしょうか?
緒方智絵里はきっと、今を幸せに感じているハズである
きっと彼女は、どんどん変わっていく自分に戸惑いつつも、幸せを感じていると思います。
これまでの弱い自分は忘れることはありませんが、これからも成長し続けるハズです。
それこそが、一番恐れていた「見捨てられる」の真逆になり、「見守ってくれる」の安心へと変わるのですから。
ちなみにですが、ちえりちゃんの成長は親にもシッカリ届いているようです。
昔のことは別としまして、これからはきっと良好な関係を築いていけることでしょう。
緒方智絵里のウワサについてのまとめ
・アイドルになる前、両親との関係が良くなかったことは事実みたい
・そのせいで気弱な性格になってしまった事も本当みたい
・でも決して今は不幸じゃないし、これからは変わっていける
・つまり、天使に闇が深い事なんて無かった。いいね?
デレマス第五回総選挙では、ちえりちゃんに票をたくさん捧げましょう。がんばれちえりちゃん。
……完全に余談、というか蛇足だし私情まみれですが、成長し続けるちえりちゃんは嬉しくも、悲しくも有ります。
最初期の彼女は、「見捨てないでくれるとうれしい」という程、いろんなことを恐れていました。
それが今ではチョップしたりバラエティに出たりする程に成長しています。
ちゃんと自分を克服し、成長を実感する反面、弱かった頃の彼女は消えるんだろうなぁと。
決して忘れることは無いし本質は変わらないけど、一人で立派に頑張れるんだなぁと。
プロデューサー頼みで、依存されていた関係は終わるんだろうなぁと。
巣立つ子を見守るダメ親の気分ってこんな感じなんですかね。これって歪んでますかね。
キリが無いので、大好きな劇場を貼ってお別れしましょう。(クリック拡大)