出典元:http://www.pokemon.jp/zukan/detail/064.html
今日のポケモン×都市伝説は、伝説ではなく実際にあったホントの出来事をピックアップしたいと思います。
今回の主役は、ポケモンシリーズ初期から登場しているねんりきポケモン「ユンゲラー」。
とくこう、すばやさに定評があり、味方にすると頼もしく、敵にすると厄介なポケモンですね。
そしてこの名前と設定を聞いたとき、30代以降の大人のみなさんならピンときてこう思う方も多いはず。
「これユリ・ゲラーじゃね?」
予想を裏切らず、ユリ・ゲラーが攻撃開始
皆さんが思ったことと同じようなことを数百倍強く感じていたのが、1980年代後半から日本でも活躍されていた超能力者を名乗るエンターテイナー、ユリ・ゲラーさんその人です。
出典元:http://attrip.tumblr.com/post/98346867747/ユリゲラー念力でiphone-6-plus曲げる
2000年、自らのイメージを盗用されたとして彼は任天堂を相手に約101億円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
先述したように「ユンゲラーってユリゲラーでしょ?」的なことをしっぽりイメージしていたポケモンユーザ達も少なくなかったので、この訴訟は任天堂側が不利であると世間は考えていました。
しかし・・・・・
まさかの任天堂、勝訴
出典元:http://harukin.com/blog/2012/11/04/%EF%BB%BF%EF%BB%BFcourt_hearing/
結果は任天堂の勝利。賠償の訴えは棄却されました。
なぜ任天堂が勝つことができたのかというと、実はいたってシンプルなこの一言でした。
「超能力が使えるユンゲラーとあなたユリ・ゲラーが同じだというのならば、この場で超能力を使ってみてください。」
この言葉に対し、ユリゲラーは反論できず黙り込んでしまったのです。
そりゃ、”テレポート”、”じんつうりき”を今ここで使って見せろと言われたら、ぐうの音も出ない。。
こうして、この裁判は任天堂勝訴で幕を閉じましたが、
・スピンオフ商品「ポケモンカード」ではユンゲラーが登場しない
・海外版ポケットモンスター「POKEMON」では、ユンゲラーにそっくりな「カダブラ(Kadabra)」という名前のポケモンがいる
など、この騒動が影響しているのではと思わざるを得ない事柄がいくつかあります。
むしろこっちのほうが都市伝説です。
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