「スーパーロボット大戦」なのか……!?
2015年10月5日。ドムの日(10月6日)を前にして、待ちに待った「スーパーロボット大戦X-Ω」が配信開始された。
そんな中、アプリのマーケットをウロウロしていて見つけてしまったタイトルにモヤモヤしております。その名も、
「Alloy Space Wars」
この記事を読んだあなたは、このゲームのことが忘れられなくなることでしょう……。
目次
まずは動画で。「Alloy Space War」をチェック!
上記動画をクリック!もしくはyoutubeで「alloy space war」で検索!
ご覧いただけましたか?一分以内の見どころをまとめるとこんなことに。
- 21秒~: Loading画面でザクが出てくる
- 25秒~: Alt Eisen(アルトアイゼン)、Kyosuke Nanbu(キョウスケ・ナンブ)が出てくる
- 36秒~: Weiss Ritter(ヴァイスリッター)、Excellen(エクセレン・ブローニング)が出てくる
あんれまあ!コンシューマで見たことのある雰囲気のスーパーロボット大戦おなじみの要素がガッツリと……。
ちなみに、ゲームタイトルでは、ガンダムともスーパー大戦とも名乗っていないのです。(ゲーム内では、Gundamという単語がでてきまくる)
スーパーロボット大戦を遊びまくっている外国人の友だち(パリ在住ドイツ人)にこの動画を見せたところ、以下のコメント。
「Well it appears all sprites and animations have been stolen from super robot taisen z3 episode 1 & 2, as well as super robot taisen original generation 2.」
だいたいの訳: なんだこれ?スーパーロボット大戦からパクリマクリスティじゃねえか。
スパロボ通によれば、アニメとかいろんな要素が、複数の過去作から摘ままれてる、っていうことみたいです。本当か?
実際に落としてみるために、Google Playに行ってみたけれど……。
聞いたことのないデベロッパーさん。このアプリ1本のみが登録されている。バンダイナムコさんの外国でのプロジェクトの可能性もないとは言えない。
評価は高い。★5が半分を占めている!
こちらは、マーケットに出ている画像。見たことがないロボットが前面にフィーチャーされているが、、、よく見て欲しい!その後ろに、デフォルメされたガンダムと思しきMSが……!
読者の皆さまの中に、勇者さまはいらっしゃいますか?
このボタンで、「Alloy Space War」のアプリ詳細画面に飛べます。
ちなみにこれ、落とせません。
どうもリージョン制限で、日本はDL禁止になっているみたいです。(やましいことでもあるのか?)
そういうわけで、このAPKをスマホに入れて持っている人を発見できたので、アプリを触らせてもらいました。
プレイしてみたら、知ってるモビルスーツがいっぱい出てきた件。
以下、遊びながら撮ったスクリーンショット。
見たことのあるモビルスーツに、見たことのあるキャラクター。そして、英語字幕でストーリーは進むにも関わらず、日本語のキャラクターボイスが流れた。
10月6日はドムの日。
百式がいる!!
戦闘時、特殊攻撃が発動すると、カットシーンが入り決め台詞(日本語)とともに派手なエフェクトで攻撃を放つ。
ハンガーでの愛機。細かくカスタマイズできる雰囲気。
メニュー画面には、ホワイトベースと思しき宇宙船の姿。
モビルスーツが見られる図鑑のような機能もあった。こちらはゼータガンダム。
つまり、このスマホゲームはなんなのか?
スパロボの海外名は、コンシューマの世界では「Super Robot Taisen」で、ずいぶんと前から定着している。
いまさら他のタイトル「Alloy Space War」と、名前を変えるのは考えづらい。
触れば触るほど、クオリティの高さには舌を巻いてしまうが、やはりこれは、アカンやつなのではないだろうか?
ゲーム内でも、Google Playでも、権利表記が一切ない。
はい、アカンやつ決定です!
結論: 「Alloy Space War」はあかんやつ。
バンダイナムコさん、こっちでーす!!
アプリゲットは、安心できる本家「スーパーロボット大戦X-Ω」をオススメします。
様々な作品群のキャラクター達がひとつの世界を救う為に共闘する、いわゆるクロスオーバー作品の最大手シリーズの最新作『スーパーロボット大戦X-Ω』が登場だ!
誰もが知っているマジンガーから新しくはSter Driverまで、新旧全31作品+オリジナルの作品が参戦!
リアルタイムで機体を操り敵を撃退していく、少しばかりのアクション要素があるのでやりがいはばっちりだ!