秋葉原UDXで開催中の「東京インディーフェス2015」で展示中のスマホゲームから、筆者が遊んで面白かったものをいくつか紹介する。
かわいいウサギがかわいい動物市民をボッコボコに「Happy&Smile」
韓国のデベロッパー、「HAPPY RABBIT SHOW」が展示していたのは、ウサギのキャラクターを操って、襲ってくる他の動物(街の市民や警察)をフリックやタップでボコボコにするベルトスクロールアクション「Happy&Smile -City of fighting-」。
タップで殴った蹴ったり、ホールドで体を掴んで膝蹴り、フリックでダッシュ攻撃、くるくると回すと竜巻のようになって攻撃するなど、多彩なアクションを繰り出すことができる。
ヌルヌルと動くウサギが多数の敵をなぎ倒すのは爽快で、かわいいキャラクターが酷い攻撃を繰り出すギャップと合わせてとても気持ちよかった。
現在開発中で、日本を含めて国際的な配信を予定しているそうだ。
デジゲー博から進化でボス実装!オナラで敵を攻撃するアクション「Bad Smell Queue」
「XION CHANNEL SOFTWARE」が展示していたのは、昨年の11/16のデジゲー博でも展示していた、 「Bad Smell Queue」。
スカンクのような動物キャラを操作して、りんごを食べてオナラを貯めこみ、敵キャラを気絶させて体当たりするアクションゲーム。
前回は、ステージ部分のみの実装となっていたが、今回はボスが実装されていた。
レーザーのような攻撃をする巨大なボスは非常に強くて、筆者は2度挑戦したが、2回ともモノの数秒で倒されてしまった。
動きも改善されていて操作するキャラクターの慣性が弱くなっていて、キャラが思い通りに動くようになっていた。
開発者いわく「ちょっと変えた」とのことだったが、非常に気持ちよく操作できるようになっていた。
大きな改善だと思います!
http://xionchannel.no-ip.org/index_j.html
影のようなキャラクターの順番をきめて仲間を助け出す、放置パズル「まかいピクニック」
ステージ開始前にシルエットのようなキャラクターの隊列を決めて、仲間を助け出す「まかいピクニック」は「route24」の作品。
キャラクターの隊列を決めてステージを決めたら、あとは基本的に放置するだけ。
それぞれのキャラクターが「ブロックを壊す」、「ブロックを登る」、「穴を掘る」、「高い位置のアイテムを取る」などの決まった動きをする。
最終的にステージの最後にいる仲間を助けるのが目的で、アイテムを取るなどするとスコアが加算されるので、適切な隊列を決めるまでトライアンドエラーを繰り返す、「放置パズル」としている。
キャラクターの動きなどのクオリティも高く、斬新なゲームだが長く楽しめそうだ。
また、国際的なプロモーションにも斬新な方法を取る予定で、海外配信にあたっては翻訳とプロモーションを担当してくれる人を募集するそうだ。
個人であっても積極的に取り組んでブログなどで宣伝すれば、その翻訳した国の課金収入から一部を支払うようにする予定だという。
希望者は翻訳希望言語とプロモーションプランを添えて下記にメールすることで応募できる。
makaipicnic@gmail.com
日本では6月の配信を予定しているそうだ。
この他にも東京インディーフェスではクオリティの高いゲームがたくさん展示されている。
ぜひこの週末は秋葉原に足を運んで、遊んでみて欲しい。