2016年12月7日、東京・ラフォーレ原宿にて、「株式会社フォワードワークス」による開発中のアプリゲーム発表が行われました!
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人気PSタイトルがまとめてアプリゲームに!
2016年4月1日設立された「株式会社フォワードワークス(以下FW)」は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)のグループ企業として誕生したまだ生まれたてのモバイルゲーム開発・運営会社です。
「ソニーのプレイステーション戦略とは切り離して運営しながらもSIEのIPをフル活用し、同時に新しいIPの創出を目指す」
眠ったIPを再び日の目を見せるコンセプトを掲げています。
新作ゲーム発表会「ForwardWorks Beginning」
今回の発表は、「ForwardWorks Beginning」と題したコンテンツ発表会。FWのお披露目も兼ねていました。
内容はシンプル!SIEや各有力ゲームメーカーとの協業による、アプリゲーム開発!
2017年には5〜6タイトル。水面下ではさらに多数の企画が進行中とのこと!
今回の発表会の主だったテーマは、「リブート」!気になるそのリブートタイトルとは、
◯『アークザラッド(仮)』◯『ワイルドアームズ(仮)』
◯『みんゴル(みんなのゴルフ)』
◯『勇者のくせにこなまいきだDASH!』
◯『パラッパラッパー』◯『ぼくのなつやすみ』◯『どこでもいっしょ』
https://youtu.be/jDfF_yFEiMk
これだけで滾ってきますね!発表時に川口氏は、確かに新作として開発されていますが、”幼少時楽しんだ懐かしのゲーム”として過去の思い出は殺さず懐かしく新しいゲームを作るというニュアンスでプレゼンしていたのが印象的でした。
リブートの背景
FWは、SIEのアプリ開発のためのグループ会社として創立された、言わば子会社です。
エグゼクティブディレクター・川口智基氏は、SIEの持つ「豊富なIP」を活用しながら、アプリの開発・運営を行うことを掲げています。
しかしそれだけではない!前述した、歴代人気PSタイトルのアプリへの新作移行と同時に、本イベントで発表されたタイトルが複数あります!
FWオリジナルゲーム『ソラとウミのアイダ』
『新たな「IP」の創出』というさらなる将来を見据えた企画!
FWが贈るオリジナルゲーム『ソラとウミのアイダ』が発表されました。
原作・総監督を務めるのは、『サクラ大戦シリーズ』『魔神英雄伝ワタルシリーズ』を生み出したマルチクリエイター・広井王子氏!
まだ枠しかない進捗とのことですが、「宇宙で6人の美少女が漁業」という想像もできないストーリーだとか…!
広井氏がアジア各国を旅して学んだ「ゲームと人々」。どう生かされているのか楽しみに待ちましょう!
日本一ソフトウェア『魔界戦記ディスガイア(仮)』『夜廻』
ついに!ついに!あの「超ド級の病的なまでのやり込みゲー」『魔界戦記ディスガイア』がFWと日本一ソフトウェアとのタッグで実現!
スマホであの史上最凶のやり込みをプレイできるのか…!(ゴクリ)
そのほか、『夜廻』をリリース予定!
日本一ソフトウェア代表・荒川氏は、「プラットフォームをスマートフォンに移すのか?と心配されるかもしれないが、これからもコンソール市場で新しいものを生み出していきたい」とおっしゃっていました。
ファンの方は、「日本一ソフトウェアもスマホか」と心配されるでしょうが、ご安心を!
Project FIELD(プロジェクト フィールド)
FWのエンタテインメントにおけるノウハウを活かし「Project FIELD」のコンテンツ拡充にソニーと共同で取り組む。
「Project FIELD」向けにコンテンツを制作・提供。
FWの「Project FIELD」向けコンテンツの第一弾として、株式会社レベルファイブ、株式会社バンダイとの協業で「妖怪ウォッチ」シリーズを制作。
FWが新しいプラットフォームとして開発中のプロジェクト フィールド!
難しいことは無しにしましょう!簡単に言ってしまえば…
『遊戯王』のデュエルディスクで本当にプレイできるかも!?
…ということです!端末と連動するフィールド上でカードアクション!端末のゲームに反映されるというものです。
フィールドで使用するカードにはICチップが内蔵、「カードが経験値を積む」ということも可能になるとのこと!
難しいカードの処理を自動で計算してくれるだけではなく、RPGのようにカードをビルドできる!
これは、夢が広がりすぎて漫画の世界のようになるぞ!
過去・現在・未来を繋げるまとめ
歴代のビッグタイトルのIPを無駄にせず活用して、今に繋げる。そして未来に残すIPの創出。
FWの展望は明るいですが、新しい可能性を提示した立場は決して楽な座り心地ではないでしょう。
これから業界の繋ぎ、パブリッシャーとして旗を振っていくことができるかは、2017年にかかっているでしょう!
この豪華企業の列席から何が生まれるのか…!来年2017年はフォワードワークスが贈る、郷愁と新生、懐古と未来のゲームに期待しましょう!