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株式会社モブキャストは1月27日(火)、水口哲也氏が新たに設立した、米国法人エンハンス・ゲームズと共同で、キューエンタテインメント株式会社が保有する「ルミネス」シリーズおよび「メテオス」シリーズに関する知的財産権および全世界での販売権を取得したことを明らかにした。

併せて、スマートフォン版「ルミネス」の新作ゲーム(iOS版及びAndroid版)の全世界配信に向けて、開発に着手したことを発表。

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スマートフォン版新作の開発着手。

今回の新作開発にあたっては、原作のプロデューサーである水口哲也氏の監修のもと、「ルミネス」のもつ音楽とビジュアルがシンクロする気持ちよさなどはそのままに、スマートフォンの特性に合わせたプレイフィール(プレイ感)とゲーム性に一新。

また、プレーヤー同士の競争を楽しくする、モブキャスト独自のSVS機能や、新しい世界観による魅力的なステージを多数追加する予定である。

世界中に存在する従来のルミネス・ファンのみならず、スマートフォンでゲームを楽しむ幅広いユーザー層が楽めるゲームに育てていく予定とのこと。

ルミネスについて

『ルミネス~音と光の電飾パズル』は、2004年に株式会社バンダイナムコゲームス(当時:株式会社バンダイ)より発売されたプレイステーション・ポータブル用のパズルゲーム。

透明感あふれるビジュアルと高品質なサウンドが、かつてないほどの没入感あふれるプレイ感覚を実現し、全く新しい【音と光のアクションパズルゲーム】として注目された。

「ルミネス」は、2005年USA TODAY誌で【The best game for PSP】に、Newsweek誌ではPSPのNo.1 Gameに選ばれ、Spike TV Video Game Awards 2005では【BEST HANDHELD GAME】(携帯ゲーム機のベストゲーム)を受賞するなど海外の各メディアで絶賛された。

欧米ではフランス大手Ubisoft Entertainment社等より発売され、ワールドワイドでの累計販売本数は、家庭用ゲーム機でシリーズ総計250万本以上、モバイルではGameloft社等より全世界76カ国で配信され、1000万台以上のモバイル端末にインストールされている。

メテオスについて

『メテオス』は、2005年に株式会社バンダイナムコゲームス(当時:株式会社バンダイ)より発売されたニンテンドーDS用のパズルゲームである。

「落として消す」というこれまでのパズルゲームの常識を覆した【打ちあげアクションパズルゲーム】で、次々と降りつもるブロック(メテオ)の状況を瞬時に判断し、タッチペンで画面のブロックを直接触って動かして打ちあげる、ニンテンドーDSの特徴である『2画面』『タッチペン』を最大に生かした新たな遊びが大きな特徴である。

「大乱闘スマッシュブラザーズ」「星のカービィ」シリーズなど数々のミリオンヒットタイトルに関わってきた桜井政博氏が、企画・原案・ゲームデザインとして参加している。

水口哲也氏からのコメント

「ルミネス」が生まれてから10年が経ちましたが、本プロジェクトの始動により、スマートフォンで楽しむ新たな「ルミネス」が誕生する予定です。

全世界のスマートフォンユーザーに向けた本作は、過去のルミネス体験とはまた一味違ったものになるでしょう。

完成に向けて、楽しみにお待ちください。

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水口哲也氏。

水口哲也氏プロフィール

ゲームクリエイター/プロデューサー。

これまで数々の作品をグローバルに送り出してきた。代表作として、『セガラリー』(1994)、『スペースチャンネル5』(1999)、『Rez』(2001)、『ルミネス』(2004)、『Child of Eden』(2011) など、作品多数。

2006年には全米プロデューサー協会(PGA)によって「Digital 50」(世界で注目すべきデジタル系クリエイター50人)の1人に選出される。

執筆者: 編集部