Finding Paradise
X.D. Network
アドベンチャーゲーム
Android:450円 iOS:650円
「To the Moon」の続作が登場。記憶を書き換え、孤独な者が過去の自分を再発見していくアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
思い残すことなく死を迎えられるよう、依頼者の願いを叶える
「Finding Paradise」は叶えたかった夢を、記憶の中で叶える不思議なアドベンチャー。
人生の最後に、思い残した夢を叶えるエージェントとして、クライアントの人生をたどり、それを叶えていく。
名作ADV「To the Moon」の続編が日本語に対応して登場。「天国」を見つけることはできるのか────。
RPGツクールで作られた感動アドベンチャー
タッチしたところに移動、探索し、メメントと呼ばれる「記憶」を回収していく。雰囲気や操作性はRPGのそれに近い。
戦闘などはなく、ストーリーを重視したプレイフィールになっているが、今回はミニゲームなども随所にあるようだ。
「Finding Paradise」の特徴は濃密で人間くさい演出とセリフ
RPGツクールでつくられた美しいストーリーのアドベンチャー。表情豊かに動くドット絵、美しいBGMは今回も健在だ。
今回はミニゲームもあり、設定資料は細かいところまで作り込まれている。登場人物は共通しているが、前作を知らなくても遊べるので安心だ。
移動速度はゆっくりめ
日本語の翻訳は遊んだ限り丁寧で不自然ではない。物悲しくも心を打つストーリーとサウンドトラックを味わえる。ただちょっとクセはある。
前作に引き続き移動速度が遅く、序盤退屈に感じてしまった。オブジェをタッチして調べるのもちょっとコツが必要かな。
ゲームの流れ
仮想パッドかタッチ操作で移動するアドベンチャー。難しい操作はあまりなし。
このRPGっぽさもまたいいんだよな。
科学者ワッツとロザリーンのコンビが引き続き登場。
お互いのキャラが引き立っている。バディものってやつだね。
序盤こそちょっと退屈だが、クライアントの脳内に入ると面白さが加速する。
そこまでは余計なセリフがあってストーリーが入りづらいのかもしれない。
本作の魅力はイベントシーンや各キャラについての情報がリストアップされていくとこ。
これによって物語を深堀りしやすくなっている。
ドット絵のキャラたちはグイグイ動いて退屈させない。
ここらへん、スーファミというよりはPS1っぽさすらあるね。
「Finding Paradise」の序盤攻略のコツ
はっきり言ってプレイそのものには難しい謎解きはない。アイコンが表示されているところをタッチしていけばいいだけだ。
本作はBGMがたいそう魅力なのでヘッドホンやイヤホンで物語と音楽を堪能してほしい。攻略のコツじゃなくてごめんね。
ゲームが遊べない場合は
そういえば本作は「TAPTAP」のアカウントを作成し、ログインしなければゲームができない。ここがやや面倒だ。
個人情報の提供を拒否すると、アプリを消して再インストールしないと遊べない。恐ろしや。こういうときのために、ゲーム用のメアドを用意しておくと楽だろう。