頭脳派向けの対戦ボードゲームアプリ「ぬこしょうぎ」で世間注目を集める謎集団のリーダー板垣氏によるコラムがこの「ヤルキまんまん通信」だ!
→バックナンバーはこちらから
どうも!ヤルキマントッキーズ板垣です。
今回は、初めて「ゲームじゃないアプリ」を作った時の話をします。
嫁の携帯電話料金が高すぎる
私の妻はほとんど携帯電話を使いません。
私とLINEでやり取りするか、家族と電話する程度。
、、、にも関わらず、電話もネットも使い放題のプランに入っていました。月額1万円前後です。
なので、「格安SIMに替えたら??」という話をずっとしていたのですが、中々変更してくれません。
変更しない理由は、
・安くなることが信じられない
・どうすればいいか分からない
などでした。
どれくらい「お得になるか」を体験してもらうしかない
どれだけ口で説明しても信じてもらえないので、「これはもう、アプリを作って自分で確認してもらうしかないな」と思い、「簡単!スマホ料金診断」を作ることにしたのでした。
内容はシンプルで、「20問程度の質問に答える」、ただそれだけ。
今の携帯使用状況を直感的に答えていくだけで、「現在の使用料金」と「格安SIMに変更した場合の差額」が表示され、「これだけお得になるよ」というのがひと目で分かるようになっています。
あと、「どの格安SIMメーカーが良いか?」も、その人の現在の状況に合わせて、最適なモノを表示するようにしました。
「簡単!スマホ料金診断」の詳細はこちらから
どれぐらいで作ったのか?
おそらく2ヶ月くらいでパパッと作ったかなと。
テキスト選択系のモックを作って、そこに質問内容の選択結果に基づく、診断結果のデータベースを組み込んでいった感じです。
この仕組みは、別のアプリにも使えるねー。などと話しながら、次のアプリの開発がすぐに始まったのでした。
効果はあったの??
お陰様で、妻が格安SIMへの変更を検討してくれるようになりました。
「電話番号+通信3GB」レベルなので、月額1,500円程度かな。
マイナス約8,000円か。だいぶ安くなりますよね。
あとは、とある携帯会社に勤める友人が、営業ツールとして使ってくれてるようです。
ありがたい話ですね。
著者
板垣護(イタガキマモル)
ヤルキマントッキーズ合同会社、CEO。
ポノス株式会社のe-sports事業の総括でもある。