【ひとりぼっち惑星プレイ日記:第5回】宇宙の中心でアイを叫んだいきもの。ユーザー間のボトルメッセージに注目してみよう

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執筆者:編集部

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スマホアプリ「ひとりぼっち惑星」のプレイ日記、第5回である今回は「ユーザー間でのそうしん・じゅしん」に注目してみたいと思います。

この作品についてなど、詳しくは下のリンクから過去回を見ると分かりやすいと思います。
ひとりぼっち惑星についての記事一覧(関連リンク)

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ジンコウチノウと「せいたいへいき」についての謎

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アンテナを強化し続け、宇宙から6通目の声を受信すると、以後は他のユーザーからのメッセージが「じゅしん」できるようになります。

これはiOS、Androidなど関係なく、全ユーザーが送信したモノからランダムに、ボトルメッセージのように受信する機能です。

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もちろん、自分でメッセージを作成し「そうしん」することもできます。

こちらはアンテナの強化段階に関わりませんが、部品が大量に必要となるのでアンテナがユーザーメッセージを受信するようになってからの方が良いでしょう。

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重要なのは、この送受信を使えるユーザーは万人が受け取る6通のメッセージを既に読んでいる人ということになります。

つまり、ひとりぼっちの意味を知っている。この作品のステキな世界観を前提とした上で共有ができるのです。こんなにステキな事はありません。

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また、宇宙をさまよう無数のメッセージ。心に響くモノから一文字だけのようなモノまで。

くじびきのような期待感、そして受信に必要な手間が本作を楽しくしているのかもしれません。

ここからは、無数のメッセージの一部をご紹介致します。

初めてでこういうセンスあるのだと笑ってしまいそうですね。

嫌いじゃない。

勢いすき。

でも、何もない。

ここまでは楽しい感じでしたが、ここからは意味ありげなモノを。

様々な部品で形成されたジンコウチノウたちも魅力です。

被災地の方から。普段表に出ないような情報も。

産後の女性から。エグイ文章もプカプカ漂ってますよ。

ああ……はい。

ああ……うん、はい。一人じゃないですもんね。

このように、面白メッセージも、悲痛な叫びも、己の黒い感情を吐き散らしたものも多様に存在しています。

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なんでこんなに話題になってるのかな?とずっと思ってたんですが、ひとえに作品の雰囲気が素晴らしいからだと思うんですよね。

地球でひとりぼっち、でも広大な宇宙を介して声が届く、送れる、通わせる。

ひらがなドットフォント、タイプライターのような打ち込み音、走るノイズ、独特の間。

万人が創ってもそれっぽい雰囲気が出て、お手軽にこの素晴らしいセンスを共有できた点がTwitterと相性が良かったのだと思います。

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作品そのものの魅力は、これまでの日記(関連リンク)で解説した通り。

自分に酔いしれるような文章を打つ方も多いようですが、それはこの作品の素晴らしさあって故だという恩恵を忘れてはなりません。

余談ですが、本作は二次創作も多く行われています。

その中で珍しく、作者ご本人がリツイートされてたのがコチラ。かわいい。

白ロボットは防護服を着ていただけで、中身は普通のいきもの…こういう捉え方も面白いかもしれませんね。

あと、こういう悲しいこと言っちゃダメですよ!

広告というのは、無課金でプレイできる選択肢を残しているという利点なのです!感謝しなければなりません。

どのゲームでも、完全無料というのは殆ど存在しません。何かしらの恩恵があるからこそ、作品が世に出るのですから。

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まだまだ盛り上がりを見せてくれそうな本作、未プレイの方はゼヒ体験してみてください。

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