※この記事はアプリ・オブ・ザ・イヤー2013の結果発表に際し、電撃ゲームアプリ編集部様より寄稿いただいたものです。
アプリ・オブ・ザ・イヤー2013発表ページ
https://appget.com/c/aoy/47114/aoy2013result/
電撃ゲームアプリ
http://dengekionline.com/dga/new/
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2013年はスマホに本格的なゲーム性が求められた年だった。
今年のトレンドといえば、“ポストパズドラ”と“王道RPG”。
大賞「チェインクロニクル」と特別賞「ロード・トゥ・ドラゴン」の2本は、このトレンドに沿ったゲームの中でも、その“ゲーム性の高さ”がユーザーに受け入れられたと言える。
「チェインクロニクル」は、メインストーリーのほかに200名以上のキャラクターそれぞれに用意された本格的なストーリーが特徴。
読み進めて特定のキャラクターに出会うとストーリーが“つながる=チェイン”するのも、今までのスマホゲームにはない新しい感覚だった。
また、リアルタイムストラテジーを取り入れた本格的なバトルシステムも特徴。
片手間でプレイしているとすぐに行き詰まってしまうのだが、逆に“ゲーム性”を求めていたユーザーに受け入れられて熱狂的なファンを産んだ。
「ロード・トゥ・ドラゴン」は、○○×RPG(例:パズル×RPG)といったポストパズドラ作品の中では、昨年末とかなり早い時期に配信されたタイトルだ。
移動時に選択するパネルが、バトル時に攻撃用パネルに切り替わる複雑なシステムを採用。
進めていくには戦略が要求されるのだが、こちらも「チェインクロニクル」と同様にその本格さがユーザーに受け入れられた。
ソーシャル性のないゲームアプリで、トレンドだったのが“キモカワ系”だ。
「アルパカにいさん」は、アルパカが共食いするにつれグロテスクな姿に変わっていく様が話題を呼び大ヒット。
100万ダウンロード達成すればヒットと呼べるゲームアプリにおいて、シリーズ累計600万ダウンロードと爆発力がすさまじい。
その後、このゲームに触発されたさまざまなフォロワーアプリが配信されることとなった。
今回、受賞した作品以外にも、ソーシャル性の際立つ『ドラゴンポーカー』や斬新なアイデアと戦略性の高い『Plague Inc.-伝染病株式会社-』といった個性的なゲームが生まれヒットした2013年。
来年はどういったゲームがヒット作となるのかが楽しみだ。
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