Hypergryphが新作スマホ向けRPG「エクスアストリス」のPVを公開!なんと買い切り!?その他判明した18の事実

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執筆者:阪森信也

エクスアストリス

Hypergryphが新作ゲームのPVを公開した。この記事では現時点で入手できた情報を整理する。

今回公開されたのはPVとティザーサイト、そしてFAQをまとめた画像。その二つと、メディア向けに開示された情報を以下にまとめた。

1. タイトルは「エクスアストリス(Ex Astris)」

エクスアストリス

Astrisはラテン語で「星」の意味。Ex astrisでfrom starまたはout of starという意味になるが、果たしてその真意は。

2. 開発会社は「HyperGryph(ハイパーグリフ)」

ご存知、アークナイツを開発運営している会社だ。

彼らの自己紹介文には「Hypergryphは2017年に上海で設立された若いゲーム会社です。挑戦の楽しみにあふれ、芸術性に富んだゲームを作ることを目標としています。論理的芸術とでも呼ぶべきゲーム開発事業――この希望に満ちた分野に、私達は持てる知恵と情熱を注ぎこみ、唯一無二の世界を作り上げたいと願っています。」とある。

3. 販売方法は買い切り型でアプリ内課金もなし

アツい。とてもアツい。

買い切り型のゲームはゲーム性が重視されている傾向がある。アプリゲット編集部は買い切り型のゲームも大好きだ。

基本プレイ無料のゲームがほとんどになっている今、なぜ買い切り型にするのかは現時点では情報がない。

きっと、彼らが作りたいゲームにするためには買い切り型である必要があったのだろう。

4. バトルはターン制

バトル画面。画面中央のダイヤマークが行動ポイントを表している。

バトル画面。画面中央のダイヤマークが行動ポイントを表している。

AP(行動ポイント)を消費して攻撃などを行う形式。

APはターンごとに一定数が得られる。味方ターン中にキャラクターアイコンをタップすると攻撃。続けてタップするとコンボ攻撃が発動する。

5. バトルには「ジャストガート」「反撃」というアクション性もある。

相手のターン中にキャラクターのアイコンを長押しすると、そのキャラクターは防御状態になる。防御状態のときに、敵の攻撃に合わせてタイミングよくBLOCKボタンを押すとその攻撃を無効化しつつ反撃をすることができる。

もしかしたら、強敵相手の時にこれの使い方で勝敗が決まることもあるのかもしれない。早くプレイしてみたい。

6. フィールド探索とバトルはシームレス?

公開された映像にはフィールド探索からバトルへの切り替わりが写っていないため確認ができないが、開発チームによればシームレスに切り替わるように仕上げる意向だという。

7. メインキャラクターは2名が発表され、さらに4名がデザイン進行中

Vi³

Vi³

「雁」

「雁」

メインキャラクターは「Vi³」と「雁」の2名が確認できる。(読み方は不明。下に異星の文字で読み方らしきものが書いているが私には解読できない。)

この二人に加えてさらに4名のキャラクターのデザインが進行中とのこと。戦闘に参加できるのは3名になるようだ。

8. 3DキャラクターはPBR(物理ベースレンダリング)とNPR(非写実的レンダリング)を使用している

つまり、見た目は二次元的だけど動きは現実的。

動きはとても自然で、初めて見たときはモーションキャプチャーかとおもったほどだ。

9. キャラクターと周囲とのリアルタイムインタラクションで物理的なリアリティを追及している

影の表現がリアルだ。

影の表現がリアルだ。

つまり、水辺を歩けば水面に反射するし、影はぼんやりした黒い塊ではなくちゃんとキャラのシルエットになっている。

スキルの発動で発光すれば周囲はその影響を受ける。衣装が白いキャラクターのほうが光の表現がわかりやすい。

10. 精度の高いリアルタイムな光影変化を試みている

足元の水面の映り込みに注目してほしい

足元の水面の映り込みに注目してほしい

例えば、太陽を直視する時に生じるハローエフェクトを通して、リアルな感覚を再現している。

画像の髪の毛の光が服を照らしている感じとか、足元の水面に壁の明かりが写りこんでいる感じを見てほしい。

11. 物語の舞台は異星

舞台は異星

舞台は異星

公開された文章は以下だ「日没を知らぬ国。環形の嵐によって分断された惑星。車の横をかすめる不思議な生き物に、人類によく似た知的種族……。地球からやってきた調査員は、この異星で、未知なる文明の火を記録する旅を続けています――。」

地球からの調査員である主人公が異星で知り合った仲間と共に惑星を横断していく、旅の物語になる予定だという。

12. 異星文明の言語を新しく作った

この壁の文字も読めるようになるのだろうか

この壁の文字も読めるようになるのだろうか

資料には「各シーンの壁に出現する言葉がプレイヤーに神秘的なメッセージを伝え、プレイヤーはそれを解明・探索してみることができる」とある。

ロゴに書いてある謎の文字ものちのち読むことができるのだろうか

13. 価格は未定

スマホゲーム黎明期にスクウェア・エニックスがリリースした買い切り型RPGは3,000円~4,000円であった。

SwitchやPSのゲームであれば6000円から9000円くらいだろうか。どんな価格になるにせよ、この挑戦は応援したい。

14. リリース日は未定

「基本システムの検討段階」だということなのですぐにリリースされることはないのかもしれない。だが、早く遊びたい。

15. 対応端末はiOSとAndroidを予定している

ちゃんと両OSです。リリースタイミングも完全同時だとうれしいね。

16. エリア間の切り替えなどもローディングなしになる予定

最新のゲームの流行のひとつかもしれない。

強制的にゆっくり歩かせたりする裏でローディングしていたりするので待機時間は変わらないこともあるが、没入感は高まりやすい。

17. 非線状のキャラクター育成システムも搭載予定

資料には「プレイヤーは既存のスキルを習得してデフォルトプランに沿ったキャラ育成を行えるだけでなく、各要素の様々な組み合わせを通してスキルをカスタマイズすることもできる。」とある。

18. 錬金、料理などのライフスキルを含む外部育成システムを搭載予定

好きな食べ物や道具を作らせることができるようになるようだ。異星のたべものは食べても大丈夫なのだろうか。

キービジュアル

キービジュアル

以上、エクスアストリスについて現在わかっている情報をまとめた。

Hypergryphのこの挑戦は応援したい。

今後の追加情報にも期待しよう。

公式サイトURL:https://exa.hypergryph.com/jp/

ツイッター:https://twitter.com/Astris_JP

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※記事で掲載した動画や画像は開発中のものです。

執筆者: 阪森信也