NTTドコモはパナソニック製AndroidOS搭載の新機種「P-04D」を2012年3月29日から発売することを発表した。P-04Dは、約7.8mmという薄いフォルムにもかかわらず、約4.3インチの有機ELディスプレイを搭載。さらに防水・防じん性に優れ、「パーソナルプロテクト」などビジネスシーンに役立つセキュリティ機能を備えている。
同スペックの端末は既にソフトバンクモバイルから「SoftBank 102P」として3月23日より発売されている。ソフトバンクのボディカラーは3種類のところ、ドコモは「DEEP PURPLE」の1色のみ。
おサイフケータイ、緊急地震速報/津波警報に対応。ワンセグ、赤外線通信、おくだけ充電には対応していないという点は「SoftBank 102P」と同様。ドコモのデータ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に非対応であるため、「FOMA ハイスピード」利用時の最大データ通信速度は下り14Mbpsだが、ソフトバンクの3Gデータ通信速度の下り最大21Mbpsには劣る。
また「SoftBank 102P」と同様、パナソニックのノートパソコン「レッツノート」と連携できる「スマートアーチアプリ」を搭載。「P-04D」からBluetooth®を利用してスリープ状態のレッツノートを起動して、ファイルの送受信や閲覧・編集が可能。
スタイリッシュな外観と共にセキュリティに優れた高機能なスマートフォン「P-04D」はビジネスに最適化されていると言えるだろう。レッツノートはビジネスマンに非常に人気が高いブランド。この「P-04D」や「SoftBank 102P」もビジネスユースのスマホとして受け入れられるだろうか。
NTTドコモのプレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120322-2/jn120322-2.html