ドラクエ、PSO、女神転生、ヴァルキリープロファイル、パワプロ、ダビスタ・・・悠久の名作はスマートフォンでも語り継がれる。
10000本以上のゲームアプリを遊んだアプリゲット編集部が選ぶ、コンシューマから続く人気の名作タイトルの数々の中から7選紹介!
目次
『ヴァルキリープロファイル』とは?
シリーズ原点は、1999年12月22日にプレイステーション用に発売された北欧神話をモチーフとしたRPG。
落命した英雄たちの魂を導く半神半人の女神ヴァルキリーを主人公として、英雄たちの魂を集め、その過程をドラマチックに描き、神々の戦いとその背後で密かに進行する企みが展開していく。
たくさんのキャラクターとパーティを編成して冒険に赴いて、タイミングを合わせてボタンを乳ry九することでコンボをつなげるバトルや、アクション性のあるダンジョンなどが魅力。
その後、シリーズ化されシステムなどは変化があるものの、ヴァルキリーを中心とする物語が描かれていく。
2018年春には「ヴァルキリープロファイル -レナス-」がスマホ化すると発表された。
シリーズ最古の物語を!『VALKYRIE ANATOMIA ヴァルキリーアナトミア』
ヴァルキリープロファイルシリーズの最新作にして最古の物語が語られるファンタジーRPG。
北欧神話をモチーフとした世界観と、シリーズ独自の戦闘システムにキャラ・装備の育成などコンシューマ並みにボリューム満点なタイトルだ。
エインフェリアとは死後に天界で戦う英雄たちで、彼らを迎える時にその死の瞬間までのエピソードを追体験していく。
劇作家・演出家の藤沢文翁氏によって描かれる物語が、珠玉のBGMで彩られ、自然と涙が溢れてくる。
VP1を元とした独自のパーティメンバーの攻撃を組み合わせて連続ヒット(コンボ)を作り出す戦闘システムが、美麗な3Dグラフィックで描き出されているぞ。
また、連続ヒットでドロップされる魔晶石での経験値アップなど、過去作品でもあったシステムが色々と導入されていて、かなりやり込める内容だ。
『真・女神転生』とは?
FCソフト『デジタル・デビル物語 女神転生』、『デジタル・デビル物語 女神転生II』のゲームシステムを継承しながらも新たな『女神転生シリーズ』として再構築されたRPGシリーズ。
初作品はSFCで発売され、現代の世界を舞台とする独特の世界観、勧善懲悪に当てはまらないハードなシナリオ構成は多くのファンを生むこととなる。
後にシリーズ化され、『デビルサマナーシリーズ』『ペルソナシリーズ』などの派生シリーズも作成されて現在でも人気の高いタイトル。
悪魔と戦い、対話して仲間とし、様々な人間関係の中で戦っていく。中でも悪魔合体といったシステムが評価され、作品のキモとなっている。
ペルソナシリーズに続く”真”世代!『D×2 真・女神転生 リベレーション』
累計売上700万本を突破している大人気RPGシリーズの最新作だ。
悪魔召喚・交渉・悪魔合体といった「真・女神転生」シリーズが持つ独自のシステムを採用!
3Dで描かれた美しくときに恐ろしい悪魔たちを”仲魔”に加え、近未来の東京で巻き起こる事件を解決していこう。
ペルソナシリーズに匹敵するスタイリッシュな世界観に音楽!
やりこみ度の高い悪魔育成システムを備えた大作だ。
スマートフォンの専用アプリから悪魔を召喚し、使役する力を持った者「デビルダウンローダー(D×2)」。
謎の男に導かれ、その力を手にしたアナタは、世界を守護する秘密組織「リベレイターズ」の一員となり、D×2同士の戦いに巻き込まれていく。
「PSYCHO-PASS サイコパス」や「ベルセルク」のアニメ脚本を手がけた「深見 真」氏によって、近未来感と女神転生らしさを合体させたシナリオが描かれている。
バトルではおなじみの悪魔たちがハイクオリティなCGモデルで再現されており、画面左上にある行動回数だけ個々の仲魔のコマンドを入力できる。
行動が回ってくるごとにMPが回復し、それを消費して物理攻撃や属性攻撃、回復スキルなどを使おう。
シリーズでお馴染みの属性耐性も設定されており、敵の弱点を突いて有利な戦況を展開できるようだ。
『スターオーシャン』とは?
第1作目はSFCで開発され、当時としては最大級の容量であった48メガビットROMが採用され、キャラクターをフィールド内で自由に移動できるバトルシステムや、SFの世界観・ストーリー、 桜庭統氏によるハイクオリティなサウンドなどが話題となった。
とくにサウンド面に関しては、ハード制約であった同時発音数8音を上回るサンプリング音を利用する方法をとっており、SFCでありながらサンプリングボイスの同時発音にも成功している。
後にシリーズ化され、今もなお人気作品の一つとして数えられる。
PSPにも『スターオーシャン1 First Departure』としてリメイクされた。
ケタ違いなハイエンド3D演出!『スターオーシャン:アナムネシス』
トライエースが開発、スクエニが運営を担当する人気シリーズの最新作。
地球から70000光年も離れた銀河の果てで、プレイヤーは艦長として星の海を巡り、歴代キャラ達と出会い、故郷を目指す。
3Dフィールドでの戦闘はリアルタイムに進み、スワイプで180度自由に動ける。フリック回避や、敵との距離で変わる近・遠コンボなどアクション性が高い。
PS4作品「SO5」のリアル頭身グラを元にしていて、スマホアプリ界では最高クラスの美麗3D!エフェクトの使い方が圧倒的で舌を巻く。
JRPGらしい演出&バトルと魅力が詰まっている上に、無課金でも遊びやすいユーザーライクな仕様が多い。
クオリティもズバ抜けているし、文句無しの超大作だ!
『ドラゴンクエスト』とは?
海外の人気PCゲーム「ウルティマ」をベースとして家庭用ゲーム機としては初のオリジナルRPGとしてFCで発売され、爆発的なRPGブームを引き起こした火付け役。
勇者が魔王を倒すために旅立つRPGの基本を世に広めた作品であり、開発は当時「週刊少年ジャンプ」のファミコン関連記事を執筆していた堀井雄二氏がシナリオ・ゲームデザインを担当し、同じくジャンプで「ドラゴンボール」を連載中だった鳥山明氏をキャラクターデザイン、CM音楽などで有名だったすぎやまこういち氏がミュージック担当、プログラムを中村光一氏率いるチュンソフトが担当するといった、後の黄金メンバーが手を組んで作り上げている。
初作品の開発期間は約5ヶ月と、現在では考えられない短い工数で作成された。
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』と続き、ロトシリーズとして一応の完結はしたものの、ドラクエシリーズは現在作品も派生を含めて続いている。
開発当初は、ROM容量が少なく64KBという驚愕の低コストで作成されたため、カタカナが全文字なかったり、濁音すら削り、キャラクターのグラフィックもカメラ目線のものしかなくしたりと工夫して作られた経緯がある。
ちなみに64KBとは、現在で言うとスクリーンショット1枚分のデータ容量もないレベル。
変わらぬ冒険と、新しい面白さ!『星のドラゴンクエスト』
スクエニによる国民的RPG「ドラクエ」の派生作であり、ナンバリングの流れを継承したスマホゲーム。
かつて“冒険王”と呼ばれた男の末裔である若者3人達は、惑星ブルリアに迫る危機を救うべく、広大な大地と、海と、空を駆け回る。
バトルは素早さ行動順のターン形式&自動進行だが、コマンド選択時も時間は止まらずリアルタイムに進むので瞬時の判断が必要。
キャラ作成と育成の自由度が大きな特徴で、性別・顔・髪型・装備といった外見設定の他、職業転職システムで上位職のマスター修得も。
歴代シリーズのイベントや「ダイの大冒険」「FF」との超大型コラボが実装されていて、懐かしのキャラを連れ、悪名を連ねた魔王達と世界を巡って渡り合える。
すぎやまこういち氏による色褪せない名曲と、新調された3Dグラフィックに心を踊らせながら、新たな物語を始めよう!
『ファンタシースター』とは?
第1作目は、セガ・マークⅢ、マスターシステムで作成されたセガの自社制作発のRPG。
SFファンタジーという当時としては珍しい世界観、主人公が女性であることや、3つの惑星を渡り歩く壮大なフィールド、滑らかに動く3Dダンジョン、そしてアニメーションで動くモンスターなどなど、後の多くの作品につながる特徴をもっていた。
また、BGMはFM音源に対応しており話題となった。ただ、メガドラ復刻版や海外版は未対応。
フィールドや町などが2D見下ろし型であったのに対し、前述したとおりダンジョンがウィザードリィのような3Dダンジョン仕様であったが、後のシリーズでは採用されなかった。
また、『ファンタシースターオンライン(PSO)』としては、ドリームキャストやWindowsなどで展開したオンラインゲーム。
日本のオンラインゲームブームを開拓したタイトルと言われ、現在サービス中の大人気作品PSO2の原型となっている。
化物コンテンツを味わい尽くせ!『ファンタシースターオンライン2 es』
国内最大級の人気を誇るMMOを元に完全新作として展開されたフル3DRPG。
バトルは前後左右の4方向へとステップ移動しつつ、タップで通常コンボ。5枚のチップでアビリティ攻撃や補助効果を付与できる。
大剣・自在槍・短杖・双機銃・魔装脚といった17の武器種毎にモーションや立ち回りが違い、その感覚はハンティングアクションにも近い!
更に8種のクラス(職業)や自由過ぎるキャラクリエイトなど、本家と共有している無限大のボリュームは健在!
今なお進化を続けていて、PSO2を全く知らない人でも楽しめる、SEGAらしいスマホRPGとなっているぞ!
『実況パワフルプロ野球』とは?
第1作『実況パワフルプロ野球’94』は、SFCで発売され、それ以来続く人気シリーズ。
2頭身のかわいいデザインのキャラクターが特徴で、ファミスタなどの野球ゲームの基本的操作とは違い独特のユーザビリティな作りになっている。
シリーズ最大の特徴は「サクセス」モードでのキャラクター育成で、このモードのみを対象とする攻略本が発売されたり、パワプロクンポケットとしてサクセスモードのみのシリーズも登場した。
アーケードやパソコンでも展開し、多数のメディアで楽しむことができる。
育成SLG&野球ゲームの決定版!『実況パワフルプロ野球』
いつでもどこでも選手を育成して野球を楽しめる大人気スポーツゲームだ。
言わずと知れた野球ゲームの決定版!
アプリではサクセスモードを主体に、自分だけの選手を作成してチームを編成し、全国のプレイヤーと勝負を繰り広げる。
最初からSR確定チケットがもらえるなど初心者用のボーナスが充実していて、野球好きはもちろん、育成シミュレーション好きにこそオススメしたいゲームだ。
本作はサクセスモードをメインに進め、作成した選手たちでオリジナルチームを結成し、対戦モードに挑む。
矢部君や猪狩などパワプロではお馴染みのキャラのほかに人気漫画の「MAJOR」や「ダイヤのA」、さらに実在選手である「大谷翔平」など様々なキャラが登場する。
スタジアムで開催される試合は3Dで描写され、投手と打者それぞれの視点でアクションを行う。
サクセスでは投打の結果に応じて能力ポイントが増減するため、プレイヤーの腕前も育成の結果に反映されるようだ。
『ダービースタリオン』とは?
1991年12月21日発売のFC版『ベスト競馬・ダービースタリオン』から始まる人気競馬ゲームシリーズ。
プレイヤーが生産者・馬主・調教師の立場を兼ねて操作を行い、競走馬を生産し、調教から出走を繰り返してGⅠタイトルの制覇を目指す。
同世代に競馬ゲームが多数発売されており、ウイニングポストやクラシックロードなどはPCゲームとして開発されており複雑なシステムの玄人向けとしてスタートしたのに対し、本タイトルはFC向けにスタートしたためシンプルなゲームシステムで親しみやすい内容となっている。
1990年代半ばに一大ブームを築き上げた作品で、競馬シミュレーションゲームというジャンルの草分け的位置づけをされている。
第1作目は薗部博之氏が1人で行ったため、3年半も開発にかかってしまったという逸話も伝説となっている。
ドラマティックな物語が展開!『ダービースタリオン マスターズ』
本格的な競走馬育成シミュレーションの名作「ダービースタリオン(ダビスタ)」のスマホ版。
実際に活躍した名馬たちも登場し、3Dモデルで描かれる白熱のレースシーンは本物さながらの競馬実況で繰り広げられる。
また、ドラマティックなストーリーも展開し、競馬ファンもそうでない人でも楽しめるつくりになっているぞ。
これまでのダビスタシリーズの中でも、最多数の実名名馬が登場する本作。
競馬を知らない人でもどこかで聞いたことがあるディープインパクトをはじめ、キングカメハメハ、オルフェーヴル、モーリス、ゴールドシップなど伝説的な競走馬たちがそろっている。
パドックの様子からレースシーンまで、TV中継での実況放送と同じレイアウトで演出され、リアルさはスマホとは思えないほど。
また、リアルな競馬の背景には、コザキユースケ氏のキャラデザによるドラマティックなストーリーも展開し、育成でも物語でも盛り上がる。