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・面白革命capsule+のゲーム
最近こんな顔を見たことはないだろうか?
面白革命capsule+の「育ててイケメン」というゲームだ。
スマホゲームでよく遊ぶよ!という人は面白革命capsule+のゲームをひとつくらいは遊んだことがあるかもしれない。そう思ってしまうほど、ここのゲームは数が多く、そして人気が高いのだ。
今回は、セレクトショップやカフェが立ち並ぶ大阪は堀江に新オフィスを構えたばかりの面白革命capsule+にお話をうかがった!
ハイペースで新作を出し続けつつ、社員への想いにあふれたとっても素敵な会社でしたよ。
目次
以前はKONAMIでアーケードゲーム開発
―――はじめまして!アプリゲットの阪森と申します。本日はよろしくお願いいたします。まず、capsule+が出来た背景についておききできますでしょうか。
山中さん:だいそれた背景ではないんですけれども。私はもともとKONAMIでアーケードのゲームを作っていた人間でして。
プログラマーとしては二十歳の頃から27までかな?までずっと東京の方で働いてまして、その後私的な理由でこちらに戻って来て父の仕事を手伝っていたんですが、父に「せっかくお前はパソコンの技術があるんだから、自分の仕事としてやってみなさい」と言ってもらいまして。
それで何ができるかなーって自分で考えてた所、KONAMI在籍時にiPhoneアプリを作った事があったんですよ。2個作ったのかな?『なんでやねん』っていうアプリがありまして、振ると「なんでやねん!」って言うだけの(笑)
それがエンターテイメント部門で10位以内に入ったりして結構売れてたんですね。
―――へー!(驚)
美菜さん:自分の声やろ(笑)
―――ご自分の声を入れたんですか!?
山中さん:自分の声です。夜中に全部録りました(笑)
まあ何か出来るといったらそれかなーっていうところで、その時に使っていたブランド名がcapsule+でしたので、この名前のまんまアプリを出した所からはじまったんですよ。それが去年ですね。
大阪に帰ってきて半年間はそういう事まるっきりしてないですね。近所の商店街のHP作ったりとかそういう別件をしていました。
―――なるほどなるほど。今は何名位になったんですか?
山中さん:今はまだ3人で、今度一人増えて4人。多分5人まで増やす予定です。5人か6人か。
―――プログラミングは全部山中さんがおひとりで?
山中さん:プログラミングは私だけです。私を殺せばこの会社は潰れます(笑)
―――アプリ開発1本で今は事業としては成り立っているんですか?
山中さん:成り立っていますね。
―――広告収益で?
山中さん:広告収益で。一時期は外注受けやっていましたねー。
いまも大っきい所から何本か話が来ているんでー、ちょっとやろうかなーって気にはなっているんですけど(笑)
―――大っきいとちょっとやりたくなりますもんね(笑)
山中さん:そうですね(笑) 「お!」っていう感じで(笑)
―――自社で出したアプリが目を引いて声がかかったんでしょうか?
山中さん:だと思いますね。特にその後にイケメンが当たってからは、そういう所からの声が多い気がしますね。
すでに45本のアプリをリリース。早いときは1週間に6~7本も!
―――なるほどなるほど。これまでに出したアプリって何本位になりますか?
山中さん:本数でいったら45本くらいですね。
―――出しましたねー!
山中さん:いやー、もうちょっと出して行きたいんですけどねー。
―――目標とされてるペースとかあるんですか?
山中さん:目標ですか…。どれぐらいなんやろ…。本当に一番速かった時期は1週間に6本か7本だったんですよ。
―――ほぉ~!
山中さん:こないだ5月もそのような事やりまして、4日で4本作って、燃え尽きました(笑)
―――凄いペースですね!
美菜さん:あれはしんどかった。
山中さん:しんどかったよね。
―――なんでそうなったんですか?
山中さん:やるか?みたいな話になって。最近ちょっとだらけて、ペース落ちてるし、一日1本できるっていう感覚をもう1回取り戻そうか?みたいな話になって。
―――で燃え尽きちゃったらちょっと間が空いちゃったりしちゃうんですか?
山中さん:いや。そん時は普通に戻ったって感じです。
―――普通だとどれくらいなんですか?
山中さん:普通だと、1週間1本ないし2週間1本位のペースですね。
総ダウンロード数は“たぶん”2000万前後
―――インストール数でいうと?
美菜さん:んーー。
山中さん:「とどけぇぇえ」 だけでめっちゃあるやろ? あー、あと「育ててイケメン」もいったもん。「連打の達人」とかも凄かったしー、「全力階段」も売れてるから。あと「アイスタワー」とか。
―――2000万前後行ってるんじゃないですか!?
山中さん:いってそうですね。
美菜さん:「ゾンビ撃て」も人気やしね。
山中さん:「ゾンビ撃て」とか台湾で1位取ってるんですよ。総合1位。
―――そうなんですか!?
山中さん:あれもとんでもないダウンロード数行ってて。
皆さんどうやって把握してるんでしょうね?管理する事をやるくらいやったら作りたい。作ったり、もしくは早く帰って遊びたいです(笑)
―――賛成です(笑) いちばん売れたというかインストールが伸びたゲームでいうと?
山中さん:「とどけぇぇえ」ですね。
―――最近は「育ててイケメン」も?
山中さん:そうですね。かなり好調ですね。ただ、DL数でいうと、「とどけぇぇえ」には及ばないですね。「とどけぇぇえ」とか、あと「100の瞬間」の一個前のやつはiPhoneで無料総合五日間位ずっと1位取ってたんで多分そっちの方が上かなーっと思うんですよね。
―――iPhoneとアンドロイドで差とかって感じます?お客さんの違いというか。
山中さん:ユーザーレビューはアンドロイドの方が優しいですよね。iPhoneの方は見たらなんかもう飛び降りたくなりますよね。
美菜さん:ははは(笑)
山中さん:割と優しい。アンドロイドは。
―――応援コメントとかたまに見かけたりしますよね。
美菜さん:そう。丁寧な。
山中さん:うちの中で一番嬉しかったのが、「やっほー」てアプリがあって、あのアプリだけはどのレビュー覧を見ても気持ちよかったですね。なんか凄くレビューついでって優しかったよね。
―――どんな感じの事書かれたんですか?
山中さん:癒されましたとか、生きて行く希望見つけましたとか
―――そこまでですか!
山中さん:そういう何か、頂きまして。そういうの嬉しいよね。感情揺れ動かす位の何かになればそれは嬉しいですけどね、作り手とすれば。
―――それは、いいモチベーションというか今後に糧になりますね。
山中さん:そうですね。
ゲーム嫌いの姉に遊んでもらえるゲームを作りたい
―――売り上げ的にも順調そうですね?
山中さん:そうですね。あとは良く聞かれる事としてはどの辺をターゲットにして出してるの?って聞かれるんですけど。うちには姉貴が居るんですけれども、その姉貴にゲームを遊ばしたいっていう気持ちがありまして。
やらないんですよ、ゲームは全く。どっちかっていうと僕がずっと父と晩ご飯の時間ドラクエやったりして、音楽とかトラウマになっててゲーム嫌いなんですね。
―――身近に好き過ぎる人が居るとそうなっちゃいますね・・・。
山中さん:その姉にでも遊んでもらえるゲームを目指したいなと。あのゲーム嫌いの姉ちゃんがやってくれたらどうなんだろうって。そういう意味では「やっほー」は姉がクリアまでしてくれたんで嬉しかったですね。
―――ほー!念願叶ったゲームですね!
山中さん:「アップデートいつあんの?」って聞いてきてくれて(笑)さらには「お姉ちゃんが台詞考えたろか?」ってぐいぐい来たんで、そこは「大丈夫」って(笑)
IT業界の中にあっても楽しく勤めあげられる会社にしたい
―――会社としてどんな方向を目指されているんですか?
山中さん:私自身がゲームプログラマーとして2社程経験して、まあ色々な事を経験しまして、自分がもし会社といものをやらせて頂く事が出来た場合、自分たちが作りたいものを楽しく作りたいっていうのがやっぱり一番強く思いがあります。
その中でももちろん実際に社長をやってみれば給料の支払いに追われたりとか税金に追われたりで頭が痛い事がいっぱいある訳ですけれども。
そんな中で1年間もまれながらやってきまして、まあ嫁だったり友人だったりっていうメンバーでやってますんで、協力して頂いて助かっては来たんですけれども、手応えとしてはやって行けるかなって気持ちが出て来たんですね。
なので、人様の人生というか、まるっきり自分と関係ない人達の人生を少し背負う位の覚悟も出てきたなってところで、まあ今回堀江に来て求人を出したんです。
http://capsuleplus.net/recruit.html
理念としては、そういう方々と一緒に働きながら、基本的には本当は物を作る事は楽しいお仕事なんで、それを味わってもらえる職場環境だったり仕事内容だったりにして、働いてる人達に楽しいって言ってもらえる会社にしようと。
そのうえで、ちゃんと休みがあって、早く帰れて、充実感というか達成感だったり自分たちのアプリがマーケットで売れているっていう事に対しての誇りを持てたりすれば、それは凄く幸せなことなんで、そういう会社にしていきたいなーという気持ちはありますね。
―――いやあ、いいですね!
山中さん:やっぱりこのIT業界の中でも、楽しく勤めて自分が結婚するなり何か新しい事をするなりっていう期間までだったり、もしくは定年までだったりっていう、ずっと勤めあげられる会社になれたらいいなって思うんですよね。
美菜さん:そうですね。
―――大賛成です。最後にこれを読んでいる方にひとことおねがいできますか?
美菜さん:一言?
山中さん:あ、考えた?どうぞどうぞ。
美菜さん:いや、どうぞどうぞ。
山中さん:いやいやいや。何か、何がいいんやろ。まああれですかね。え~。今すぐダウンロードしておもしろ革命を体験しよう♪
―――ありがとうございます!綺麗に締まりました(笑)
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(おまけ)
山中さん:ちょっと呼んでいいですか?一人ご紹介しても。
美菜さん:そこにデザイナーが座って、デザイナーの席なんですよ。ズーボーっていう。
―――インタビュー中ずっと気になってたんですが(笑)彼女募集中なんですか?
山中さん:僕が中学校の頃から知っている友達なんですよ。
もともと一人で個人事業主でデザインの仕事をやっていた所に一緒にやろうよって話をして合流してくれたんですよね。
その彼が今まで彼女が欲しいなんて言った事が無かったんですけど、何故か堀江に引っ越して来たら彼女欲しいなって色気づきだしたんで、これちょっと書かんとねって話で。
―――それは一大事ですね!そういうことならアプリゲットにおまかせください!インタビュー記事の下部にこっそり載せておきますよ!
と、こんな感じでとっても仲のいい面白革命capsule+。
採用情報に興味のある方はこちらからどうぞ。
http://capsuleplus.net/recruit.html
ズーボさんに興味のある方はこちらから。