処女作「なんか変なのはえてきた」のリリース以来、出すゲーム出すゲームヒットさせ、すでに累計500万ダウンロードを達成している謎のデベロッパー「BELTHEVA」。
2012年9月には満を持して法人化し、「株式会社ココソラ」となった.
アプリ★ゲットでは今回ココソラのお二人(たった2人ですべてをおこなっていた!)にお話しを聞く機会を得た。
ココソラの主なタイトル
・「なんか変なのはえてきた」
・「ひつじの毛をドゥルン♪」
・「あの日に帰りたい。」
・「社畜と化せ!!」
システム開発会社の同僚2人で設立。
まずは、どういう経緯でアプリを作るようになったのかをお聞きしたいのですが。
前田氏:そうですね。私たちは前職が一緒だったんですが、そこでシステム開発をやっておりました。
できたての会社で、「みんなで盛り上げて、コンテンツを作っていこう!」と誘われて2人で入ったんです。入ったんですけど、、、。
「社畜と化せ」は2人の前職がモデル?
何かあったんですか?
前田氏:結局普通のシステム開発の会社と同じことをしていて、これはちょっと自分たちがやりたいことと違うなと。
それで色いろ話しているうちに「二人でやろうか」ということになりました。
野沢氏:「社畜と化せ」というアプリがあるんですが、半分ぐらいはそのころ経験がまじっていますよw
社畜扱いされたわけではないですけど、、、まあいろいろとありましたね(笑)。
絵からプログラミングまで2人だけで完結
なるほど、かなり苦労されたんですね。。。
では、会社を辞められてアプリ開発を開始したんですか?それとも仕事をつづけながらアプリを作り始めたんでしょうか?
前田氏:仕事が終わって、帰ったらずっとアプリを作るという生活をしばらくつづけていましたね。
その後去年の1月くらいに会社をやめて、半年ほど準備をして会社を設立したんです。
前田氏:会社にいるときは資金をためるために短時間で作れるツール系のアプリをそれぞれ作っていて、会社をやめたタイミングからゲームを作り始めるようになりました。
お二人だけでイラストからプログラミングまですべてやられているんですか?
前田氏:そうですね。全部二人でやっています。
すごいですね!デザインがしっかりしているので、てっきりデザイナーさんがいらっしゃるのかと思っていましたよ。ゲームの発想はいつもどんなところから来るんですか?
前田氏:基本的に気持ち悪いのが好きで。好きというか、気持ち悪い感じをつくりたくなっちゃうんですよね。
はじめて作ったのが「なんか変なの生えてきた」だったんですけど、人がぞわぞわするような気持ち悪いものをつくったらユーザーの気を引くんじゃないかと思いまして。
しかも、あれはもともと壁紙にしようとしていたんですよ。ライブ壁紙に。途中で「これはゲームにしたほうがいいかもしれない」と思ってゲームに変えたんです。
ネタとして扱われれば売れる。ゲーム性はあとづけ。
ゲームづくりで一番こだわっているポイントはどこですか?
前田氏:世界観ですかね。世界観がネタとして扱ってもらえるものになっているかどうか。
というのも、「面白いか面白くないか」というのは、ひとそれぞれで違うものなので判断できないですが、「ネタとして扱ってもらえそうかどうか」はある程度分かりますし、ネタとして扱ってもらえるものであれば、それは売れると思うんです。
そこに、後からどれだけゲーム性を後づけで足せるかですね。
これまでのアプリをすべて合わせるとダウンロード数はどれくらいまでいっていますか?
前田氏:500万くらいですね。
ビジネスとしてはいかがですか?
前田氏:今のところ個人事業主レベルの売上げしかないですね。
iPhoneがまだぜんぜんうまく行っていなくて。
「ひつじの毛をドゥルン♪」がAndroidで人気が出たんでiPhone準備してリリースしたんですけど、時期を逃してしまって、かなり後になってからのリリースになってしまったんですよね。
なので、そんなに数字が伸びなくて。
iPhoneでもAndroidなみの人気になってくれば余裕がでてくるかなといった感じですね。
なるほど!新作も準備中とのことなので期待しています!
本日はありがとうございました!
株式会社ココソラ
http://cocosola.jp/