あのジャンプがVR専門誌発売!そこで耳かきにパンチラ廃病院までVR元年2016年を振り返る

公開日:

執筆者:編集部

「ワンピース」をはじめとする人気マンガが魅力的な「週刊少年ジャンプ」が、なんとVR(=仮想現実)専門誌を発売!

その名も「ジャンプVR」!

VRについてマンガやコラムで解説しているだけでなく、スマートフォンと組み合わせて手軽にVR動画が楽しめる紙製VRゴーグルも付属しているという。 年末にプレゼントを配りまくるサンタクロース張りの太っ腹さだ!

スマホでVRゲーム遊ぶならコレ!

なごみの耳かきVR

ゲームをはじめる

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VR元年と呼ばれた2016年

実は今年、2016年はVR元年と呼ばれていた。

高性能なハイエンドVR「Oculus Rift(オキュラスリフト)」や「HTC VIVE(エイチティーシー バイブ)」が正式販売開始。

スマートフォン VRデバイス プレイステーションVR

画像は筆者による撮影

また、高額・高性能なPCがなくとも「プレイステーション4」で稼働できる「プレイステーションVR」も発売された。

ゲームの世界に入り込める独特の没入感を既に体験した…という人も少なくないのではないだろうか?

VRはスマホでも体験可能!

スマートフォン VRデバイス ハコスコ

画像は筆者による撮影


「ジャンプVR」にもスマホと組み合わせて使える紙製VRゴーグルが付属しているように、実は高額なVRデバイスを買わずとも、スマホがあれば安価な紙製VRゴーグルでVRの世界を体感可能だ。

紙製VRゴーグルで代表的なものは、Googleが発売している「Cardboard」や株式会社ハコスコが発売している「ハコスコ」など。

ダンボール製で、スリット部分にスマホを装着することで使用する。

スマートフォンの加速度センサーやジャイロセンサーを使って、頭の動きと映像を連動させているわけだ。

価格は概ね1000円前後と安価!

失敗したとしても痛くない価格なので、「いきなりプレイステーションVR買うのはちょっと…」と考えている人がお試しに使うのにはピッタリだ。

プラスティック製のちょっとだけ高級なVRデバイス

スマートフォン VRデバイス ハコスコDX

画像は筆者による撮影


もうちょっと予算をさく覚悟があるなら、「ハコスコDX」をはじめとするプラスティック製VRデバイスも販売されている。

プラスティック製のVRデバイスもダンボール製と仕組みは一緒で、スマートフォンの加速度センサーやジャイロセンサーで稼働。

プラスティック製なので壊れにくいほか、ゴムバンドなどで頭にデバイスを固定することができるため、両手フリーな状態で思いっきりVR世界に没頭できるぞ。

価格は安いもので2000円程度から、6000円程度のものまで幅広く存在
している。

さらに1ランク上の体験!「GEAR VR」

スマートフォン VRデバイス GEAR VR

画像は筆者による撮影


プラスティック製のデバイスの中で1ランク飛び抜けているのがOculusが発売している「GEAR VR」。

Samsungの「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」「Galaxy S7 edge」といった限られた端末しか対応していないが、デバイスにタッチパネルがついており、頭の動きだけでなくタッチパネルを使ったリッチなゲームコンテンツが楽しめる

「Google Play」ではなく「Oculus Store」という独自ストアからコンテンツが配信されており、VR専用に作られたハイクオリティなゲームを多数プレイできるぞ!

スマホでVRを楽しむならコレ!

2016年…VR元年の内にとりあえずVRを楽しんでおくなら、「Cardboard」や「ハコスコ」などの安価なデバイスで、冬休みにサクッと体験してしまうのはいかがだろう?

もちろん、どうせ楽しむならおもしろいコンテンツがイイに決まっている!

そこで、この冬スマホ向けのVRゴーグルで楽しむならコレ!という筆者イチオシのアプリを3つご紹介しよう!

なごみの耳かきVR

「なごみの耳かきVR」は、和服美少女に耳かきをしてもらう体感シミュレーションだ。

とある初夏の昼下がり。休暇をとって田舎へと帰省していたあなたは、従姉妹(いとこ)である「なごみ」と世間話をしていた。

午後の陽気と仕事の疲れに誘われてウトウトしてきたあなたを見て、彼女はあるものを取り出し……。

VRゴーグルありなら複眼、なしなら単眼モードをセットしてゲーム開始。

横画面の端末を垂直に当てているといつの間にか二次元の世界に入りこめる。

そのまま、彼女の膝に寝転ぶように頭(端末)を動かし、耳かきをしてもらおう。

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パンチライン VRミュージアム

「パンチライン VRミュージアム」は、美少女ばかりが住むアパートを散策する体感シミュレーターだ。

ひょんなことから幽体離脱してしまったあなたは、個性豊かな美少女たちが暮らすアパート「古来館」に迷い込んでしまう。

ふんわかほわほわアイドル。101号室の住人「成木野 みかたん(CV:雨宮 天)」。

ひきおたニートなネトゲ廃人。102号室の住人「曳尾谷 愛(CV:寿 美菜子)」。

おじいちゃん大好き天才発明家。201号室の住人「台初 明香(CV:釘宮 理恵)」。

料理を作ったり、屈伸をしたり、ごろごろ寝転んでいたりと彼女たちはゲーム内で流れる時間帯に応じて様々な行動をとる。

こちらからその生活をノゾクことはできても。

彼女たちには気づかれない。

無防備な姿をさらす美少女たちをハイからローアングルで鑑賞しながら、アパートに隠されたアイテムやシチュエーションを探してみよう。

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【VR版】改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯

「【VR版】改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」は、廃病院からの脱出を描いた脱出ゲーム「恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」をVR対応させた作品。

基本的なストーリーや謎解きは前作と同じ。しかし、新しい演出が追加されているので、油断していると意外な怖さを味わうハメに!

ちなみに、本作はVR専用となっているので、プレイにあたっては「Google Cardboard」や「ハコスコ」などのVRビューワーが必須。ただ、レンズが2つついた二眼式ビューワーであれば1000円未満で買える段ボール製のものでもOKなので、高価なVRビューワーを買う必要はない。

段ボール製の安いビューワーで本当にVRの楽しさが実感できるの?と思うかもしれないが、本作の臨場感は凄まじい。VRビューワーによって空間が立体的に感じられ、自分が実際に廃病院を探している感覚が味わえる!

筆者は「プレイステーションVR」なども試したことはあるが、本作は無料アプリでありながら高額なVRと引けを取らないリアリティを持っていると感じた。非VR版をプレイしたユーザーでも、悲鳴を上げるほどの恐怖を体験できるだろう!

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執筆者: 編集部