「艦これ」聖地巡礼として、横須賀編も今回で第3回。
今回からは横須賀と言えば、やはりここ、「軍港」にやってきた。
150年の歴史を持つドライドックなどを有する港だ。
現在はアメリカ軍が駐留し、日本の護衛艦も多く見る事ができる船好きにとっては正に聖地だ!
「横須賀軍港」
対岸に見えるのがドライドックのある横須賀軍港のアメリカ軍駐留基地。
この軍港は、大昔河川だった為、深くなった地形を利用して造られた経緯がある。
まるで、海底の道ができているような感じだ。
遠くに見えるのは自衛隊の護衛艦。
ここからでは、ナンバーが確認できないので艦名は確認できない。
詳しい人だったら、艤装の位置や艦橋の形状で判断できるらしい。
アメリカ軍基地側に係留しているが、この潜水艦は自衛隊のもの。
潜水艦は、すべてアメリカ軍側に停泊するようだ。
中央に門が開いた状態のドライドックが見える。
手前の船の大きさからもわかると思うが、船が入っていけるだけの大きさがある。
ドライドックというのは、船のメンテナンスを行えるドックで、門を閉めて水を抜く事で船底までメンテナンス可能というモノだ。
おっと、これはラッキー。
アメリカ側に停泊している数隻の艦艇は、有名なイージス艦だ。
この写真ではわかりにくいかも知れないが、イージス艦と判別するのは簡単で、艦橋付近に多角形のレーダーパネルが4枚、それぞれ4方向に向いて配置されている。
レーダーというと、くるくる回るお皿みたいなものを想像すると思うが、それでは回転している関係上死角ができてしまう。
しかも、回頭する時にレーダーの精度が左右で差が生まれてしまうのも欠点だった。
その欠点無くした高性能レーダーシステムがイージス艦のシステムというわけだ。
軍港の入り口方向に歩いて、先ほどの護衛艦に近づいてみた。
近くまで来ると、形状から最新の護衛艦「いずも」じゃないだろうか?と思えてきた。
なんかでっかいしw
護衛艦のナンバー183、やはりこの艦艇は、いずも型護衛艦1番艦「いずも」。
2番艦の「かが」は見えないが、これは非常に運がいい!
軍港の近くにはJR横須賀駅がある。
横須賀駅にも、町中にたくさん配置されているスカレーさんが設置されている。
ちなみに横須賀駅には、ホームまでの道に段差が全くない構造になっているが、これは軍港との荷物の搬入の為に段差をなくした構造になっていたのが、そのまま使われているからだ。
横須賀駅前の駐車場付近に古いコンクリート製の壁がある。
実はこれも旧日本軍に関係する史跡だという事を知っているだろうか?
反対の海側、駐輪場からも壁は見える。
この壁は、昔の軍港の敷地を仕切る壁だったものが、そのまま残っているのだ。
重要な軍の秘密を守るため、一般人から見えなくするように作られた壁。
つまり、立派な軍の施設だったもの。何気なくこういうモノが残っているのが横須賀の面白いところだ。
駅側から軍港を見るとこんな感じ。
ヴェルニー公園の足元は、船のデッキのような作りになっている。
そして、軍港といえば、「軍港めぐり」に行かないと!
遊覧船は写真の奥に見える方の船。
船の上からだと、先ほどの潜水艦も間近に見る事ができるぞ。
グッと近くに見える潜水艦の上に船員さんたちもいるのが見える。
手を振ってくれたので、思わず手を振り返してしまったw
護衛艦「いずも」。
「いずも」は、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦(DDH)。旧日本海軍の出雲型装甲巡洋艦「出雲」に続いて二代目となる。
大きさは、248m。マンションが横になっているようなもの。
さて、続きは次回、第4回で紹介していこう。