「ザムージュ」と契約した大地の魔装機神。
初代の不運を吹き払う2代目操者はお笑い担当。
それが―――
「ザムジード」
当てない!避けない!喰らうと瀕死!旧シリーズでは弱体化の一途をたどった不遇のマスコット(?)を大特集!
パンパカパーン! お待たせしました!! ミオちゃんただいま参上!! byミオ・サスガ
魔装機神 ザムジード
分類:Aクラス魔装機【魔装機神】
全高:28.48 m
本体重量:40.5 t
全備重量:79.0 t
動力:フルカネルリ式永久機関
エネルギー:プラーナ・魔力
装甲材質:オリハルコニウム
守護精霊:大地系最高位「ザムージュ」(大地系)
開発:神聖ラングラン王国
所属:アンティラス隊
操者:リカルド・シルベイラ→ミオ・サスガ
メカニックデザイン:福地仁
大地の最高位精霊「ザムージュ」と契約した大地の魔装機神。
4体の魔装機神の1機で、自己再生機能を持つ。
初代パイロットであるリカルド・リルベイラが死亡した後、シュテドニアス連合国に捕獲されていた時期がある。
地上人召喚事件の際、精霊を支配する強制魔法「ゲアス」で操られた状態でロドニー・ジェスハが搭乗。
戦いの最中、マサキ達により奪還。この時より、ミオ・サスガが2代目操者となる。
耐久力があり、遠距離・近距離ともにこなせるが、全体的な攻撃力が低め。
旧シリーズでの不遇
初登場となる『スーパーロボット大戦EX』では、長距離射程武器とミオの能力が絶妙にマッチしていた為、かなり大活躍できる機体だった。
しかし、シリーズが進むごとに使えないヤツ扱いを受けるようになる。
旧シリーズの『スーパーロボット大戦F完結編』に至っては―――
攻撃が当たらない!
攻撃を避けない!
攻撃を喰らうと即瀕死!
とユーザーからは散々な言われよう。
これじゃぁしかたねぇか・・・とため息が出る程。
全員が思ったであろうコトは「もうちょっとでいいから装甲がほしい」だろう。
ちなみに腕にシールド状の武装があるが、攻撃にしか使われない。
このころは、操者のミオがストーリーに絡んでは脱線させるネタキャラでしかないイメージを持つプレイヤーも多かったのではないだろうか?
α外伝になるとユーザーたちの声がどこかに届いてくれたのか、一応シールドを所持した状態で登場している。
やはりスパロボは精神コマンドだった!
不遇が続いたザムジードだが、『魔装機神II』において扱いが大きく変わる。
ミオが精神コマンドで「幸運」を早期に習得するからだ。
やはり幸運持ちは優遇される。
MAP兵器のレゾナンスクエイクが、敵味方の識別ができないというリスクはあるものの、幸運が早期に使える状態になるコトで価値が変わるというモノ。
だが、これがなくてもミオのファンたちは弱体化されていた状態でも使い続けていただろう。
精神コマンドの優劣で使うのではなく、キャラとして楽しむのもアリだと筆者は思う。