2017年に短編アニメ公開決定!「うる星やつら」「攻殻機動隊」でおなじみ押井守監督は実はゲームと深い関係が

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執筆者:編集部

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出典元:https://www.youtube.com/watch?v=1tb_ihmava8

ロサンゼルスで行われたAnime Expo 2016で、押井守監督の新作アニメが発表された!

1話5分、全5話の短編で、2017年にアメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」の「Toonami」枠で放送予定。制作はProduction I.Gとのこと!

ただし残念ながら長編ではない。1話5分、全5話の短編。おまけに国内での放送予定はなし。2017年にアメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」の「Toonami」枠で放送予定。

アニメファンとしては残念ながら、日本での放送を期待して待ちたいところ!

ちなみに、「カートゥーンネットワーク」で3月から放送中のCMが押井監督とProduction I.Gによるものであるこが明かされている。

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出典元:https://www.youtube.com/watch?v=1tb_ihmava8

押井守監督といえば最近は実写作品ばかり…。

なので、「ぶっちゃけ押井守監督ってどんな作品作ってたっけ?」という人も少なくないだろう。「皆目をつぶっているから手を挙げて~!」と言ったら過半数が手を挙げるかもしれない。

ただ、押井守監督は実はゲーム業界にも非常にゆかりのある人なのだ! そこで、押井守監督の過去作品をゲームに絡めて紹介したい。

VR元年に再燃くるか!?「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00005EDM8

押井守監督といえばこのタイトルが出てくるくらいの代表作・オブ・ザ・代表作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は、脳をコンピューターと接続可能にする「電脳」という技術が存在する世界が舞台。

脳とコンピューターが接続可能なので、ケーブルを使って他人の脳に意識を入れることも可能。

もちろん、インターネットのようなネットワーク世界にも入れちゃう。いわば我々が望んでやまない2次元の世界の人になれてしまうのだ!

1995年に公開されて以降いろんな作品に影響を与えた本作だが、これからVRが普及していく中で、改めて「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の影響を受けた作品がリリースされそうだ!

美少女ゲームの原型?「うる星やつら ビューティフルドリーマー」

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出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00006C1W0

なんとなくサイバーで文学性の高い作品ばかり撮っている印象のある押井守監督だが、「うる星やつら」の劇場版も監督している!

タイトルは「うる星やつら ビューティフルドリーマー」!

同じ日…学園祭の前日が繰り返すループ構造をもった作品で、どことなく「魔法少女まどかマギカ」や「涼宮ハルヒ」の「エンドレスエイト」にその影響が見え隠れする。

それだけでなく、ループ構造といえば美少女ゲームの定番! ゲームクリエイターにおいても本作の影響を受けた人は少なくないはずだ。

Xbox 360「重鉄騎」イメージトレーラー

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出典元:https://www.youtube.com/watch?v=asEpGT14UUc

ちなみに押井守監督、ゲームの映像もいくつか手掛けている

そのひとつがKinectでロボットを操作するXbox 360用ゲーム「重鉄騎」のイメージトレーラーだ。

血と油の香りが漂うような武骨な戦場の雰囲気がイカしている。

ファミコン向けRPG「サンサーラ・ナーガ」監修も!

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さらに、ゲーム内の映像ではなく実はゲームそのものも監修

レトロゲーの領域になってしまうが、ファミコン向けRPG「サンサーラ・ナーガ」がそれ

竜使いの少年が竜を育てながら旅をするというRPGで、レベルアップするのは竜のみで、主人公はレベルアップではなく装備によって強くなるというシステム。

このシステム、「ポケモン」や「デジモン」がある今ではさほど珍しくないように感じるが、リリースされたの1990年(初代ポケモンがリリースされる6年前)ということを考えると、かなり独特のシステムといえる。これは、「人間はそんなに急速に強くなれない」という押井守監督の考えによるもの。

なお本作、残念ながらバーチャルコンソールでリリースされていないため、現在プレイは困難な状況だ。

スマホゲーム「ファントム オブ キル」ではOP映像を監修

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出典元:https://www.youtube.com/watch?v=5Wj5uTZirOc

最後に、押井守監督はスマホゲームの映像も監修している! 2014年にFuji&gumi Gamesからリリースされた「ファントム オブ キル」だ。

マサムネやティルフィングなどの伝説の武器が美少女化して戦う本格シミュレーションゲーム

このオープニング映像は押井守監督監修ということで話題になった。

「ファンキル」をプレイしながら最新作を待とう!

…というわけで、押井監督とゲーム業界との関わりは意外に深い!

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」やKinectタイトルの「重鉄騎」のイメージトレーラーのことを踏まえると、2017年の短編アニメをきっかけに、今後VRゲームなどをリリースすることもある…かもしれない

ファンとしてはそうした作品が出てくれることを期待しつつ、2017年の新作を楽しみに「ファントム オブ キル」でもプレイしようじゃないか!

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