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ゲームの世界を舞台にした長編CGアニメーション映画「シュガーラッシュ」の続編が、正式にアナウンス!
ラルフ役の声優さんがうっかり続編の契約についてもらしたため、「どうも続編やるっぽい…」というムードではあったけど、今回はディズニーの公式発表なので100%確実。
全米での公開が2018年3月9日ということで、まだまだ先だけど、うれしい限り。
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映画「シュガーラッシュ」は、レトロアクションゲームの中で悪役をしてきた主人公のラルフが、悪役であることにうんざりしてヒーローを目指す物語。
映画中クッパやベガなど有名ゲームでおなじみの悪役が登場、話をかわすシーンがあって、「悪役にもいろいろ悩みや背景があるんだな…」と考えさせられる。映画を見終わった後は、悪役に対するイメージが変わってしまう…そんな映画だった。
続編でもきっとゲームキャラの意外な姿を見せてくれて、ゲームの新たな側面を生んでくれるに違いない!
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…ところで、「シュガーラッシュ」でなくとも、フツーのゲームの悪役キャラだって意外な一面をもったキャラはいる。
ゲームのクライマックスで明かされる「えぇ!? そうだったの!?」というサプライズではない。
そのキャラクターが生まれた経緯が、開発者の意外過ぎる都合だった…というケースだ!
「シュガーラッシュ」の続編正式決定がめでたいので、そんな悪役キャラが生まれた意外な裏話をご紹介!
クッパ
出典元:http://ja.mario.wikia.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%83%E3%83%91
まずは「シュガーラッシュ」にも登場した、「スーパーマリオブラザーズ」の主役、大魔王クッパ。
「ノコノコ」や「パタパタ」、「ハンマーブロス」など、他のキャラクターはなんとなく名前と外見が一致するものの、クッパはまったく名前と外見が一致しない。
なんでこんな名前になったのかというと、名前を決めている際に制作者が「焼肉屋に行ってクッパを食べたい」と言ったから。
クッパ=焼肉の一種なら強そうで大魔王っぽい…と任天堂の宮本さんも思ったらしいが、後からクッパが雑炊であることを知ったんだとか…。
大魔王サタン(鈴木社長)
出典元:攻略本「女神転生IIのすべて」(JICC出版局)
続いては、「真・女神転生」シリーズや「ペルソナ」シリーズ、「デビルサバイバー」シリーズなど多くの続編・派生作を生んだ人気RPGシリーズ「女神転生」より大魔王サタン!
大魔王サタンはシリーズをまたいでいくつもの作品に登場しているが、中でも「真」がつかない「女神転生2」に登場した大魔王サタンだ!
「女神転生2」において大魔王サタンは、東京の銀座におり、人間の姿で会社社長をしている。その時の名前が鈴木社長。「女神転生2」の東京は新型爆弾によって壊滅しており、そんな中で会社経営をしているなんてどうも妙だな…と思っていたらゲーム終盤ラスボスだったと明かされかなりビビる。
だが、それよりもビビるのが、「鈴木」という名前が本作を制作したゲームクリエイターである鈴木一也…もしくはその父であり同じくゲームクリエイターの鈴木銀一郎から取られているということ。
つまり、「女神転生2」のラスボスはゲームクリエイターだったということ!
マーフィーズゴースト
出典元:http://aron3d.blog.fc2.com/blog-entry-73.html
「女神転生2」と近いケースが3DダンジョンRPGの古典的名作「ウィザードリィ」のマーフィーズゴースト。
マーフィーズゴーストは、地下迷宮1階に登場する敵モンスターで、弱い割に結構な経験値を持っている。さらに固定キャラで、倒しても同じ場所に何度も出現するため、レベル上げのいいカモになってくれるのだ!
そんなマーフィーズゴーストだが、元ネタは「ウィザードリィ」開発者の友人であるマーフィーさん。詳しくはこちらの記事をご覧アレ!
レッドアリーマー
出典元:http://www.capcom.co.jp/hanamakaimura/
カプコンの人気アクション「魔界村」シリーズに登場する敵キャラ・レッドアリーマー。
「魔界村」一面中盤に登場、トリッキーな動きなため攻略が難しく初心者を絶望のドン底にいざなってくれる。
その名の通りの真っ赤な体もあいまって、インパクトの強い悪役だ。
このレッドアリーマー、当時の「魔界村」開発者の上司だった、すぐ怒って真っ赤になる有馬さんという人がモデルという説がある。
ムカつく上司だったから、嫌らしい動きの嫌われものにしちゃったってことだろうか…。逃げてもしつこく追ってくることを考えると、有馬さんもしつこく怒る性格だったんだろうか…。
…ただ、レッドアリーマーは「魔界村」シリーズにおいてかなりの人気を誇っており、レッドアリーマーを主役としたスピンアウトシリーズも存在している!
なのできっと仮に、有馬さんがモデルだったとしても、有馬さんも笑って許してくれるに違いない…!
割と昔はテキトーだった!
こうして見て行くと、レトロゲームは割とテキトーにキャラクターを作っている…ように見える!
最近のゲームだとキャラクターデザインにあたって神話や伝説の内容や擬人化する前の元ネタをしっかり調べるので、なかなか「開発スタッフや友人、ムカつく上司を登場させちゃえ!」ってのはムズかしいだろう。
ただテキトーな理由で生まれていたとしても、それはそれでネタ的なおもしろさがあって面白い。
もしこうしたキャラクターが「シュガーラッシュ」続編に登場するとしたら、きっと自分の生まれのテキトーさを愚痴るに違いない…!
ところで「シュガーラッシュ」続編公開まで公式アプリをプレイしながら待ちたいところだけど、残念ながら現時点では公開停止してしまったようだ。
その代わり、「シュガーラッシュ」っぽいこんなレースゲームアプリはいかが? 続編公開までの長い間このアプリをプレイしつつ、楽しみに待とう!