マクロスシリーズと言えば、アイドルと戦争と三角関係がメインテーマ。
その中でも今回は、戦闘場面での華でもあるバルキリーのアクションをピックアップ。
「バルキリーダンス」
「伝説の5秒」
「板野サーカス」と「タコハイ」
見せ場のバルキリーの戦闘シーンを最新・最高傑作・伝説のはじまりから特集してみよう!
戦闘なんてくだらねぇぜ!俺の歌を聴けぇ! by熱気バサラ
「バルキリーダンス」って?
始まったばかりで、早くも噂になっている「マクロス⊿」のバルキリーダンス。
これまでのマクロスの戦闘では、曲芸のようなミサイルの弾幕―――
板野サーカス
それをファイター形態やガウォーク形態で回避したり、バトロイド形態で撃ち落としたりというのが見所だった。
だが、今回はそれに付け加え、バルキリーはバックダンサーでもある。
歌い戦うアイドル「ワルキューレ」と共に戦い踊る存在。
特に主人公、ハヤテはバトル中も踊りまくる。
カッコいい!
今後もバトルシーンに期待できる展開だ!
個人的には、バルキリーの動きは毎回気になっていて、このジークフリードのスタイルとギミックはこれまで以上に大期待。
やはり、可変メカはカッコいい!
「板野サーカス」って?
煙の糸を引くミサイルによる曲芸のようなアクション。
板野一郎さんによる芸術と言われる程のアニメーション演出のコトを―――
「板野サーカス」
と呼んだ。
アニメーターとしての板野さんの驚くべき表現は、ガンダムのビットの動きの表現や、イデオンの全方位ミサイルの描写がはじまりだろう。
この他にも爆発・破壊のエフェクトも爆風と衝撃波による破壊を使い分けるアイデアを初めて盛り込んだ。
特に初代マクロスの映画版での戦闘描写は、後に与えた影響は計り知れない。
サーカスの開幕
飛び交う「タコハイ」「バドワイザー」
劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の最終決戦で、そのサーカスの完成形が生まれた。
そして、当時有名になった「タコハイ」。
と、そして「バドワイザー」。
お酒がミサイルの中に紛れて飛んでってる!
この作画担当は、飯田史雄さん。漫画「ヤダモン」で有名な「SUEZEN」さんだ。
お遊びだったとのコトだが、後々まで有名なシーンになってしまった。
驚愕の超作画!
「伝説の5秒」そして伝説は続く……
マクロスシリーズだけでなく、アニメ界の伝説とまで言われる名シーンがある。
それが―――
「伝説の5秒」
と呼ばれるOVA「マクロスプラス」のゴーストとYF-21の戦闘シーンの一部。
ほんの5秒弱という短いシーンながら、ミサイル一つ一つの動き、回避する機体の緻密なギミックの動作と回避移動、縦横無尽に動き回る全てをセル画で描くというアニメーターの限界を超えたシーンだ。
「板野サーカスの頂点」と言われている。
上の参考gifでは凄さは分からない!実際の動画は、是非本編を確認してほしい。
スロー再生しても肉眼では追いきれない、アニメ史に残る名場面であるコトは間違いない。
アイドルの人気や、三角関係のドラマが大きく取り扱われるコトが多いマクロス。
その中でも、こういった伝説に残るような名バトルシーンは数知れずある。
アイドルの人気が目立つ「マクロスF」ですら―――
このサーカスっぷり!
これ以外にも、かなり見所の多い戦闘シーンがあったシリーズだ。
今回のマクロス⊿でも、バトルシーンに注目してほしい!