(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
提督達の期待を背負って発売されたPSPVita専用ソフト『艦これ改』!
当初は「パワポデザイン」と評されたUIに加え、発売直後のバグ騒動から「今年のKOTY(クソゲーオブザイヤー)入りを果たすのでは?」という予測まで囁かれた話題作だ。
一方、ブラウザ版がプレイ可能なAndroidアプリの事前予約が2月下旬から始まり、遂に本家『艦これ』がスマホで遊べる日が近づいている!
そこで、全2話に渡って『艦これ改』とブラウザ版の面白さを徹底比較するぞ!
『艦これ改』がわかる記事一覧!
KOTYことクソゲーオブザイヤー入りする原因となった事件や噂が気になる人は是非併せて読んでみよう!
『艦これ改』に関係する分析や噂をまとめた記事はこちらから!
KOTYハードル高杉ワロタwww「艦これ改には、心がふるえる何かが足りない!」問題が報告されている艦これ改だが、KOTYには届かない模様。
さて、第1話の今回は『艦これ改』の面白いポイントを紹介!
本当に『艦これ改』はクソゲーなのか?
そもそも、『艦これ改』の面白さは何なのか?を分析するぞ!
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
『艦これ改』のKOTY入りが囁かれた原因とは?
艦娘の立ち絵などは本家と全く大差ない。
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
『艦これ改』がKOTY入りを囁かれる原因は色々あるが、その中の代表的な事例を3つ紹介しよう。
「パワポじゃねえか!」とツッコまれたUIデザイン
「パワポ」は会議などのプレゼンテーションで使用されるプレゼンテーション用ソフトウェアを略した言い方だ。
その「パワポ」がどうして『艦これ改』と繋がるのか?
まずは『艦これ改』の操作画面を見てみよう。
『艦これ改』の提督執務室。
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
次にそれを見た人が「パワポ」で作ったデザインを見てみよう。
艦これ改の画面があんまりにパワーポイントぽかったから試しにやってみたら10分くらいでそれっぽい物できた pic.twitter.com/zvvlozAsV9
— N (@N_write) 2016年1月28日
これに立体感や色を付け、背景や艦娘の画像を設置すると正に『艦これ改』のUIと同じに見えなくも無い!
もし、2枚目の画像が『艦これ改』の開発段階で作られた下書き、1枚目の画像が試作品と言われたら思わず納得してしまうかもしれない……。
提督達からは「開発途中のまま出てきた」、「デザインセンスが残念すぎる」など散々な言われようであり、結局このままリリースされたこともKOTY入りの噂へ拍車をかけた一因だろう。
戦闘中の立ち絵が残念すぎた
(引用元:http://woman.mynavi.jp/article/140127-21/)
本家『艦これ』の戦闘画面と言えば、かなり平面的な描写に爆発などの演出を凝らしている。
一方、『艦これ改』の戦闘画面は立体的で臨場感があるように見える。
(引用元:http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20160216_743163.html)
ところが、肝心の艦娘や深海棲艦の立ち絵は完全にノーモーション!!
砲撃も魚雷発射ですら、海面に浮いた固定の立ち絵が動くことなく進むのだ。
しかも、立ち絵までブラウザ版と同じなのである。
提督達の「艦娘の立体機動による戦闘」という期待が裏切られ、一部で「手抜きじゃないのか?」と言われている点も少なからず要因になっているに違いない。
もっとも、期待を高めたトレイラーとゲーム仕様の落差が最大の要因とも言えるだろう。
プレイヤー殺しの重大バグが発売初日から見つかる
半年近い延期の末『艦これ改』発売!ここでトドメと言うべき事件が起きた!
https://youtu.be/eB8a5jjuPHM
なんと、発売初日から「ゲームオーバーでゲームデーターまで消える」という致命的過ぎるバグが報告されたのだ!
これだけでも十分にクソゲー感が漂い始めているが、さらにフリーズして動作しなくなるというバグも発生……。
https://t.co/sqWfqWaAX8
艦これ改フリーズしたんだけど
セーブしてないんだが…#艦これ改— さとーさん (@SAT0_3desu) 2016年2月17日
これらのバグに関してはすでに公式が配布したパッチで改善しているが、フリーズに関しては現在も時々起こる!
これぞ「リアルシミュレーション」などと誤魔化すにも無理があるバグによって、発売初日からネット上でKOTY入りの議論がされるに至ったわけだ。
しかし、普通にプレイできるならKOTY入り資格無し!という手厳しい意見が多数あることも事実である。
ここからはKOTYで門前払いされた『艦これ改』の面白さを挙げていくぞ!
一見地味でも実はかなり面白い『艦これ改』
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
「KOTY入りの基準」にまで議論が発展した『艦これ改』だが、一方で肯定的な感想も無視できない数が出ている。
その大半が「デザインはともかく、戦略シミュレーションとしては面白い」というものだ。
『艦これ改』面白さ(1) 自由度の高い戦略性
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
『艦これ改』で最も肝とされる戦略性は文句無しに高い!
その理由はブラウザ版よりも提督の裁量でプレイできる部分が増えたためだ。
例えば、ブラウザ版では資源備蓄の最良手段は時間経過を待つしかない!
任務を受けて得られる資材には限界がある。
(引用元:http://kantama.net/archives/89087.html)
オリョールへ潜水艦艦娘を使って資源収集へ向かう「オリョールクルーズ」ことオリョクルという方法もあるが、やはりこちらも手間と時間がかかる。
イベント前は必ずオリョクルで大活躍のゴーヤ(伊58)さんである。
(引用元:http://wikiwiki.jp/kancolle/?%B0%CB58)
一方、『艦これ改』では海域毎に産出する資源量や種類が決まっている!
左下の予想獲得資源が海域で取れる最低資源量。
(引用元:http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20160216_743163.html)
こうした海域に輸送船を何隻配置するか?などを自身で決められるのが『艦これ改』の面白いところ!
自分の欲しい資源が多く産出する海域へ輸送船を振り分けることで、かなり効率良く資源収拾ができるのだ。
『艦これ改』面白さ(2) 受身じゃない深海棲艦の動向
ブラウザ版では敵の支配圏へ攻め込むばかりだったが、『艦これ改』では深海棲艦からも攻めて来るようになった!
最もわかりやすいのは深海棲艦の通商破壊攻撃!
容赦なく輸送船を削りに来る深海棲艦!
(引用元:http://kanmusu.blomaga.jp/articles/55597.html)
せっかく配置した輸送船をきっちり攻撃しに来る!
当然、輸送船は攻撃されれば一撃で沈む!
もちろん、この輸送船団に海上護衛として艦娘を配置するこで破壊は防げる!
最大で6隻、1艦隊を海上護衛船団として配備できる。
(引用元:http://kancolle-vita.com/index.php)
資源も艦娘も少ない初期は通商破壊にかなり泣かされるはめになる……。
しかも、未制圧の海域へ攻め込まれる鬼畜展開も存在!
あちこちで同時に敵が襲来することもある。
(引用元:http://wiki.denfaminicogamer.jp/kancolle-vita)
「反抗作戦」と呼ばれる展開で、しっかり敵を倒さないと海域を喪失する……。
のんびり鎮守府ライフを期待していた提督勢には、「慈悲は無い」と言わんばかりの鬼畜な展開が用意されているぞ!
『艦これ改』面白さ(3) 戦闘指示も豊富になった
ブラウザ版での戦闘指示は戦闘陣形まで、あとは敵や艦娘の適正に合わせて攻撃パターンが決まっていた。
そのおかげで、自分の思った通りに敵を倒せなかった提督も多いはず。
対潜攻撃可能な艦娘の攻撃はまず潜水艦へ集中する。
(引用元:http://kan-colle.ldblog.jp/archives/29840550.html)
ところが、『艦これ改』は攻撃方法の指示までできてしまう!
攻撃回数は3~4回。攻撃方法も増えている!
(引用元:http://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/743/163/html/22.jpg.html)
つまり、やろうと思えば潜水艦を無視して砲撃に集中!という選択もできる!
さらに接近、離脱、突撃、統制射撃(電探を用いた砲撃)など、リアリティのある攻撃方法も追加!
相変わらず攻撃対象を選択することはできないが、これだけでも十分に戦闘の行く末を左右できる選択肢が増えたと言えるだろう。
『艦これ改』面白さ(4) 実は表情だけはきちんと変化がある
提督にとって『艦これ』の醍醐味とでも言うべきは秘書艦や嫁艦の存在だ。
戦闘用の立ち絵はノーモーションだが、実は執務室や戦略画面で見れる艦娘達の表情はきちんと変化する!
一例として暁型駆逐艦2番艦「響」を例に見てみよう。
ブラウザ版
ブラウザ版ではこの表情のまま変化が無い。
(引用元:http://wikiwiki.jp/kancolle/?%B6%C1%B2%FE)
艦これ改
暁型提督が待ち望んでいた響の笑顔である。
(引用元:http://kancolle.doorblog.jp/archives/48015044.html)
このように絶えず艦娘の表情が変化するようになっている!
笑顔以外にもウィンクや照れ隠しの逸らし目など艦娘のキャラに合わせた変化が楽しめるぞ!
散々な言われようのUIデザインだけど?
最後に散々な言われようだった「パワポ」UIだが、実はプレイしている分には全く気にならない。
10年前のフラッシュゲーム並と酷評されるUIデザイン。
(引用元:http://playstation-cs.com/archives/54433159.html)
装飾はイマイチだが変に凝ってない分シンプルで使い易い!という感想もある。
こうして考えると提督達の期待した『艦これ改』には1歩及んでないが、「KOTYに非ず!」という意見は正しいのではないだろうか?
それでは最後に『艦これ改』をすでにクリアした提督がもたらした新艦娘の情報を公開!
Iowa級1番艦 Iowa
艦これ改が先行実装となるアメリカの艦娘!
(引用元:http://kanmusu.blomaga.jp/articles/55947.html)
どうやら、ある難易度で最終海域をクリアするとアイオワが入手できるらしい!
次回、第2話ではブラウザ版と『艦これ改』どっちが面白いのかを比較検証!
『艦これ』アプリの配信が近づく中、どっちが自分に合っているのか知りたい提督は要チェックだぞ!
【艦これ改徹底分析第2話】提督の性格で分かれる?艦これ改VS本家『艦これ』!どっちが面白いのか徹底比較!