第6章で初登場して以来、ちまちまと出番を増やし、最近はカルデアに居付いてしまった名探偵「ホームズ」。
長らく参戦が期待されていましたが、2周年にかこつけて限定召喚に登場しました。
しかも、ストーリーではキャスターと自称していたくせに、ルーラーとしての参戦です。
さっそくその性能を、彼の人となりと共に見ていきましょう。
目次
「シャーロック・ホームズ」ってなにもの?
言わずと知れた名探偵。が、名前だけが先行し、その活躍や人となりを知らない人も多いはず。まずはその辺を、まとめました。
作中における「シャーロック・ホームズ」
「アーサー・コナン・ドイル」の小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公。
初登場の『緋色の研究から』100年以上が経っていますが、今なお熱狂的なファンを多く持つ、推理小説の頂点の1つです。
作中のホームズは、医師でルームメイト、そして物語の語り部を担う「ジョン・H・ワトスン」と共に数々の難事件に挑み、そのほぼ全てを解決に導きました。
なんとなく英国紳士の印象を持つ人も多いですが、作中の彼は壁に銃弾を撃ち込んで遊んだり、やばいお薬を嗜んだりとかなりの変人。
事件解決のためには平気で他人を巻き込む危険な面も。
おまけに口も悪く、自身の先輩探偵や女性全般がその餌食になっています。
FGOにおける「シャーロック・ホームズ」
髪をオールバックにまとめた、いかにもな英国紳士風な青年。
論理的な思考回路と深い洞察からなされる推理は頼りになりますが、あまり披露してくれないのが玉に瑕。
推理に確証が持てないうちは、それを語ってはくれず、読者をもやもやさせてくれます。
史実ではもちろん創作上の人物ですが、FGOでもそうなのかは不明。
少なくとも、「コナン・ドイル」と英国最高の探偵「H氏」、「W博士」が同時に実在しているようです。
ストーリーでは第6章で満を持して登場します。
主人公とはアトラス院で出会い、道すがらにさまざまな謎を喚起しておいて、その解や推理をまったく告げずに去っていきました。
彼の言動で、某人物に疑いの目を向けた人も多いことでしょう。
1.5章の新宿では途中から主人公と行動を共にするも、宿敵たる「モリアーティー」に1杯食わされました。
その後はカルデアに居付き、薬物を打つなどカルデアライフを満喫しているようです。
「シャーロック・ホームズ」の性能
キャスターを自称していたくせに、ルーラーとして登場した「シャーロック・ホームズ」。原作では射撃やフェンシング、バリツなど武芸に通じていた彼の性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:ルーラー レア:星5 所持カード:QQAAB
HP (初期/最大):1960/13365
ATK(初期/最大):1776/11495
スキル
スキル1 「天賦の見識」 CT:7
敵単体に宝具封印状態を付与(1ターン) & スターを獲得
スキル2 「仮説推論」 CT:7
自身のスター集中度をアップ(1ターン) & 自身に弱体無効状態を付与(3ターン)
スキル3 「バリツ」 CT:7
自身のArtsカード性能をアップ(1ターン) & 自身に回避状態を付与(1ターン)
宝具
「初歩的なことだ、友よ (エレメンタリー・マイ・ディア)」 属性: Arts
敵全体の防御力をダウン【Lv.1~】(3ターン) + 味方全体に無敵貫通状態を付与(3ターン) &味方全体に防御力無視状態を付与(3ターン) & 味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>
雑感
全ルーラー最高のATKを誇る攻撃的なステータスのサーヴァント。
その分、HPは控えめですが、多くのクラスの攻撃を半減できるルーラーで、それが弱点になることはほとんどないでしょう。
カードもどれも高性能で、とくにAのNP回収力は、全サーヴァントでもトップクラスを誇ります。
初手がAならQやBでもNPを回収可能なのもポイント。
スキルは自己強化系が主体の構成。
「天賦の見識」は、宝具封印とスター獲得で間接的に味方をサポートできる唯一のスキル。宝具封印の成功率もかなり高いです。
「仮説推論」は、スター集中にどうしても目が行きますが、3ターン持続する弱体無効が地味に強力。
ツッコミどころ満載の「バリツ」は、Aカードバフと回避付与の複合スキル。どちらの効果も強力ですが、その分、やや使いどころが難しい面もあります。
宝具はデバフとバフを組み合わせたサポート型。
どの効果も3ターン持続するので、使い勝手は良好です。
「シャーロック・ホームズ」の運用案
「シャーロック・ホームズ」のおすすめの運用案をご紹介します。
運用案その① Artsパーティーのアタッカー
高性能なAカードと、Aバフスキル「バリツ」を駆使した運用案。
もともと高い攻撃力と防御力を兼ね揃えているため、汎用性はピカイチです。
が、宝具がサポート型のため、火力の面で少々物足りない点は要注意。
礼装は、初期NPチャージ系より、火力をあげるものがおすすめ。
なかでも、QとAだけではなくNP取得力も底上げ可能な「静穏のひととき」は、最適性です。
運用案その② クリティカルパーティーのサブアタッカー兼サポーター
優秀なスター管理能力を生かした運用案。
ルーラー最高のスター供給力に加え、クリティカル系のバフを備えた宝具とスキルで、アタッカーにもサポーターにも臨機応変に対応できるのがポイントです。
反面、どちらかに専念させると器用貧乏になってしまうきらいがあります。
まとめ:相手を選ばず活躍できる万能型のルーラー。汎用性はピカイチなのでリセマラにもおすすめ
期待されたサポート型ではありませんでしたが、攻守高レベルでまとまった万能型のサーヴァントと言えます。
あらゆるパーティー、あらゆる局面で活躍できるポテンシャルを有しており、リセマラにもおすすめです。
運良くお迎えできた人は大切に育てましょう。