FGOも配信開始2周年が近づきつつあり、実装されてきたサーヴァントもかなりの数となりました。
中でも☆4サーヴァントは、比較的入手しやすく戦力にしやすいレアリティのため、主戦力となっているマスターも多いのでは無いでしょうか。
しかし、☆5サーヴァントのようにフレンドから借りることは少ないため、意外と未所持のサーヴァントの性能は知らないものです。
この記事では、そんな☆4サーヴァントについてざっくりと振り返り、入手した際の参考になればと思います。
エリザベート［ハロウィン］
HP:11404/ATK:8616
Quick1/Arts3/Buster1
Buster宝具:『鮮血特上魔嬢』
扱いやすい性能の初配布サーヴァント
2015年のハロウィンイベントで配布されたサーヴァントで、事前配布だったアルトリアリリィを除けば初となる配布サーヴァントです。
クラスはキャスターに変化し、バランス型だったランサー時とはスキル・カード構成ともに大きく変化しています。
スキルは、既存スキルにプラスαした効果となっています。
“無辜の怪物”は毎ターンスター獲得効果&HP回復とメリットのみの効果に。元々HPは高いため、場に居座りやすくなります。
“魔力放出（かぼちゃ）”は自身のBuster強化&敵全体にやけど付与。やけどはオマケ程度の効果ですが、Buster強化は宝具に有効なため、火力アップに貢献します。
“出演続行”は自身にガッツ付与&スター獲得効果で”戦闘続行”の上位互換。単純に死にづらくなるだけでなく、味方のクリティカル補助にも有効なスキルです。
宝具『鮮血特上魔嬢』は敵全体に強力な防御無視攻撃&呪い付与。
ランサー時とほぼ同等の効果ですが、宝具レベル5にしやすく”魔力放出（かぼちゃ）”によるバフがあるため、ATKの低さをある程度補えます。
総じてサポート向きの宝具アタッカーと言った性能。”無辜の怪物”と”出演続行”で味方にスターを回しつつ、”魔力放出（かぼちゃ）”で強化された宝具で火力を補う。そんな立ち回りとなります。
メディア［リリィ］
HP:13070/ATK:7766
Quick1/Arts3/Buster1
Arts宝具:『修補すべき全ての疵』
回復に特化した若奥様（真）
☆3キャスターとして登場済みのメディア…の少女時代の姿。天真爛漫な性格ですが、行き過ぎてどこかサイコっぽい面も…。
性能は完全に耐久・回復に特化しておりHPは☆5並に高い反面、ATKは☆4最低レベル。
スキル”高速神言”はメディアと同様にSL1でNP80獲得という超高性能スキル。SL4で101獲得のため、スキル強化の旨味は少ないですが、CT短縮のためSL6まで上げても損はないでしょう。
“耐毒”は味方全体のHPを回復。強化後はランクが上昇し、回復量がアップします。宝具に回復量こそ劣りますが、好きなタイミングで使える小回りの良さが利点です。
“うたかたの恋”は、味方単体のHP回復量をアップさせます。SL10なら2倍の回復量になり、ガッツ発動後のサーヴァントなどの復帰に役立ちます。
効果ターンが1ターンと短く、CTがやや長いのが難点。
宝具『修補すべき全ての疵』は味方全体のHPを回復&弱体耐性大アップ。回復効果は宝具レベル1で3000（強化後は4000）と高く、”高速神言”のお陰で再使用の間隔も長くありません。
総じて回復に特化していますが、火力の低さは如何ともし難いです。味方で補うか、あるいは完全に耐久に特化させてしまうのがいいでしょう。
ナーサリー・ライム
HP:11882/ATK:8629
Quick1/Arts3/Buster1
Arts宝具:『誰かの為の物語』
サポート必須のクリティカル型キャスター
『EXTRA』から登場のサーヴァントで、第1再臨では本の姿という変わったキャスター。
サポーター向きのサーヴァントが多いキャスタークラスでは珍しく自己完結型のスキルのみで構成されています。
“自己改造”は自身のクリティカル威力アップ&スター集中度アップの効果。スター集中度の低いキャスタークラスでも、ライダーが居なければ確実にクリティカルを狙えます。
“変化”は自身の防御力大アップ&防御力アップ&弱体耐性アップの効果。防御力大アップは1ターンのみですが、効果が高いため被ダメをかなり抑えることが出来ます。
“一方その頃”は自身のNPを増やす&HP回復&弱体解除。NP獲得は20～40と高く、Artsクリティカルを発生させればNPは溜めやすいため、宝具の発動がさらに容易になります。
宝具『誰かの為の物語』は敵全体に強力な攻撃&確率でチャージ減少&防御力ダウンの効果。
宝具は発動しやすく、有用な効果がセットのためなかなか強力な宝具です。宝具強化も実装済み。
しかし、彼女自身にはスター供給力はないため、真価を発揮するには味方からのサポートが必須となります。
良くも悪くも通常のキャスターとは違った編成が求められるため、誰を活かすのかしっかり考えて編成しましょう。
