約1年ぶりに復刻された『夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer カルデアサマーメモリー ~癒やしのホワイトビーチ~ ライト版』。
配布サーヴァントは、いつものタイツから水着に着替えた「スカサハ(殺)」です。
配布サーヴァント2人目のクラスアサシンにして、希少な全体宝具持ち。
復刻を待ち望んでいた人も多いことでしょう。
今回はそんな「スカサハ(殺)」をご紹介します。
「スカサハ(殺)」ってなにもの?
最近はさまざまなゲームに登場しており、急速に知名度を高めている感のある「スカサハ」。名前とは裏腹に、あまり知られていない人物像について、伝承とFGOの両面から迫っていきます。
伝承における「スカサハ(殺)」
アイルランドに脈々と伝わる『ケルト神話』に登場する戦士にして影の国の女王。
槍術とルーン魔術の達人で、FGOでお馴染みの「クー・フーリン」の師匠でもあります。
「スカサハ」が治める影の国は、7つの城壁に囲まれた難攻不落の王国。
その難所を単身で突破した「クー・フーリン」の手管に感嘆した彼女は、彼の師となり奥義と魔槍「ゲイ・ボルグ」を授けたとされています。
一説によると、「クー・フーリン」に恋愛感情を抱いていたのだとか。それ故に、かなり病んだ逸話も残されています。
FGOにおける「スカサハ(殺)」
赤い瞳に超然とした雰囲気を漂わせる妙齢の女性。
「クー・フーリン」の師匠だけありその実力は伊達ではなく、押しも押されぬトップサーヴァントの1人に数えられています。
戦闘だけではなくサバイバル能力が高く、彼女の纏った水着は何と自作。
他の水着サーヴァントの水着も事実上彼女の自作。
ある意味、今回のピックアップ召喚は彼女のおかげ(せい)と言えるでしょう。
「スカサハ(殺)」の性能
タイツから水着に着替えて露出は上がった反面レアリティは下がってしまった「スカサハ(殺)」。その性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アサシン レア:星4 所持カード:QQQAB
HP (初期/最大):1786/11168
ATK(初期/最大):1508/9049
スキル
スキル1 「ビーチクライシス」 CT:8
自身にターゲット集中状態を付与(1ターン) & 自身のクリティカル威力をアップ(1ターン)
スキル2 「原初のルーン(海)」 CT:8
味方単体のHPを回復 & 味方単体に被ダメージカット状態を付与(1ターン)
スキル3 「真夏のあやまち」 CT:8
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン) & 自身のクイックカード性能をアップ(1ターン)
宝具
「蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)」 属性:Quick
敵全体に強力な攻撃【Lv.1】 & 低確率で即死〈オーバーチャージで確率アップ〉
雑感
星4アサシンとしてはトップクラスのATKを誇るものの、クラス補正のため実際の火力はかなり控えめ。
爆発力はスキルで補えますが、継戦火力には期待できません。
スキルは基本的に自己完結型の構成。
なかでも、「真夏のあやまち」は自身の物足りない火力を補うことのできる重要スキルです。最優先にレベルを上げましょう。
残る二つのスキルは、レベルを上げなくとも機能するため優先度は低め。ただ、クリティカル運用を考えているなら「ビーチクライシス」のレベルは上げておくのを推奨します。
宝具はアサシンでは希少な全体宝具。即死は期待できませんが、ヒット数が多いので大量のスターを稼げます。
「真夏のあやまち」と宝具レベルで火力が期待できるのもポイント。
「スカサハ(殺)」の運用案
全体宝具アサシンと言うだけで十分に役割を持てる「スカサハ(殺)」。そんな彼女をより活躍させるための、おすすめの運用案をご紹介します。
運用案その① パーティーのメインアタッカー
本人の高い星出し性能で自己完結型のアタッカーとして運用する案。
あらゆるパーティーで活躍できますが、Qカード主体のクイックパーティでこそ真価を発揮します。
概念礼装は、Qカードの性能を上げる「イマジナリ・アラウンド」が鉄板。
スター集中の低さが気になるなら「封印指定執行者」や「熱砂の語らい」などもおすすめです。
運用案その② クリティカルパーティーの星出し係
高い星出し性能を見込んで、クリティカルパーティーの星出し係として運用する案。
「ジャック」や「エミヤ(殺)」、「風魔小太郎」などライバルは多いですが、「ビーチクライシス」でブロッカーの役割を担えるうえ、宝具で雑魚散らし可能な点で他と差別化可能です。
まとめ
とにかく絶対数が少ない全体宝具持ちのアサシンと言うだけで、「スカサハ(殺)」には価値があります。
イベント産ゆえに、宝具レベルも簡単にあがり、その火力は星5「酒呑童子」を上回ることも多いでしょう。
是非とも確保しておきたいサーヴァントの1人です。