エレナ・ブラヴァツキーは2016年3月に実装されたキャスターのサーヴァントです。
攻撃よりのサポート型となっています。
エレナ・ブラヴァツキーとは
1800年代に実在した近代神智学者で、かつ神秘主義思想家です。その思想は近代の芸術家に多くの影響を与え、近代宗教やオカルトの世界にも及びました。
それまでのキリスト教やユダヤ教を下地にしたものではなく、仏教やヒンドゥー教を下地にした革命的な思想でした。
Fateシリーズでは物語や伝説などの英雄がサーヴァントとして召喚されることが多いですが、エレナは実在の人物であり、生前の功績から英霊として召喚されています。
エレナ・ブラヴァツキーの基本性能
FGOでは攻撃補助に特化したキャスターになっています。
攻撃宝具を持っていますが、もともと戦闘向けの英霊ではないためにHPは高く攻撃力は低めになっています。
スキルでNP増加、宝具威力アップ、各種カードの効果アップを行い、高威力の宝具でダメージをたたき込んでいくのが基本運用となるでしょう。
基本ステータス(初期値/最大値)
HP 1901/11882
ATK 1438/8629
スキル
魔力同調C
味方全体のNPを増やす
マハトマA
自身に毎ターンスター獲得状態を付与
確率で自身の宝具威力アップ
未知への探求B
味方全体のArtsカード性能をアップ
味方全体のBusterカード性能アップ
味方全体のQuickカード性能をアップ
宝具
金星神・火炎天主
サナト・クラマ
敵全体に強力な攻撃&敵全体の防御力をダウン&敵全体のクリティカル発生率をダウン&敵全体の弱体耐性をダウン
エレナ・ブラヴァツキーの基本運用
エレナを起用する際は宝具含めて4枚のアーツカードを活かせるアーツパーティが基本となります。
またスキルが攻撃面のサポートが得意な点と、マハトマとクイックカードによるスターの生成が得意な点からアーチャーやライダーのようなスター集中度の高いサーヴァントをメインアタッカーとして運用するのもお勧めです。
その場合でもアーツカードが豊富で、かつ攻撃宝具を持ったサーヴァントを選ぶことでパーティ全体の攻撃力を上げることが出来ます。
そのほかではスターの集中度をコントロールできるスキルを持ったサーヴァントを入れたパーティも一考に値します。
おすすめ礼装
基本はフォーマルクラフトや東映魔術といったアーツアップ系が第一候補となります。これらであれば3枚ある通常攻撃のアーツのダメージやNP獲得量が増やせるだけでなく、アーツの宝具の効果をアップすることが出来ます。
序盤はなかなかコストに余裕がないかと思いますが、余裕があるのならなるべく効果の高い礼装を装備させましょう。
それ以外であれば、スターの生産率が高い点やマハトマの効果を活かしてスター獲得系の礼装もお勧めです。アーツパーティは通常でもNPの獲得量は充分なため、宝具の効果がアーツ系の礼装よりも下がってしまいますがスターの供給役とするならば一考の余地があるでしょう。
おすすめサーヴァント
サーヴァントの候補としてはアーツカードの豊富なキャスタークラスが相手を選ばずに相性がいいです。しかし、キャスタークラスは戦闘向きのサーヴァントは意外と多くないので、攻撃役というのであれば限られてくるので、多クラスでもアーツカードが多めのサーヴァントも候補に入ります。
ナーサリー・ライム
ナーサリーはカード構成やステータスなどもエレナと近く、エレナと運用の方向性が近いため組み合わせやすいです。
また、スキルは生存力を高めるものが基本ですが、攻撃面はクリティカルの瞬間的な火力が高いうえにスターのコントロールもある程度可能です。つまり、エレナが生産したクリティカルスターを有効活用できるサーヴァントになっています。
エミヤ
アーツを3枚持つ自己完結型のクリティカルアタッカーです。
もともとスターの集中度の高いアーチャークラスなことに加え、自身でもある程度スターの稼ぎ出しが出来るため、エレナと組むことでクリティカルの信頼性が向上します。
宝具も防御無視のバスター攻撃なので、メインアタッカーとして申し分ありません。
注意点としては同じアーチャーやライダーなどのクラスと組み合わせるとスターが分散しやすくなってしまうので注意しましょう。
マシュ・キリエライト
エレナは攻撃面でのサポートに偏ったスキル構成のため、防御バフを持っていません。
そのため自身の生存力を高める方法がなく、マシュの防御能力が非常に活きてきます。
マシュは宝具もアーツなことから宝具を含めたチェインが組みやすいことも利点です。逆に防御一辺倒の能力のため、パーティの総合的な攻撃力が下がってしまうので、エレナとマシュを組ませる場合は最後の一枠はなるべく優秀なアタッカーを据えたいところです。
また、マシュは唯一コストが0のサーヴァントなので、ここで浮いたコストはなるべく強力なサーヴァントや礼装に割り振っていきましょう。