世界一著名な女スパイとも称される「マタ・ハリ」。
FGOでは何とサーヴァント化されています。
かなり際どい逸話の多い彼女ですが、戦闘の逸話は皆無な彼女。
戦闘がメインのFGOでは、かなり不安なところです。
果たして本当に戦えるのでしょうか?
今回は、そんな「マタ・ハリ」についてまとめました。
「マタ・ハリ」ってなにもの?
女スパイとしては世界一著名な反面、日本における知名度はそこまで高くない「マタ・ハリ」。そんな「マタ・ハリ」の人となりについて、伝承とFGOの両面からざっくりと見ていきましょう。
史実における「マタ・ハリ」
19世紀の末から20世紀の初頭にかけて主にフランスで活躍した女スパイ。
本名は「マルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレ」と言い、広く知られた「マタ・ハリ」はダンサーとしての芸名です。
元々は裕福な家庭に生まれた彼女ですが、父親の事業失敗と共に一家は離散。
その後もさまざまな不幸に見舞われ20台の半ば頃には、ダンサー兼娼婦に身をやつしたとされています。
娼婦としての「マタ・ハリ」は、主に位の高い男性を相手にする高級娼婦。
また、その魅力で多くの男性を篭絡し、さまざまな情報を引き出した女スパイでもありました。
それほど重要なスパイでは無かった彼女ですが、フランス軍に拘束されると、軍の軍事的失敗の責を全て押し付けられる形で処刑され、その生涯を閉じることになります。
FGOにおける「マタ・ハリ」
煽情的な踊り子衣装を身に纏う十代後半と思しき美少女。
決して幸福な人生を送ったとは言えない彼女ですが、その性格は明るく朗らか。主人公に対しても好意的です。
しかし、女スパイとして名を馳せた手管はそのままで、相手が男性であれば容易く懐に入りこんでしまう魔性も秘めています。
キャラクエを見る限り以外にも母性も強いらしく、その手の趣味の男性から高い支持を集めているとも。
残念ながら、ストーリーへの登場はありませんが、イベントにはちょくちょく登場。
なかでも、2016年のバレンタインイベントでは、初心なモードレッドにとんでもないことを吹き込んでいました。
「マタ・ハリ」の性能
FPガチャからポンポン出る「マタ・ハリ」。ほとんどありがたみの無い彼女ですが、その性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アサシン レア:星1 所持カード:QQQAB
HP (初期/最大):1313/6565
ATK(初期/最大):977/5377
スキル
スキル1 「諜報」 CT:7
自身のスター発生率をアップ(3ターン)
スキル2 「フェロモン」 CT:8
敵全体【男性】に低確率で魅了付与(1ターン) & 敵全体の防御力ダウン(3ターン)
スキル3 「ダブルクロス」 CT:8
敵単体にスキル封印状態を付与(1ターン) & 敵単体の防御力ダウン(3ターン)
宝具
「陽の眼を持つ女(マタ・ハリ)」 属性:Arts
敵全体に中確率で魅了付与(1ターン)【Lv.1~】 & 攻撃力ダウン大(1ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉 & 防御力ダウン大(1ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉
雑感
星1レアのアサシン。戦闘に関する逸話が皆無なためか、本人も認める通り素の戦闘能力は低め。
とくにATKは、アサシンのクラス補正も手伝い数字以下の火力しか出ない残念仕様です。
おまけに、3枚あるQuickカードの性能が低く、他のアサシンのようなスター出しも期待できません。
彼女の真骨頂は、スキルと宝具による味方の支援にあります。
とくに防御デバフは、スキル「フェロモン」と「ダブルクロス」に宝具も加えて都合3種類もあり、全てが入った際は大幅な敵の弱体化を期待できます。
地味ながら、魅了付与も2種類あり、嵌ったときは2ターン敵の行動を阻害できるのもポイント。
使い勝手としてはアサシンと言うより、サポート型のキャスターに近いです。
「マタ・ハリ」の運用案
「マタ・ハリ」のおすすめの運用案をご紹介します。
運用案その① クリティカルパーティーのサポーター
3枚のQuickカードと豊富なデバフに目を付けた運用案。
クリティカルパーティーのサポーターは意外と少ないので、それなりに重宝します。
ただし、サブアタッカーとしてもサブ星出し係としても機能しない点は要注意です。
運用案その② 対男性用の秘密兵器
デバフだけではなく、2種類の魅了にも目を向けた運用案。
男性相手には高いポテンシャルがありますが、魅了の付与が確率付与なのが残念なところ。
幸いにしてNP効率は良好のため装備させられる礼装の幅は広いので、「レコードホルダー」や「愛の霊薬」などの礼装を装備させ付与率を底上げしておきましょう。
まとめ
アサシンとしては貴重な純粋デバッファー。
パーティーの火力を底上げできると言う点で、使いではそれなりにあります。
ただし、FGOではバッファーに強力なサーヴァントが揃っているので、あえて「マタ・ハリ」を育てる意味は薄いです。