FGOにおいて高レアリティのサーヴァントは、基本的に強く使い勝手の良い性能です。
では、無料で入手できる☆3以下のサーヴァントが無用なのかと言えばそうではありません。そもそも高レアサーヴァントは簡単に入手できないため、入手するまでは繋ぎ役として有用です。
また、一部のサーヴァントは汎用性に劣るものの一点に特化していたり、コストパフォーマンスが優れていたりと戦力が整ってきても育成するメリットがあります。
この記事では、恒常かつ無料で入手できる最高レアリティである☆3サーヴァント、アサシンクラスについて紹介したいと思います。
荊軻
HP:8293/ATK:7207
Quick3/Arts1/Buster1
クリティカルの瞬間火力に特化
初期から登場しているアサシンであり、実は女体化英雄の一人でもあります。
性能は、ほぼ全てのスキルがクリティカルに関連するもので、☆3アサシンでは高めのATKもあり瞬間火力に優れています。
スター集中効果のある”抑制”でスターを集め、”傍若無人”で強化されたQuickでクリティカルを狙うというのが理想的な流れです。
宝具『不還匕首』は敵単体に超強力な攻撃&中確率で即死&スター獲得の効果。
副効果のスター獲得は、荊軻とも噛み合っていますがデメリットのHP1000減少効果には注意。
HP1000以下の時に使用するとそのままま戦闘不能になり、相打ちになった場合は敗北判定となります。
ジキル&ハイド
HP:9675/ATK:6320
Quick2/Arts1/Buster2
戦闘中クラスが変化する唯一のサーヴァント
4章クリア報酬であり、戦闘中にクラスが変化する唯一のサーヴァントです。
宝具『密やかなる罪の遊戯』は使用すると、クラスがバーサーカーに変化&HP最大値アップ&HP全回復&Buster強化(永続)されます。
さらに、スキルの効果が大幅にアップし、バーサーカーのクラス相性も相まって非常に攻撃的なサーヴァントへと変化します。
ただし、難点も多く『バーサーカーになるため脆くなる』『スター集中度も変化するため”自己改造”はほぼ無意味』『変化後は宝具を使えない』ということが挙げられます。
そのため純粋なアサシンとは言い難い性能をしています。『アサシンも出来るバーサーカー』というのが近いかもしれません。
百貌のハサン
HP:9310/ATK:6686
Quick2/Arts2/Buster1
そつなくまとまった性能が使いやすい
呪腕と同じくハサンの名を持ちますが、こちらは『Zero』で登場したハサン。
スター発生率&NP獲得量をアップさせる”蔵知の司書”、強化解除と引き換えにHPを回復する”戦闘撤退”と癖のないスキルが揃います。
なかでも”専科百般”はBuster&Arts&Quickをそれぞれで確率で強化&確定で回避(1ターン)を付与するというもの。
カード強化は確率のため、何も強化されず終わる可能性もありますが、それを考えても強力なスキル。回避は確定付与のため無駄にはなりません。
宝具『妄想幻像』は敵単体に超強力な攻撃&クリティカル発生率ダウン。ヒット数が多いArts宝具のため”蔵知の司書”や”専科百般”と併用することで、多量のNPを回収できます。
全体的にそつなくまとまっていますが、火力がやや低いのが欠点。クリティカルや他サーヴァントで補いたいところです。
風魔小太郎
HP:8844/ATK:7091
Quick3/Arts1/Buster1
トップクラスのQuick性能が光る
イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』で登場、実装された忍者なアサシン。
特筆すべき性能は、Quickの性能の高さ。クイックブレイブチェインをすれば40個以上のスターを稼げるほどです。
☆3以下のサーヴァントでここまでスターを攻撃で稼げるサーヴァントは少ないため、クリティカル補助として非常に優秀です。
また、スキルも任意の味方に回避(1ターン)を付与する”忍術”と有用な物が揃い、耐久面も悪くありません。
難点は、Artsが1枚しか無くNP効率が悪いこと。意識してNPを溜めないと、なかなか宝具を使用できません。
アーツチェインや礼装などでフォローしたいところです。
静謐のハサン
HP:9310/ATK:6636
Quick1/Arts3/Buster1
再臨素材が最大の難点
呪腕、百貌に続く3人目のハサン。設定通り毒に関する宝具を持ちます。
スキル”変化(潜入特化)”は相手のチャージを1減らしクリティカル発生率をダウンさせます。
これで時間を稼ぎつつアーツチェインでNPを溜め、宝具を狙うというのが基本戦術です。
宝具『妄想毒身』は敵単体に毒付与&確率でスキル封印&確率で宝具封印&確率で即死&超強力な攻撃の効果。
デバフ成功率は”静寂の舞踏”の効果で引き上げられるため、比較的成功させやすいですが、外れる時は外れるため過信は禁物。
しかし、初心者的に問題となるのは性能よりも再臨素材。第3再臨から6章で入手できる素材が必要となるため、足止めを喰らいがちです。
そのため育成できる頃には他のアサシンが育ちきっているかもしれません。