6月15日より、『天魔御伽草子 鬼ヶ島』が復刻されました。
それに伴い聖晶石召喚では、イベントストーリーで鍵を握る「源 頼光」が久しぶりにピックアップされています。
なかなか復刻されなかったため、この日に歓喜している人も多いことでしょう。
今回は、そんな「源 頼光」の紹介になります。
リセマラランキングなどでも上位常連の彼女の性能は伊達ではないので、聖晶石に余裕のある人は狙ってみてはいかがでしょうか?
「源 頼光」ってなにもの?
「源 頼朝」や「足利尊氏」、「徳川家康」などの著名な源氏に比べると、「源 頼光」の知名度は低め。FGOではじめて知ったと言う人も少なくないはずです。そんな人のために、「源 頼光」の概要を、史実とFGO世界の両面からざっくりとまとめました。
史実における「源 頼光」
平安時代中期の武将にして、栄えある清和源氏3代目の棟梁。
当時、最盛を誇った藤原氏に臣従して勢力を拡大し、源氏の発展の礎を作った人物です。
そのため、武人でありながらも、貴族的な業績を数多く残しています。
一方、『今昔物語』や『宇治拾遺物語』などの講談の世界での頼光は、まさに伝説的な勇者。
金太郎として知られる「坂田 金時」をはじめとした「頼光四天王」を従え、「酒呑童子」や「鬼蜘蛛」などの怪異を討伐した武勇譚が語られています。
FGOにおける「源 頼光」
育ちの良さ故か、雅で穏やかな雰囲気を漂わせた女性。
最近は割と見るようになった、人の言葉を解し、意思疎通のできるバーサーカーの1人です。
一見すると良識人に見えますが、そこはやはり「凶化 EX」。
内面は母性愛と独占欲が肥大化したかなりエキセントリックな人物で、自分の愛と欲のためなら社会的道徳や倫理すら目に入らなくなり、暴走することもしばしば。
言葉は通じますが、話が通じないと言う、ある意味もっとも恐ろしいサーヴァントです。
FGOにおける初出はイベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』。
彼女の出生の秘密が物語のカギを握ることになります。気になる人は今すぐイベントを進めましょう。
「源 頼光」の性能
カルデアにやってきた「源 頼光」。 『平安時代最強の神秘殺し』と謳われたその性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:バーサーカー レア:星5 所持カード:QAABB
HP (初期/最大):1980/13500
ATK(初期/最大):1786/11556
スキル
スキル1 「無窮の武練」 CT:7
自身のスター集中度をアップ(3ターン)
スキル2 「魔力放出(雷)」 CT:8
自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)&回避状態を付与
スキル3 「神秘殺し」 CT:8
自身に【魔性】特攻状態を付与(3ターン)&【天】または【地】の力を持つサーヴァント(擬似サーヴァント、デミ・サーヴァントは除く)特攻状態を付与(3ターン)
宝具
「牛王招雷・天網恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい)」 属性:Buster
自身のスター発生率をアップ(1ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉+敵全体に強力な攻撃【Lv1~】
雑感
ステータス配分はバランス型。HPもATKも星5バーサーカーの中では中位に留まり、パッとしません。
その分と言うべきか、2枚あるAカードの性能が高く、NP効率もバーサーカーにしては良好。
宝具も比較的撃ちやすい部類でしょう。
肝心の宝具は、星5バーサーカー初となる全体攻撃。
あらゆるクラスの弱点を付ける上に、バフスキルが2種類もあるため、その火力には安定感があります。
加えて、ダメージ前に発動するスター発生率バフのおかげで大量のスターを稼いでくれるのもポイント。
稼いだ大量のスターも「無窮の武練」で有効活用できます。
総じて、宝具とスキルががっちりと噛み合った自己完結型のサーヴァントと言えるでしょう。
「源 頼光」の運用案
高いレベルで自己完結している「源 頼光」の運用案をご紹介します。
運用案その① パーティーのメインアタッカー
真っ先におすすめする運用案。
道中は高い攻撃力で雑魚を散らし、ボス戦は「魔力放出(雷)」と「神秘殺し」で底上げした宝具を叩き込み、次ターン「無窮の武練」からのクリティカル追撃で殲滅します。
大抵のステージを突破できるポテンシャルを有していますが、耐久に難があるので「マシュ」や「ゲオルギウス」などの盾で介護しましょう。
礼装は「カレイドスコープ」をはじめとしたNPチャージ系、もしくはクリティカルとBusterを同時強化できる「月の支配者」などがおすすめ。
「サマーミストレス」など両者のハイブリットも選択肢の1つです。
運用案その② 周回用のパーティー
全体宝具のバーサーカーと言うだけで、周回用パーティーに入る資格アリ。
まして頼光は素のATKが高いうえに、火力バフも兼ね備えているため、敵の撃ち漏らしが少ないです。
ただし、本人のNP効率こそ良好ですが、NP獲得スキルが無いので0からNPを溜めるのは難しめ。
礼装やその他サーヴァントでカバーしましょう。
また宝具演出が長く、動作も重めなのも地味ながら厄介ポイントです。
まとめ
宝具とスキルの抜群の噛み合わせが特徴の「源 頼光」。
コンセプトもスキルの使いどころもシンプルで分かりやすいので、単純に使いやすく、強いです。
性能的には文句なし、キャラクターとしてもばっちりなので、ぜひ狙いに行きたいサーヴァントの1人でしょう。