イベントのボスとして、現在すべてのユーザーからぼこぼこにされている「茨木童子」。
一方、聖晶石召喚においては、そんな彼女がピックアップされています。
今回のイベントで茨木ちゃんの魅力に気づいた人は、お迎えに挑戦してみてはいかがでしょうか?
いまなら親分にあたる「酒呑童子」もピックアップ中ですよ。
そんなわけで、ここではどこか小物臭漂う憎めない「茨木童子」をご紹介します。
「茨木童子」ってなにもの?
同じ童子としてなら、酒呑童子に食われている感のある彼女。実際、あまり知らない人も多いことでしょう。ここでは伝承とFGOの両面から、彼女にアプローチしていきます。
伝承における「茨木童子」
平安時代に京都で暴れまわった鬼の1人。一般的には「酒呑童子」の配下と伝わっています。
酒呑童子ともども悪逆非道を尽くしたため、「源 頼光」率いる四天王の襲撃を受けることになった一味。
頭目の「酒呑童子」はその襲撃で命を落としましたが、茨城童子だけは命からがら脱出に成功しました。
ところが、逃げ切ったと思ったのも束の間、今度は四天王の1人「渡辺 鋼」の襲撃にあい、片腕を切り落とされてしまいます。
それでも、しぶとく再び逃走し、更には片腕を取り戻すことにも成功。
しかし、その最期までは語られておらず、いずこかへ消え去ったと伝わっています。
FGOにおける「茨木童子」
かわいい見た目に反して尊大な話しぶりですが、素の彼女は小心な正直者。
偉そうに振舞っていても節々に素が出てしまっているので、どこか憎めない愛すべきキャラクターです。
そんな「茨木童子」は、イベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』にて盟友の「酒呑童子」と共に初登場。
はじめは強ボス感を漂わせていましたがだんだんとボロが出、最後には完全にメッキが剥がれてしまいます。
ストーリーにおいては第7章で名前だけの出演。
ギルガメッシュに召喚されたものの、同時に召喚された牛若の脅しにびびって出奔してしまったのだとか。
その後の顛末は、7章クリア後に明らかになります。
「茨木童子」の性能
反英霊としてカルデアに召喚された彼女の性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:バーサーカー レア:星4 所持カード:QABBB
HP (初期/最大):1752/10954
ATK(初期/最大):1606/9636
スキル
スキル1 「鬼種の魔」 CT:7
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&自身の宝具威力をアップ(3ターン)
スキル2 「仕切り直し」 CT:7
自分の弱体状態解除&自分のHPを回復
スキル3 「変化」 CT:7
自身の防御力を大アップ(1ターン)&自身の防御力をアップ(3ターン)
宝具
「羅生門大怨起(らしょうもんだいえんぎ)」 属性:Buster
敵単体に超強力な攻撃&強化状態を解除&防御力ダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>
雑感
カード構成はバーサーカーお馴染みのBuster3枚。
ただし、1枚ずつのQuick・Artsカードともに性能が高いので、バーサーカーにしてはNP効率が良好です。
スキルはやや守備寄りの万能型。
バーサーカーならではの耐久力の怪しさを、「変化」と「仕切り直し」である程度カバーできるので、パートナーを選ばない活躍を期待できます。
また、「鬼種の魔」で時には味方のサポートに回れるのもポイントでしょう。
宝具は超強力な単体宝具。
スキル「鬼種の魔」で底上げできるので、総合的な火力はかなり高め。
ただし、追加効果はダメージ後に計算される点だけは要注意です。
「茨木童子」の運用案
癖が無く、非常に使いやすいアタッカー。何も考えずに使っても十分に強いのですが、あえていくつか運用方を提案します。
運用案その① 宝具高速回転型のアタッカー
3ターン持続の「鬼種の魔」を最大限に活かす運用案。
「鬼種の魔」の効果中に宝具を2発以上撃つことを戦略の柱にパーティーを組みます。
パートナーには「孔明」や「マーリン」、「エレナ」などNPチャージスキル持ちかつ、Aカード主体のサーヴァントが適任。
礼装はNPアップ系がおすすめです。次点はNPチャージ礼装でしょうか。
幸いにして、茨木自体のNP効率は良好なのでサポート体制さえ整えてしまえば、割と安定して戦えますよ。
運用案その② パーティーのサポーター兼サブアタッカー
バーサーカーの癖にしぶとい茨木をサポーターとしてこき使う運用案。
「鬼種の魔」で味方にバフをかけられるほか、意外と星も出してくれます。
さらに欲しいときには自らで火力も出してくれるので、実際、非常に便利です。
クラスの関係で、自分で出した星を自分で吸えないのもポイント。
まとめ
茨城童子は恒常サーヴァントなので、あらゆる召喚でお迎えのチャンスがあります。
とは言え、確実にお迎えするなら、今を逃す手はありません。
性能的にも強力なので、狙ってみるのも悪くないですよ。
かわいいですしね!!