900万を記念して行われているピックアップ召喚もそろそろ終盤。
みなさんはお目当てのサーヴァントをお迎えできたでしょうか?
しかし、現実は1%の壁の前に砕け散り、3%で溜飲を下げることにした人も多いはず。
今回は、そんなみさなんのために、ピックアップされている星4サーヴァント「ゴルゴーン」をざっくりとご紹介します。
使ってみると意外と強いですよ!!
「ゴルゴーン」ってなにもの?
神話にそれほど詳しくない人でも聞いたことのある名前かと思います。ここでは、そんなゴルゴーンについて、神話とFGOの両面からアプローチしました。
神話における「ゴルゴーン」
ギリシャ神話に伝わる女形の怪物。
「ステンノ」、「エウリュアレ」、「メドゥーサ」からなる「ゴルゴーン3姉妹」を指すこともありますが、とくに日本では3女「メドゥーサ」単体を指すことが多いです。
三姉妹の中でもとくに美しいとされた「メドゥーサ」。
しかし、自身の美貌への驕りから神の不興を買い、醜い化け物に姿を変えられてしまいました。
姉二人は、その神の所業に抗議したがために醜い怪物の姿に変えられたとも、妹の安寧を願って彼女の不死性を奪ったともされています。
いずれにせよ、3姉妹の中で唯一メドゥーサだけが不死ではありませんでした。
そのため、怪物として、勇者「ペルセウスに」討伐されてしまいます。
FGOにおける「ゴルゴーン」
神々に呪われたメドゥーサの成れの果て。
人格は完全に崩壊し、愛する姉二人すらも飲み込んでしまった哀しき怪物です。
ただし、カルデアに召喚されたゴルゴーンは怪物に成り果てる寸前の姿のため、まだ辛うじてメドゥーサの人格を残しています。
なお、マイルーム会話での内容から、姉二人への苦手意識もそのままの模様。
ストーリーに登場したのは、第7章。
敵の首魁かと思いきや、色々あってそんなことも無く、最期は自らの復讐と嘯きながら、主人公のために命を張りさえします。
丁寧に積み重ねられた描写の上での勇姿だったので、グッと来た人も多いのではないでしょうか?
「ゴルゴーン」の性能
カルデアに召喚された彼女の性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アヴェンジャー レア:星4 所持カード:QAABB
HP (初期/最大):1631/10197
ATK(初期/最大):1784/10706
スキル
スキル1 「怪力」 CT:7
自身の攻撃力大アップ(1ターン)
スキル2 「変転の魔」 CT:9
自身にガッツ状態を付与(1回)&クリティカル威力をアップ(3ターン)
スキル3 「魔眼」 CT:8
敵単体を確率で行動不能状態にする
宝具
「強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)」 属性:Buster
敵全体に強力な攻撃【Lv.1~】&呪い状態を付与(5ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉+味方全体のNPを増やす
雑感
希少な星4アヴェンジャー。
超攻撃型のステータス配分で、ATK値はなんと星4最高値を誇ります。
その攻撃力を、ムーンキャスターを除くあらゆるクラスに等倍以上で叩き込めるのがゴルゴーンの強み。
反面、HPは星4下位なので、耐久面はあまり期待できません
。
攻撃的なステータスに対し、スキルは攻守バランスが取れています。
「魔眼」敵を妨害しつつ、「怪力」で火力をあげ、「変転の魔」で爆発力を強化するスキル構成は使いどころが分かりやすく、しかも使いやすいです。
「変転の魔」のガッツ効果も、耐久が不安なゴルゴーンの保険として働きます。
宝具は呪い付きの全体宝具。火力はやや控えめですが、味方全体のNPを増やす追加効果が地味に優秀です。
本人のNP効率が良好で回転も悪くないため、積極的に解放し、味方支援に繋げていけます。
「ゴルゴーン」の運用案
何でもできる反面、中途半端にもなりやすいゴルゴーン。ここではおすすめの運用方を提案します。
運用案その① クリティカルパーティーのアタッカー
「変転の魔」を活かしてメインアタッカーとして扱う運用案。
素の攻撃力が高く、範囲も広いので汎用的に使うことができます。
条件を整えてやれば、通常攻撃で数万単位のダメージを叩き出すことも容易でしょう。
ただし、ゴルゴーン本人のスター集中率はかなり低めなのは要注意。
スター集中スキルも無く、そのままではせっかくのスターを回収できないので、「封印指定執行者」や「熱砂の語らい」などの概念礼装でカバーしたいところです。
運用案その② パーティーのサブアタッカー
メインアタッカーとして使いこなせない人におすすめの運用案。
HIT数が多い攻撃でスターを生み出しつつ、高回転の宝具で味方のNP補助も並行していきます。
自慢の攻撃力も生かせますが、せっかくのクリティカル威力バフを有効に扱えないのが少々勿体ないです。
運用案その③ 宝具の一発花火
初っ端に宝具を開放し、すぐに退場いただく運用案。
火力が控えめの全体宝具でも、たいていのクエストのWave1を蹴散らすには十分ですし、何より味方全体のNPを増やす追加効果が優秀です。
反面、ゴルゴーンにはNPチャージスキルが無いので、「カレイドスコープ」をはじめとした初期高NPチャージ礼装や「孔明」「マーリン」などの味方にNPを分配できるサーヴァントが必須なのが玉に瑕。
まとめ
優秀なクラスと持ち前の攻撃力の高さから、あらゆるパーティーで一定の活躍をしてくれる便利なサーヴァント。
しかし、それ以上の活躍をしてもらうには、少々戦略を練る必要があるようです。
7章での彼女の勇姿に胸を打たれた人は、ぜひ育ててあげてください。
少なくとも、育てて損になるようなサーヴァントではないですよ。