FGOが目出度く900万ダウンロードを突破しました。
それを記念してさまざまなイベントが開催されていますが、こと召喚においても限定ピックアップが展開されています。
目玉は年末以来の登場となる「イシュタル」。
年末に敗戦を喫したマスターの中には、今度こそはと背水の陣を敷いている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
一方、その裏では、ひっそりと星3概念礼装の一部がリニューアルされています。
イシュタルに比べると何とも地味ですが、今回はその地味な星3概念礼装の紹介になります。
「瓦礫の聖堂」
一発目は、「瓦礫の聖堂」。使おうと思えば使える性能の概念礼装です。
基本性能
HP (初期/最大):100/500
ATK (初期/最大):160/800
スキル :自身に【男性】特防状態を15%付与する。
雑感
ステータス配分は、ややATKよりのバランス型。誰に装備させてもそれなりに有用ですが、数値自体は低いので信頼には及びません。
一方、スキルは【男性】特防。性能的には星4の「マグダラ聖骸布」の下位互換です。
サーヴァントから雑魚エネミーに至るまで【男性】持ちの数は多いので、それなりに使い道はあるかもしれません。
条件反射で売ってしまっても問題ないですが、1枚くらいは残しておいても良いでしょう。
相性の良いサーヴァント
誰と組ませてもそれなりに機能する汎用性をもつ概念礼装ですが、あえて言えば「ゲオルギウス」や「マシュ」などの盾サーヴァントにおすすめ。
また「エウリュアレ」に装備させて低コストの対男性決戦兵器に仕立て上げるのも一興です。
小ネタ
イラストのオルガンは『Fate/hollow ataraxia』において、カレンが弾いていたもの。
そしてカレンの魔術礼装が「マグダラ聖骸布」。
なんでも男性の取り扱いに一家言のある女性らしいですよ。
「アトラス院」
続く礼装は、「アトラス院」。シンプルで使いやすい概念礼装です。
基本性能
HP (初期/最大):0/0
ATK (初期/最大):200/1000
スキル :自身のArtsカードの宝具の威力を15%アップする。
雑感
スキルは、汎用性抜群のArts宝具バフ。言うまでもなく、Arts宝具持ちサーヴァントと好相性です。
ATKに全振りしたステータスも、そのスキルにピタリとはまります。
ただし、バフの効果が宝具のみな点は要注意。Arts宝具持ち以外には、完全に意味の無い礼装です。
また、Arts宝具持ちであっても宝具でダメージを与えられないサーヴァントにも無意味です。
相性の良いサーヴァント
Arts宝具持ちのサーヴァントなら大抵と噛み合います。
なかでも素のNP効率が良好な「ネロ・ブライド」や「クロエ」、NP獲得スキル持ちの「メディア」などの、初期NPチャージが無くても宝具を打ちやすいサーヴァントがおすすめ。
反対に、Arts宝具であってもダメージ判定の無い「マシュ」や「孔明」などには装備させても意味がありません。
小ネタ
イラストはおそらく「疑似霊子演算装置トライヘルメス」。FGOでも第6章に登場したアトラス院が誇る最高の記録媒体。でも星3。アトラス院ェ。。。
「まるごしシンジ君」
最後に紹介する礼装は、「まるごしシンジ君」。古参プレイヤーの中には拒絶感を覚える人がいるかもしれない礼装です。
基本性能
HP (初期/最大):300/1500
ATK (初期/最大):0/0
スキル :自身の防御弱体耐性を25%アップする。
雑感
スキルは耐久寄りで、ステータス配分はHP全振りと、なかなかに噛み合った性能。
しかし、肝心のスキルが腐っています。
ゲーム黎明期ならともかく、状態解除スキルを持つサーヴァントが増えてきた現状においては、ほとんど使い道は無いでしょう。
即、マナプリに変えてしまっても問題ありません。
相性の良いサーヴァント
誰に装備させても大して役には立ちません。
それでも、敢えて相性の良いサーヴァントを上げるならデバフが致命傷になりかねないバーサーカークラスのサーヴァントでしょうか。
とは言え、確実にデバフを回避できる類の礼装ではないので過信は禁物です。
小ネタ
イラストの元ネタは『Fate/EXTRA-CCC』に登場したフリーソフト「まるごしシンジくん」。
外見はアレですが性能はピカイチで、劇中では主人公最大のピンチを救いました。
その活躍が評価されてか、主人公からは戦友(?)の1人に数えられています。
まとめ
時折、使えるものが割り込むこともある星3概念礼装ですが、今回はどれもイマイチ。
唯一、可能性があるのは「アトラス院」だけです。
そのアトラス院にしても、上位互換の礼装が星4・星5にゴロゴロしているので、わざわざ使うことも無いでしょう。
サクッとマナプリズムに代えて、来月のダ・ヴィンチちゃんショップに備えた方が賢明かと思われます。