ナーサリー・ライムは、『CCC』の前作に当たる『EXTRA』に登場したサーヴァントです。
少女らしい愛らしさと残酷さが同居した不思議な可愛さを持つ彼女は、FGOでは☆4キャスターとして実装されました。
キャスターとしては異質とも言える性能を持つ彼女について解説したいと思います。
第1再臨では本ですが、第2再臨から可愛い少女になるのでご安心を
ステータスとコマンドカード
まずは、基本となるステータスとコマンドカードについて解説します。
ステータス
☆4キャスター
最大レベル:80
最大HP:11,882/最大ATK:8,629
クラススキル
陣地作成 A
自身のArtsカード性能をアップ
コマンドカード
Quick1枚/Arts3枚/Buster1枚
キャスターらしいArts3枚のカード構成です。Arts単体でのNP獲得量はそれほど多くないため、クリティカルやアーツチェインで補いましょう。
Quickは、1枚ながらそれなりにスターを獲得できます。最後尾に置くと効率よくスターを稼げるでしょう。
ナーサリー・ライムのスキル
次にスキルを解説します。
自己改造 A:CT7
自身のクリティカル威力アップ(3ターン)&自身のスター集中度アップ(3ターン)
キャスターでは非常に珍しいスター集中度アップとクリティカル威力アップを付与する自己バフ。ナーサリー・ライムを他キャスターと差別化する上で最重要となるスキルです。
攻撃力に欠ける、スター集中度が低いというキャスターの欠点をカバーしつつ、クリティカル発生によるNP獲得量倍増というブーストを行うことが出来ます。
しかし、ナーサリー・ライム単独では十分なスターを得られないため、他サーヴァントからのサポートは必須です。
ナーサリー・ライムが「サポートするキャスター」ではなくサポートされるキャスターというのを象徴するスキルです。
変化 A+:CT7
自身の防御力を大アップ(1ターン)&自身の防御力をアップ(3ターン)&自身の弱体耐性をアップ(3ターン)
防御力大アップが付与される1ターンの間は、かなりのダメージを軽減することができます。以降2ターンも結構なダメージを軽減できるため、道中からボス戦の事故防止に有効です。
“一方その頃”のHP回復効果と合わせることで、耐久面も安定しますが過信は禁物。
一方その頃 A:CT8
自身のNPを増やす(20~40)&HPを回復(1000~2000)&弱体状態を解除
NP増加、HP回復、弱体解除と便利な効果がひとまとめになったスキル。
NP増加効果は20~40と高めで、宝具の回転率アップに寄与してくれます。
HP回復効果は1000~2000とそれなりと言ったところ。しかし、”変化”でダメージを抑えられることを考えると実質的な回復量は高いとも考えられます。
スキルレベル上昇でNP増加効果がアップするため、出来ればあげたいスキルです。”自己改造”とどちらを優先するかは、戦力と素材で相談しましょう。
ナーサリー・ライムの宝具『誰かの為の物語』
次に宝具を紹介します。
性能と効果
敵全体に強力な攻撃&確率でチャージ減少&防御力をダウン(3ターン)
オーバーチャージすることで、チャージ減少確率がアップします。
幕間の物語をクリアすることで、宝具の基本威力がアップします。
便利な効果が二つもある優秀な宝具
チャージ減少効果はそれなりの確率で発生するため、チャージゲージの短いアサシンには有効です。ただし、チャージが減少した結果回避スキルが無駄になった…なんてことがないように気をつけましょう。
防御力ダウンの効果は、3ターン持続するため後続のダメージアップに貢献します。単体の敵にも有効なのは嬉しいところ。
もちろん全体攻撃宝具という点から、道中の露払いにも向いています。状況に合わせて使っていきましょう。
相性のいいサーヴァント・礼装
“自己改造”を活かすためにも、スター生産が得意なサーヴァントは必須です。
礼装は、Artsかクリティカルを強化できるものがいいでしょう。
エリザベート[ハロウィン]:☆4キャスター
スキル”無辜の怪物”により毎ターンスターを獲得することができます。
Arts3枚のため、アーツチェインが組みやすく宝具を使いやすくなるというのもメリットです。
ギルガメッシュ[キャスター]:☆4キャスター
こちらはスキル”王の帰還”により、通常攻撃でスターを獲得するタイプです。味方全体に付与されるため、ナーサリー・ライム自身でもある程度スターを獲得できるようになります。
“カリスマ”で攻撃バフ、”魔杖の支配者”でArtsバフを付与できるため、クリティカル時の威力を更にアップさせることが出来ます。
スター生産の安定度をアップさせるなら、”2030年の欠片”などスター獲得礼装を装備させるといいでしょう。
騎士の矜持:☆4礼装
自身のクリティカル威力を40[50]%アップ&防御力を20%ダウン【デメリット】
クリティカル威力を更にアップさせます。デメリットの防御力ダウンも”変化”で補うことができます。
デメリットが気になる場合は”もう一つの結末”がオススメです。
まとめ:異色のクリティカルアタッカー幼女
味方のサポート必須という独特の性能を持つため、戦力が整わないうちは使いづらいサーヴァントかもしれません。
しかし、積極的にクリティカルを狙えるキャスターというオンリーワンの性能を持つため、育てる価値は十分にあると思います。