現在開催中のCCCコラボイベントの原作である『EXTRA』から登場した玉藻の前。
Artsを中心としたパーティ構成には欠かせないサーヴァントとして登場時から一定の評価を得ていました。
現在では、Arts宝具のサーヴァントが増えたことや、CCCイベントで入手出来るBBとの相性の良さからさらに評価が上がっています。
この記事では、何故玉藻の前がArtsメインのパーティで活躍するのかを性能と共に解説したいと思います。
ステータスとコマンドカード
まずは、基本となるステータスとコマンドカードについて解説します。
ステータス
☆5キャスター
最大レベル:90
最大HP14,259:/最大ATK:10,546
キャスターらしくHPが高く、ATKは低めのステータスです。
クラススキル
陣地作成 C
自身のArtsカード性能を少しアップ
神性 A
自身に与ダメージプラス状態を付与
コマンドカード
Quick1枚/Arts3枚/Buster1枚
Arts枚数こそ多いですが、Arts1枚でのNP獲得量はそこまで多くはなく、QuickとEXでのNP獲得量も低い部類です。
そのためNPを獲得したい場合は積極的にアーツチェインを行いましょう。
玉藻の前のスキル
次にスキルを解説します。
呪術 EX:CT7
敵単体のチャージを高確率で減らす
敵のチャージを1減らす遅延系スキルです。
スキルレベル1でもかなりの確率で成功しますが、LV10では確実にチャージを減らすことが出来ます。
SLを上げることでCTが短縮され、宝具効果でさらに短縮できることを考えると、LV10を目指すメリットは大きいといえます。
変化 A:CT7
自身の防御力をアップ(3ターン)&防御力を大アップ(1ターン)
3ターン持続する防御アップと1ターン限りですが高倍率の防御アップを付与します。
使用したターンは目に見えてダメージを軽減できるため、他の防御アップと併用することで宝具すら耐えることが出来ます。
こちらも最短CT5のため、宝具でCT短縮してやると途切れること無く防御アップを付与することができます。
狐の嫁入り EX:CT7
味方単体のArtsカード性能アップ(3ターン)&HPを回復(1000~2500)
味方単体のArtsカード性能をアップさせる貴重なスキルで、玉藻の前を使用する大きなメリットの一つです。
効果的には”魔力放出”のArts版ですが、効果ターンが3ターンと長く後の攻撃にも活かしやすい点が強力です。ダメージが上昇するだけなく、NP獲得量もアップするためカード配布次第では、一気にNPを回収し宝具を連発することも可能です。
自身に使用しNP獲得量の底上げを狙う、アタッカーに使用し大ダメージを狙う…と状況に応じて臨機応変に使用できる便利なスキルです。
幕間の物語をクリアすることでHP回復効果が追加され、さらに使い勝手がよくなります。
玉藻の前宝具『水天日光天照八野鎮石』
次に宝具を紹介します。
性能と効果
味方全体のスキルチャージを1進める&HPを回復&NPを増やす
NPを増やす効果は、オーバーチャージで効果がアップします。
幕間の物語をクリアすることで、HP回復効果が1000アップします。
NP付与とスキルチャージ短縮を行える唯一無二の宝具y
スキルチャージを1進めるというユニークな効果は、戦闘面で大きなアドバンテージを得ることができます。
バフスキルであれば途切れなく付与し続けることが可能になり、HP回復スキルは回転率が増し生存力が大きくアップします。
“呪術”など遅延系スキルの再使用も短縮されるため、味方の遅延系スキルをフルに使用することで、敵に一切宝具を使用させず倒すことも可能です。
もう一つの効果であるNPを増やす効果も強力。宝具を使用して得たNPで再使用がしやすくなり、それによってさらに再使用が容易に…とサイクルを造りやすくなります。
また、NP付与効果はオーバーチャージに応じて25~50のNPを増やすことが出来るため、宝具チェインの際は玉藻の前を最後尾に置きましょう。
相性のいいサーヴァント・礼装
サポーターのためArtsメインのサーヴァントであれば誰でも相性がいいです。
礼装は、味方のサポートを出来るものかArtsを強化するもの、NP獲得量を増やすものがいいでしょう。
諸葛孔明:☆5キャスター
言わずと知れたサポーターサーヴァントの最高峰であり過労死筆頭。
Arts3枚のためアーツチェインが組みやすく、3つのスキル全てが強力なためCT短縮のメリットが非常に大きいです。
全てのスキルでNPを増やすことが出来るため、一度回転し始めれば数ターンに一度のペースで宝具を使用できるようになり、圧倒的な耐久性能を発揮できます。
難点は、デバフ宝具のためダメージソースに欠ける点。一人はアタッカーを編成するといいでしょう。
マシュ・キリエライト:☆4シールダー
全マスターが所持する現在唯一のシールダー。
Artsが2+1枚のためアーツチェインが組みやすく、玉藻の前がサポートすることで宝具を連発できるようになり、大量の防御バフと攻撃バフを重ねることができます。
ダメージが僅かに抑えられるため『水天日光天照八野鎮石』の回復効果だけでリカバリーが容易になり、全体攻撃を行う大型エネミーに対し有利に戦うことができます。
CT短縮によって”誉れ高き雪花の壁”を短間隔で使用できるのも大きなメリット。
難点は、孔明と同じくダメージソースに欠ける点。
BB:☆4ムーンキャンサー
現在開催中のCCCイベントで入手できる配布サーヴァント。
Arts2+1枚のカード構成、最短CT4の回復スキル、高確率のスタンスキル、クリティカル威力&スター集中度アップ、Arts単体攻撃宝具…と玉藻の前とガッチリ噛み合う性能となっています。
とくに宝具は、敵単体に大ダメージ+味方全体のNPを増やすというダメージソースとしても宝具回転の潤滑油としても破格の性能。今まで足りなかったダメージを補いつつ、さらに宝具を回しやすくなります。
マシュ+BB+フレンド玉藻の前は、無課金でも可能な耐久編成です。アヴェンジャーやビーストなど弱点の少ない敵や、全体攻撃を行う大型エネミーに対して特に有効です。
まとめ:味方がいてこそ輝く良妻狐
玉藻の前だけではダメージソースに欠けるため、戦力の少ない初心者には扱いづらいサーヴァントですが、戦力が充実するにつれて便利さがわかってきます。
入手出来たマスターは、大切に育ててあげましょう。