今回のピックアップ召喚の目玉中の目玉、英雄王「ギルガメッシュ」。
彼を目指して夢折られた人も多いことでしょう。
中には金演出からアーチャーと期待を高めたのにオチがエミヤだったと言う、悲劇を味わった人もいるのではないでしょうか?
しかし、悲観することはありません。エミヤは十分に強いサーヴァントだからです。
それを証明するために、今回はエミヤの強さをその魅力と共にご紹介します。
エミヤとは何者か?
Fate作品にはほとんどと言って良いほど出張してくるエミヤ。彼はどういった英雄だったのでしょうか? ざっくりと見ていきましょう。
史実におけるエミヤ
史実の人物ではありません。完全なるオリジナルキャラクターです。
Fate世界におけるエミヤ
本名は「衛宮四郎」。正義の味方に憧れた『Fate/stay night』の主人公の成れの果てです。
初出の『Fate/stay night』では、遠坂凛のサーヴァントとして召喚。
他サーヴァントと激戦を繰り広げつつ、執拗に主人公の「衛宮四郎」を付け狙う危ない英霊でした。
世の中の酸いも甘いも味わった末に英雄に上り詰めたエミヤには、若き自分の甘い考えが許せなかったようです。
『Fate/EXTRA』にも登場。ただし、真名は「衛宮四郎」ではなく「無銘」。つまり限りなく本人に近い別人でした。
FGOにおけるエミヤ
ストーリーの序章で登場。2004年の冬木において既に黒化しており、その状態でセイバーオルタを守り続けていました。
セイバーオルタを倒そうとする主人公と敵対し、最終的に敗北、消滅していきます。
アニメスペシャルでは、クー・フーリン(術)のルーン魔術の前にやはり敗れています。
エミヤ
『Fate stay/night』から息の長い活躍を見せるエミヤ。新参古参問わず人気の高い彼の性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アーチャー レア:星4 所有カード:QAAAB
HP (初期/最大):1843/11521
ATK(初期/最大):1566/9398
スキル
スキル1 「心眼(真)」 CT:8
自身に回避状態を付与(1ターン)&自身の防御力をアップ(3ターン)
スキル2 「千里眼」 → 「鷹の目」(スキル強化) CT:8
自身のスター発生率をアップ(3ターン) → 自身のスター発生率をアップ(3ターン)&自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)
スキル3 「魔術」 → 「投影魔術」(スキル強化) CT:7
自身のArtsカードの性能をアップ(1ターン) → 自身のArtsカードの性能をアップ(1ターン)&自身のQuickカードの性能をアップ(1ターン)&自身のBusterカードの性能をアップ(1ターン)
宝具
「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」 属性:Buster
敵全体に強力な防御力無視攻撃【Lv.1~】&敵全体の攻撃力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉
雑感
バランス型のステータスのサーヴァント。
人気も知名度も高く、実装当時は期待を集めていましたが、蓋を開けてみれば、スキルと宝具の噛み合わせが絶望的に悪く、使い辛さだけが先立つ残念性能でした。
しかし、Fate屈指の人気キャラクターがこの体たらくでは不味いと思ったのか、度重なる強化がなされることに。
結果として、スキルもまとまり明らかに使いやすくなりました。
むしろ高い自己完結力も獲得したため、現在は星4全体でもトップクラスのサーヴァントに成り上がってさえいます。
反面、エミヤが本領を発揮するのは、最終再臨まで行ったうえ強化クエストを複数回クリアしてから。完全な大器晩成型サーヴァントなので、入手して即大活躍はさせにくいです。
エミヤの運用案
度重なる強化の果てに、星4屈指の教キャラの座に収まったエミヤ。その運用案をいくつかご紹介します。
クリティカルアタッカー
スキル「鷹の目」を駆使したクリティカルアタッカーとしての運用方。
多段ヒットの全体宝具と合わせることで一人で相当数のスターを稼ぐことができるので、スターを出しつつ殴れる高いレベルの自己完結が強みです。
Artsパーティーのアタッカー
エミヤの所持カードにArtsが3枚あることを活かして、Artsパーティーに組み込む運用方。
エミヤのスター出しの起点が宝具なので、Artsチェインで宝具が打ちやすくなるArtsパーティーでの運用も非常に有効です。
まとめ
何度もテコ入れがなされ、もはや原型を留めていませんが、その分だけ確実に強くなりました。
その実力は、かの英雄王「ギルガメッシュ」に引けをとるものではありません。
そもそも原作でも、エミヤは対ギルに有利なのです。
だから、「ギルガメッシュ」が引けなかったからと落ち込まず、手持ちのエミヤを育ててあげてください。
私は大切に育てるつもりです。