紙のような耐久は問題ですが、あらゆるクラスに対して高火力を誇るバーサーカー。耐久よりも火力が要求される現在の環境において、高レアリティのバーサーカーはほとんど「当たり」です。チュートリアルの10連で召喚可能な2人も、その例外ではありません。今回はその2人を見ていきましょう。
タマモキャット
最初の10連で召喚可能なバーサーカーのうちの1人。タマモキャットの性能を見てみましょう。
ステータス
クラス:バーサーカー レア:星4 所持カード:QABBB
HP (初期/最大):1833/11458
ATK(初期/最大):1504/9026
スキル
スキル1 「怪力」 CT:7
自身の攻撃力をアップ(2ターン)
スキル2 「呪術」 CT:7
敵単体のチャージを低確率で減らす
スキル3 「変化」 CT:7
自身の防御力をアップ(3ターン)
宝具
「燦々日光午睡宮酒池肉林(さんさんにっこうひるやすみしゅちにくりん)」
敵全体に強力な攻撃【Lv1~】+自身に毎ターンHP回復付与(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&スタン付与(2ターン)【デメリット】
雑感
玉藻の前が切り離した尻尾のひとつが英霊化した存在。当の玉藻本人より純粋で、女子力も高め。言葉遣いがやや独特なのが玉に瑕ですが、意思疎通ができないほど破綻してはいません。イベントや幕間において垣間見せる、尽くす系の片りんもグッドです。
そんなタマモキャットのステータスは星4バーサーカー最高のHPと最低のATKと言うバーサーカーとしてはよろしくない配分。しかし、そんなことが気にならないくらい使いやすい、おすすめのサーヴァントです。
まず、バーサーカーの長所の火力を「怪力」で伸ばしつつ、短所の紙耐久は「変化」でカバーすると言うスキルのコンセプトが優秀。また、敵のチャージターンを減少させる「呪術」も地味ながら強力です。
2ターンスタンのデメリットこそ強烈ですが、「怪力」と合わせた宝具火力は雑魚を散らすには十二分。付随するHP回復も回復量が多いので、宝具を契機にピンチから立て直すことも十分に可能です。
反面、タマモキャットのNP効率は劣悪。礼装でNPの補助は必須と言っても良いでしょう。また、バーサーカーの常として攻撃が集中するとあっさり落ちてしまうのも注意事項です。
全体宝具持ちのバーサーカーは、周回のお供に最適なので、いつになっても需要があります。運よく召喚できた人は大切に育ててあげましょう。いじらしく尽くしてくれますよ。
ヘラクレス
星4最強とも言われるヘラクレス。その実力はいかほどの物なのでしょうか?
ステータス
クラス:バーサーカー レア:星4 所持カード:QABBB
HP (初期/最大):1652/10327
ATK(初期/最大):1775/10655
スキル
スキル1 「勇猛」 CT:7
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&自身の精神異常耐性をアップ(3ターン)
スキル2 「心眼(偽)」 CT:8
自身に回避状態を付与(1ターン)&自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)
スキル3 「戦闘続行」 CT:9
自身にガッツ状態を付与(5ターン)
宝具
「射殺す百頭(ナインライブズ)」 属性:Buster
敵単体に超強力な攻撃【Lv.1~】&敵単体の防御力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉
雑感
言わずと知れたギリシャ神話最大最強の大英雄。原作ではイリヤのサーヴァントとして登場し、その圧倒的な力を武器に、幾度となく立ちふさがることになります。
卓越した技量も脅威でしたが、何より12回殺されないと死なないと言う宝具「12の試練」が凶悪でした。ただ、幸か不幸か、FGOには持ってこなかったようです。
しかし、12の試練など無くとも、ヘラクレスは大英雄の名に恥じることない高性能。隙らしい隙は見当たりません。
とくに、スキルは非の打ちどころがないくらい優秀。自慢の攻撃は「勇猛」で更なる底上げが可能ですし、「心眼(偽)」と「戦闘続行」のおかげでバーサーカーの弱点である紙耐久も気になりません。継戦能力が異常に高く、とくに殿に置いたときの安定感は特筆に値します。
欠点らしい欠点は、NP効率の悪さくらいでしょう。しかし、それも概念礼装で補うことが可能です。総じて、文句なしに星4サーヴァント最強の一角。運良く召喚できたら、育てて間違いない大当たりサーヴァントです。
まとめ
バーサーカーの2人は文句なしに当たりサーヴァント。最初から最後まで安心して使えるので、最優先で育てるのをおすすめします。
とくにヘラクレスの強さは破格。初心者には先の話ですが、レベルキャップを開放するレアアイテム「聖杯」を、並み居る星5サーヴァントを押しのけてまで候補にも入るサーヴァントのひとりです。